ENO(イーノ)のチェアはまるでハンモックのような座り心地！

イーノは1999年に設立されたアメリカのブランドです。創設者はピーターとポールという兄弟で、窮屈な社会から抜け出して、創造性を刺激しリラックスしたライフスタイルを貫くために起業。その手始めとしてバンで旅をしながらミュージックフェスやイベントでハンモックを売り出しました。 自分たちと似たようなインスピレーションを持つ人々に、快適なハンモックを送りたい。そのポリシーは大企業となった今でも受け継がれ多様なアウトドアアイテムに反映されています。今回紹介するDL・SLの2タイプのチェアも、イーノのハンモックの快適さを受け継いだリラックスできるギアです。

ハンモックで定評のあるメーカーがイスをつくるとこうなる、という特徴的なチェア。珍しいだけでなく、座り心地の快適さ、またアウトドアで使用するうえでの便利さなど、その魅力を解説します。

通常のイスは固定された座面がありますが、イーノの座面(背もたれと一体型)はフレームからつり下げられた、まるでハンモックのような特徴的な形状。頭からお尻までを包み込むような、最高のリラックスを体感できます。体重の負荷はお尻だけに集中せず、背面全体に分散されるので、長時間座ってもお尻が痛くなりません。快適なハンモックを作り続けてきたイーノのこだわりを、このチェアでも存分に味わえます。

頭を置くヘッドレストと肘を置くアームレスト部分には、モコモコとした柔らかいクッション材が配置されています。このクッション材が絶妙に気持ち良く、チェア本体の快適さを倍増。ついつい居眠りしてしまう心地良さです。

DLチェアは脚の高さを切り替えられる2WAY仕様です。食事や読書をする場合は高く、日光浴や昼寝をする場合は低くするのがおすすめ。切り替えの方法も簡単で、ハイ仕様では折り込まれた脚のフレームを伸ばすだけ、ロウでは逆に伸ばした脚を折りたたむだけです。

DL・SLどちらにも両サイドに小物収納に便利なカーゴポケットが付属していますが、DLタイプにはさらに右側にカップホルダーも付属しています。500mLのペットボトルがゆったりと入るサイズ感で、別途小物入れとして使うのもありです。本体一体型なのでホルダーを紛失する心配もありません。

組み立ては簡単で、ショックコードで繋がったポールを伸ばして基礎部を作り、背面側に2本の長いポールを、脚側に2本の短いポールをはめ込めばフレーム部が完成。縦に伸びたフレームの先端に本体のそれぞれ4スミを引っかければできあがりです。直感で組み立てられ、初心者でも3分ほどで設置できる手軽さ。 バラバラにして折りたたむと、18×58cmの専用収納バッグにコンパクトにおさまります。重量2.1kgと持ち運ぶのに苦労のない重さなので、キャンプやフェスなどへの持ち込みも楽です。

DLより軽量でコンパクトなSLタイプ。ちょっとした違いや、SLだけにある特徴も紹介します。

背中の当たる背面部からお尻の乗る座面部が通気性抜群のメッシュ仕様。汗や蒸れが気になる夏のキャンプやピクニックでの使用に最適です。

SLタイプはDLタイプと比べ、軽量でコンパクトなのが特徴。DLと同じ113kgの耐荷重設計でありながら重量は1.6kgと3割ほどの軽量化に成功しています！高さはロースタイルのみで切り替えはなく、カップホルダーがないなどの違いはありますが、快適な座り心地はお墨付き。価格もDLタイプより3割ほど安いので、エントリーモデルとして使ってみるのもありです。

上記で少し触れましたが、SLタイプにはカップホルダーが付属していません。しかし両サイドのカーゴポケットを使えば、ペットボトルやドリンクホルダーがしっかりとおさまるので問題なし。愛読書なども収納して、至福のリラックスタイムを満喫してください。

DLとSLの2タイプがあるイーノのチェア。表も参考に、それぞれのチェアの機能や特徴をチェックしましょう。

現在、イーノの公式店舗は日本にありませんが、アウトドアショップやセレクトショップなどで取り扱っている店舗もあります。見つけたら迷わず手に取ってみましょう！ また、公式の実店舗はありませんが公式のオンラインサイトがあります。通販での購入が可能ですので、ぜひチェックしてみましょう！ 公式オンラインサイトはこちら：イーノ

イーノのチェアでしか味わえない極上の座り心地は座った人にしかわかりません。ぜひゲットして、キャンプでの休憩や自宅でのリラックスタイムに、イーノのチェアを活用してください。