子どもの必須アイテム！ライフジャケットの選び方とおすすめ15選

水辺でのレジャーでは子どもから目を離さないのはもちろんですが、ライフジャケットを着用することが重要です。予期せぬ水中転落の場合、ライフジャケット未着用の場合は着用時に比べて死亡率が約5倍も高くなることがわかっています。そういった事故を防ぐためには、国土交通省が定める基準として、体重40kg以上であれば浮力7.5kg以上のライフジャケットが有効です。

平成30年2月1日からプレジャーボートや遊漁船でもライフジャケットの着用が義務化されました。そのためキッズ用ライフジャケットも入手しやすくなっていますが、さまざまな基準があるため一見してどれが適しているかわかりづらいものです。そこでは子どもに合ったライフジャケットの選び方をご紹介します！

ライフジャケットの構造として、大別して浮力体式と膨張式の2つに分類することができます。

• 浮力体式・・・発砲プラスチック等の固型物をジャケット内部に使用したシンプルな構造。比較的安価
• 膨張式・・・内臓のボンベから気密袋にガスが充填され膨らみ浮力を得る構造。手動膨張式と自動膨張式がある。

小さな子どもには、特に操作をしなくてもすぐに水に浮かび上がれる浮力体式がおすすめです。チョッキ型が主流ですが、首掛け式や、ジャンパー式のものもあります。

ライフジャケットの安全性は、製品に付いているマークで確認しましょう。桜マークは、国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットであることを示すマークです。小型船舶に乗船するときは、桜マークの付いたライフジャケットの着用が義務付けられています。 もうひとつ、ライフジャケットの安全性を示すマークに、CSマークがあります。船舶など着用義務のある場所では使用できませんが、一定の安全基準を満たしているので海や川など子どもの水遊びで利用するにはこちらでも十分です。

子どものライフジャケットのカラーは、子どもの好みのカラーよりも目立つ色を優先するのが大切です。赤、黄色、オレンジなど自然の中で遠目にも分かりやすい色を選びましょう。そのほか、子どもの安全を守る機能には次のようなものがあります。

• 股下ベルト・・・水中でライフジャケットが抜けるのを防ぐ
• 枕・・・水中で頭を固定しやすくなる
• 背面取っ手・・・水中から体を引き上げる際に役立つ
• 反射板・・・視認性をアップさせる
• ホイッスル・・・鳴らして居場所を知らせる

こうした安全機能は、いざという時とても役立ちます。子どもの年齢や、使うシーンに応じて取り入れるようにしましょう。

キッズ用ライフジャケットは、ネット通販をはじめ、アウトドア用品店やホームセンターなどで購入できます。モンベルやキャプテンスタッグなど、アウトドアブランドの商品は機能性が高くおしゃれなものが多いため人気があります。 イオンや西松屋などにも、安い商品が販売されています。ちょっとした水遊びには十分活用できますが、アウトドアシーンで使用する際は性能もしっかり確認した上で購入するようにしましょう。

船舶での着用義務化により、以前より入手しやすくなったキッズ向けライフジャケット。幼児でも使えるものや、おしゃれなデザインのものなど、さまざまな商品が販売されています。子どもの年齢や体型に合わせたサイズ、機能を考慮し、信頼のおける製品を選びましょう。おすすめのキッズ用ライフジャケットをご紹介します。

水量が少なく見えても流れの強い川や、海で離岸流など、万が一の事故にあったとき生死を分けるのはライフジャケットの有無です。楽しい水遊びやマリンアクティビティを存分に楽しむために、子どもたちに合ったライフジャケットを用意してあげましょう。

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