命を守る！子ども用ライフジャケットの選び方とおすすめアイテム13選

水辺でのレジャーでは子どもから目を離さないのはもちろんですが、ライフジャケットを着用することが重要です。予期せぬ水中転落の場合、ライフジャケット未着用の場合は、着用時に比べて死亡率が約5倍も高くなることがわかっています。このような事故を防ぐために、ライフジャケットを正しく着用し、水辺のレジャーを楽しみましょう。

安全に利用できるライフジャケットの選び方を紹介します。平成30年2月1日からプレジャーボートや遊漁船でもライフジャケットの着用が義務化されました。そのためキッズ用ライフジャケットも入手しやすくなりましたが、さまざまな基準があるため、どれが適しているかわかりにくいものです。はじめての購入でも迷わないように、ポイントをチェックしておきましょう。

ライフジャケットには、「浮力体式」と「膨張式」の2種類があります。子どもであれば操作が必要ない「浮力体式」がおすすめです。チョッキのように上半身を覆い、ぷかぷかと浮いた状態を常にキープできます。一方の膨張式は、通常は浮力がなく、ヒモを引っ張ると膨らみます。携帯性や動きやすさは膨張式が高いですが、溺れそうな状態での操作が難しい状況もあるため、安全性の高さや操作性では浮力体式がおすすめです。

ライフジャケットの安全性は、製品に付いているマークで確認しましょう。桜マークは、国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットであることを示すマークです。小型船舶に乗船するときは、桜マークの付いたライフジャケットの着用が義務付けられています。 さらに、ライフジャケットの安全性を示すマークに、CSマークがあります。船舶など着用義務のある場所では使用できませんが、一定の安全基準を満たしているので海や川など子どもの水遊びで利用するにはこちらでも十分です。

ライフジャケットには、命を守るためのさまざまな機能が備えられています。以下のような安全機能は、いざという時とても役立ちます。子どもの年齢や、使うシーンに応じて取り入れるようにしましょう。

子ども用のライフジャケットは、着用する子ども自身が気に入るカラーやデザインのアイテムを選びましょう。思い切り動き回りたい子どもにとって、ライフジャケットを邪魔に感じることもあるでしょう。さらに好きな色やデザインでないと、「着たくない！」となって、せっかくのレジャーが楽しめなくなってしまいます。 そのような状況を避けるためにも、ライフジャケットは、子どもが進んで着たくなるような気に入ったデザインやカラーのものを選びましょう。子ども自身もお気に入りのライフジャケットで楽しく遊べ、大人も安心して見守れます。

キッズ用ライフジャケットは、ネット通販をはじめ、アウトドア用品店やホームセンターなどで購入できます。モンベルやキャプテンスタッグなど、アウトドアブランドの商品は機能性が高くおしゃれなものが多いため人気があります。 そのほか、イオンや西松屋などでも、安い商品が販売されています。ちょっとした水遊びには十分活用できますが、アウトドアシーンで使用する際は性能もしっかり確認した上で購入するようにしましょう。

船舶での着用義務化により、以前より入手しやすくなったキッズ向けライフジャケット。幼児でも使えるものや、おしゃれなデザインのものなど、さまざまな商品が販売されています。子どもの年齢や体型に合わせたサイズ、機能を考慮し、信頼のおける製品を選びましょう。おすすめのキッズ用ライフジャケットを紹介します。

水量が少なく見えても流れの強い川や、海で離岸流など、万が一の事故にあったとき生死を分けるのはライフジャケットの有無です。楽しい水遊びやマリンアクティビティを存分に楽しむために、子どもたちに合ったライフジャケットを用意してあげましょう。