【徹底レビュー】コールマンのアウトドアワゴン!使用感や注意点などを紹介
Coleman(コールマン)の「アウトドアワゴン」はアウトドアシーンで大活躍!hinataスタッフが実際にアウトドアワゴンを使用して本音でレビューします。アウトドアワゴンの魅力や、定番・最新モデルを紹介するほか、組み立てと収納の手順も解説。
キャンプの定番!コールマンのアウトドアワゴンの特徴は?
キャンプシーンで、荷物が多くて持ち運びが大変という人は多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、コールマンの「アウトドアワゴン」。ハンドルを引けば一度にたくさんの荷物を運べます。さらに荷物を運ぶ以外の使い道もあり、アウトドアワゴンはさまざまなシーンで活躍する便利な定番アイテムです。
徹底レビュー!使用感から組み立て・収納方法まで
アウトドアワゴンをhinataスタッフが実際に使ってみて、その使用感をチェックしました。以下の点に着目し、おすすめのポイントや注意点を本音でレビューします。
- 移動のしやすさ
- 積み込みやすさ
- 組み立てやすさ
- 収納のしやすさ
移動のしやすさ
今回は標準のタイヤサイズである定番モデルを使用しましたが、小石や砂利のある河川敷と芝生の上でも、引っ掛かりやつまずきなくスムーズに引けました。
荷台の下部から伸びたフレームにハンドルがつながっており、荷物の重さをしっかりと受け止めている安心感があります。
タイヤは小回りが利きやすく、直線はもちろん曲がるときもスムーズで走行感も快適です。テントや焚き火台、クーラーボックスと、20kg弱の荷物を運びましたが少しの力で引っ張れました。
ストッパーが少し固く、留まっているのかどうか不安になる場面がありました。いざというときに困らないように、自宅でストッパーのかけ方を確認してから使用すると良いでしょう。
積み込みやすさ
コールマンのアウトドアワゴンは一度に多くのアイテムを積載できることが特徴です。耐荷重が約100kgあり、テントやタープなどの重いアイテムを入れても十分余裕がありました。また、アウトドアテーブルやクーラーボックスといった大きなアイテムもすっぽり入るサイズなので、大小さまざまなギアを積み込めます。
荷物の量にもよりますが、ソロの1泊分なら十分余裕があり、ファミリーの1泊分なら2回にわければ運べるくらいの容量があります。駐車場からキャンプサイトへの往復回数が少なくて済むことは非常にうれしいポイントですね。
アウトドアワゴンのサイドに付属しているDリングに注目しましょう。フック付きラバーバンドやネットを引っ掛けて、荷物が崩れることを防止します。ほかにも、カラビナでギアやゴミ袋を下げておく用途でも使えて便利です。小さな部品ですが、ある場合とない場合では利便性が変わりそうです。
組み立てやすさ
アウトドアワゴンの組み立ては非常に簡単です。カバーを外して中央を押し込めば、ワンタッチで開けます。強い力が必要な箇所や、手を挟みそうな箇所はありません。しかし開くフレームでケガをしないように、念のため子どもが触れていないか確認のうえ作業しましょう。
留め具はないですが、底板をはめこむのでワゴンが勝手に閉じることはありません。外したカバーをどこに置いたか忘れてしまいそうですが、普段コールマンのアウトドアワゴンを愛用しているスタッフは底板の下にカバーを敷いているとのこと。そうすれば風で飛ばされたり、なくしたりする心配がありませんね。
収納のしやすさ
収納時は底板を外して中央の持ち手を引き上げれば簡単にたためます。
強い力は必要なく、難しい部品もないので、たたんでカバーをかぶせればあっというまに収納可能です。
スリムでコンパクトな収納サイズで、同モデルを愛用中のスタッフも「使わないときは玄関先に置いておいても気にならない」とのこと。
タイヤに小石が詰まることも少なく、サッと拭けば汚れが気にならない状態になりました。完全に汚れを落とすにはブラシを使った水洗いがおすすめです。
室内や車で保管する際にはタイヤを洗うか敷物を敷くと良いでしょう。
高さがあるため車種によってはトランクに立てて積めないことがある点には注意が必要です。小型のミニバンでは立てられましたが、SUVでは高さが足りず、横に倒して積み込みました。
タイヤ幅が広いオフロードタイプの「マックス」モデルであれば、タイヤを簡単に取り外して荷物を入れたままトランクに積めるので、高さが気になる人はマックスモデルを検討しても良いでしょう。
カバーをかけた状態でもアウトドアワゴンを引っ張ることができます。しかし4輪の状態に比べて安定性と走行性が良くない点、カバーの持ち手に重さがかかって破損しないかといった点が気になります。移動時はワゴンを開いた4輪の状態で引っ張る方が良さそうです。
キャンプ準備から片付けまで大活躍!
コールマンのアウトドアワゴンは、サッと広げてすぐに使えるところが非常に魅力的でした。ワゴンに荷物を載せれば車からサイトへ荷物を運ぶ往復回数も少なくて済み、ワゴンそのものの組み立てや撤収に手間取ることもありません。
大手アウトドアブランドならではのしっかりとしたつくりも安心感がありました。コールマンのアウトドアワゴンを愛用中のスタッフはかれこれ6年使用しているものの、一度も破損したことがないとのこと。キャンプのおともとして長く愛用できる点もコールマン製品ならではです。
1
砂利も芝も走行がスムーズ!
2
1泊分のアイテムをしっかり積める積載量
3
ワンタッチで組み立て&収納できる手軽さ
コールマンのアウトドアワゴンのQ&A
コールマンのアウトドアワゴンを使用するにあたって、多くの人が疑問に感じそうな点をまとめて解説します。ぜひ参考にしてください。
タイヤの交換方法は?
アウトドアワゴンは長い間使っていると地面との摩擦でタイヤがダメになって交換が必要になります。もしそのような状態になった場合には、別売りのタイヤを購入して新しいタイヤに交換しましょう。タイヤ交換はとても簡単で、ネジで留めてあるアウトドアワゴンの脚を外し、新しいタイヤのついた脚を同じように装着するだけです。
アウトドアワゴンマックスの場合、取り外しはワンタッチでできるのでタイヤの交換も簡単。タイヤは消耗品なので、定期的にチェックして早めの交換をするようにしましょう。
子どもを乗せても大丈夫?
コールマンのアウトドアワゴンを子どもの乗り物として使用したい人は多いかもしれません。ベビーカーや遊具の代わりとして子どもを乗せたい気持ちは理解できますが、事故防止の観点から子どもやペットを乗せることはやめましょう。中から身を乗り出して落下したり、思いがけず部品に手を挟んだりしては大変です。荷物を乗せるという本来の用途で、正しく安全に使用してください。
豊富なカラー展開!限定色や2024年の最新モデルは?
コールマンのアウトドアワゴンは、定番のレッド以外にも多様なカラーのモデルが販売されています。中にはファッションブランドBeauty & Youth(ビューティー&ユース)やスポーツ用品店Alpen(アルペン)とのコラボアイテムもあり、トレンド感たっぷりのカラーリングは必見です。コールマンオリジナルからも2024年の新色「ヘザーブラック」が登場しており、目が離せません。
商品 | 商品リンク | モデル |
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| | コールマンオリジナル |
| | コールマンオリジナル |
| | コールマンオリジナル |
| | アルペンコラボ |
| | アルペンコラボ |
| | コールマンオリジナル |
コラボモデルはコールマンオリジナルよりも高価な場合があるので、価格も見比べながら検討してください。また、オプションパーツとしてアウトドアワゴン用のテーブルトップがありますが、2024年5月現在レッドのみの販売です。アウトドアワゴンをテーブルとしても使いたい場合は、ワゴン本体もレッドを選ぶとカラーが統一できるのでおすすめです。
使用シーンに合わせた進化モデル「メッシュ」「マックス」も
定番のアウトドアワゴンは本体が厚手のポリエステル生地ですが、2021年に登場した「メッシュ」モデルの本体はビーチでも使用しやすいメッシュ仕様。また、2023年にはタイヤ幅がオリジナルの3倍あり、悪路でもスムーズに走行させられる「マックス」モデルが登場しています。
いずれもメッシュ生地で丸洗いできる点が特徴です。メッシュモデルにはオプションパーツとしておしゃれなウッドタイプのテーブルトップが販売されています。マックスモデルはタイヤを簡単に取り外せる機能を搭載し、荷物を入れたままの荷台を車のトランクに積み込める点が便利。積み込みの手間が省けるので、ハードに使いたい人にはおすすめのモデルです。
コールマンのアウトドアワゴンでキャンプの荷物運びもラクラク!
アウトドアシーンで便利に使えるコールマンのワゴン。一度にたくさんの荷物を入れて運べるので時短になり、アクティビティの時間をより有効に使えます。テーブルとしても便利に活用でき、幅広い層に大人気。限定カラーやコラボ商品なども多数展開しており、自分好みのワゴンを選べる点も魅力です。コールマンのアウトドアワゴンを手に入れて、より快適なアウトドアの時間を過ごしましょう。
撮影/木下 誠