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10万以内で買える!自転車キャンプにおすすめのクロスバイクランキングTOP3

2023.04.12ノウハウ

自転車にキャンプギアを積んで、サイクリングした先でキャンプをする自転車キャンプツーリング。自転車を楽しみつつキャンプもできます。また、より遠くへ旅ができる手段としても素敵なアウトドアアクティビティです。今回は元自転車専門店で働いていた筆者が、自転車キャンプツーリング向いているクロスバイクTOP3を紹介します。

自転車キャンプツーリングに向いているクロスバイクの特徴

自転車だったらなんでも自転車キャンプツーリングに行けるというわけではありません。厳密には行けなくもないですが、やはり向き不向きはあり、キャンプツーリングに向いている自転車の方が、サイクリングでも、キャンプでもより安全に快適に楽しめます。まずはキャンプツーリングに向いているクロスバイクの特徴を紹介!

自転車キャンプにはクロモリフレームがおすすめ

モノラル
自転車にフレームに使われる素材は大きく分けて3つ。アルミ、カーボン、クロモリです。それぞれ特性が違いますが、自転車キャンプにはクロモリがおすすめ。フレームは細身で華奢にみえますが、実は非常に丈夫。アルミ、カーボンと比較して、丈夫で衝撃吸収性に優れているため、多くの荷物の積載にも耐え、長時間のサイクリングでも疲れにくい特徴があります。

太めのタイヤだとトラブルレスで安心

自転車に乗っている人

出典:LorenzoPatoia / ゲッティイメージズ

自転車キャンプのクロスバイクは、タイヤが太いものを選ぶのがおすすめ。多くの荷物を積んで重くなった自転車を支えるためには、たくさん空気が入るタイヤが適しています。太いタイヤを選ぶことで、ちょっとした悪路でも走行が可能。キャンプ場内も自転車に乗って移動ができるのは大きなメリットです。

カスタム可能で、荷物がたくさん積めるもの

岩肌が剥き出した山のそばに停められたたくさん荷物が乗った自転車
自転車でキャンプに行くには、自転車にキャンプギアを積むことが必要。リュックなどで体に大荷物を背負って自転車に乗ると非常に疲れてしまいます。自転車フレームには、ダボ穴とよばれるネジ穴があり、そこにラックやケージなどのカスタムパーツ装着することで、自転車の積載量を拡張することができます。キャンプ用の自転車を選ぶ際、ダボ穴の有無など、積載能力の高さは要チェックです。

自転車キャンプにおすすめのクロスバイクランキングTOP3

ここでは、筆者が厳選した自転車キャンプに適したクロスバイクTOP3を紹介します!先ほど伝えた自転車キャンプに向いている要素を持った自転車で、かつ性能や見た目なども考慮して厳選しました!また今回は価格お手頃な10万円以下のクロスバイクのみでランキングしています!

第1位:初期仕様も文句なしのコスパ最強アドベンチャークロスバイク!マリン ニカシオ

自転車キャンプにおすすめのクロスバイク第1位はアメリカの自転車メーカーマリンのニカシオSE!初期仕様の充実度と、高いコストパフォーマンスで1位に選びました!フレーム素材はクロモリで、タイヤも47cと太く、フレーム各所にあるダボ穴で拡張性もあります。自転車キャンプに必要な要素を揃えつつ、パーツも良いものを使っていた点が高評価のポイント。完成車と呼ばれる組み立て済みの自転車についているタイヤなどのパーツは安価なものが多く、しばらく乗ると交換が必要なものが多いですが、ニカシオは初期仕様でWTBというアメリカブランドの良いタイヤを使用しています。また最初の仕様でスタンドも付属するのもうれしいポイント。ブレーキも油圧ブレーキ採用でブレーキングも安心です。カーキなどアウトドアらしいカラーバリエーションも好印象。
【基本情報】
  • サイズ:47、50、52、54、56cm
  • カラー:ブラック、カーキ、マットグレー、パープル、イエロー、ブラウン、グレー
  • フレーム素材:クロモリ

第2位:走行性能にこだわったクロスバイク!ジェイミス セクレル S3

マリンのニカシオに続く第2位は、マリンと同じくアメリカメーカーのジェイミスより、セクレルがランクインしました。クロモリフレーム、太いタイヤ、ダボ穴付きでカスタム可能、という要素を満たしている上で、高く評価したのは走行性能の高さ。走行性能で重要な要素がタイヤとホイールです。セクレルのタイヤは、ニカシオと同じくWTBのタイヤを使用。くわえてホイールもWTB製を使用しています。セクレルの大きな特徴は、フレームとホイールの連結方法に、ハイエンドバイクと同じスルーアクスルを採用していること。スルーアクスルには非常に高い固定力があるため、ホイールの無駄な動きを防いで、優れた走行性を実現します。
【基本情報】
  • サイズ:15、17、19、21、23インチ
  • カラー:ブラック
  • フレーム素材:クロモリ

第3位:街とフィールドを横断するデザインと走破性!フジ タラワ

自転車キャンプにおすすめのクロスバイク第3位は、アメリカの自転車メーカーフジの、マルチユースなクロスバイク、タラワです!結果的にアメリカブランドがTOP3を独占することになるました。タラワのフレーム素材はもちろんクロモリで、タイヤは1.75インチと太め。一番の特徴はフロントフォークに3つ並んだダボ穴。このダボ穴により、キャリアはもちろん、通常のウォーターボトルケージはもちろん荷物も積載可能なビッグケージの取付けも可能です。シンプルなデザインで、キャンプや街乗りで映えるルックスも高評価です。
【基本情報】
  • サイズ:15、17、19、21インチ
  • カラー:ブラック、ベージュ、シルバー
  • フレーム素材:クロモリ

クロスバイクランキングの結果について

今回は10万円以下の自転車キャンプにおすすめのクロスバイクランキングのTOP3を紹介しました。一口にクロスバイクといっても、その用途や性能はさまざま。自転車キャンプがしたい、サイクリングがしたい、通勤通学に使いたいなどそれぞれの用途に合わせて適した自転車を選ぶことが大事です。実際に自転車購入するときは、自転車専門店でしっかり相談に乗ってもらうことがおすすめです。


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