キャンプ初心者の落とし穴!? 快適テント泊のための睡眠アイテムの正しい選び方!

 ノウハウ

キャンプ初心者が見落としがちな「寝具」。キャンプギアの商品知識が豊富なアウトドアの達人に、寝具の重要性と、コスパ良く寝心地の良さを獲得する方法を教えてもらいます。キャンプ初心者でも失敗なく楽しみ、夏のアウトドアを満喫しましょう!


 目次


寝具を正しく選ばないとキャンプ泊は苦行に。

テントの床はゴツゴツです…。

オリジナル

自然の地面なので、小石や木の根による凹凸が気になります。仰向けで寝転ぶと、背中に全体重がかかるため、凹凸がより強く感じられます。家の床で寝る以上の不快感を感じるでしょう。

地面の温度で体が冷える!?

オリジナル

放射冷却現象によって、夏であっても地面は冷たくなります。断熱機能のある寝具を使わずに寝転ぶと、体から体温が奪われ、冷え切ってしまいます。

十分に睡眠が取れないと翌日楽しめない!

寝具を使用せずに寝ると、寝心地の悪さや冷えによって良い睡眠が取れず、前日の疲労が取れないことも。さらにキャンプで連泊するとなると、疲労は回復せずにどんどん蓄積。テントや食事にばかり気を取られがちですが、睡眠は非常に大事なポイントです。

教えて!キャンプの達人。

今回教えてくれるのは、この方。

オリジナル

大型スポーツ専門店「スーパースポーツゼビオ」のキャンプアイテムの買付けを担当する商品部の西村友也さん。商品から業界の情報までキャンプ・アウトドアに関する知識はゼビオ内でもトップクラス。日ごろから自宅周辺のアウトドアスポットで数名のキャンプ仲間を集めて楽しんでいるそうです。

実際にシュラフ(寝袋)だけでキャンプをしていた時期があり、寝心地や体の調子の悪さを強く実感していた西村さん。「睡眠の質次第で、キャンプが楽しい思い出になるか否かが決まると言っても過言ではありません」と断言しています。

キャンプに必要な3つの睡眠用アイテム

では、キャンプ泊に必要なアイテムとは具体的に何を指すのでしょうか。必要なアイテムの紹介とあわせ、アイテムの選び方を教えてもらいました。

オリジナル

シュラフ(寝袋)
敷布団兼掛け布団の役割。用途や使われている素材によって価格はまちまちです。西村さんいわく、シュラフを選ぶときの観点は、「温度帯」「ゆったりさ」「素材」の3つ。

「温度帯」…シュラフを使ったときに快適に感じる気温のこと。季節や場所によって適切な温度帯は異なります。一般的なキャンプ場で使用することを想定すると、夏用であれば15度帯、春夏秋の3シーズン用であれば10度帯を選びましょう。

「ゆったりさ」…ワイドな設計のシュラフを選べば、寝相が悪くても気にならないほど快適に眠れます。小さな布団で寝るか、大きな布団で寝るかの違いと考えてください。

「素材」…安価なシュラフは化繊でできたものが多いのですが、コットン素材のシュラフを選ぶことで、家の布団と同じ寝心地が再現できます。他には、多用途で使用できるアイテムを選ぶのもおすすめ。たためばクッションになるものや、開けば掛け布団になるもの、足や手を出せてコートのように使えるものがあります。

オリジナル

マット
地面の温度や凹凸がダイレクトに体へ伝わらないようにするために重要なマット。空気を注入してふくらませて使用する「エアーマット」と「インフレータブルマット」、さらに空気入れの必要がない「発泡マット」の3種類が主にあります。「発泡マット」は比較的安価で、広げてすぐに使えるメリットがありますが、寝心地の良さと持ち運びやすさでは、サイズが収縮する「エアーマット」「インフレータブルマット」に軍配が上がります。

「インフレータブルマット」も空気を入れて使用するタイプ。厚みは3〜4cm程度で、中にポリウレタンフォームなどのクッション材が入っているのが一般的。3タイプの中では比較的価格が高いのですが、断熱性とクッション性が高く、人気のタイプです。

「エアーマット」は10cm以上の厚みが出るものもあり、空気の量を調整することで自分好みの硬さにできます。さらに、空気を抜けば非常にコンパクトになるので、携帯のしやすさも魅力の一つ。ただ、空気を入れて膨らましたり、空気を抜く手間がかかる上に、他の2つのタイプと比較して断熱性の面で劣ります。

オリジナル

ピロー(枕)
「タオルやバッグで代用してしまえばいいのでは?」と思いがちではありますが…。西村さんからすれば、ピローは快適な睡眠の要とも言える重要アイテム。半信半疑の人はまずは家で試してみてください。タオルやバッグを枕にしてみて快適に眠れるのであれば問題ないですが、違和感や不快感がある場合は迷わずアウトドア用のピローを用意しましょう。

アイテムを組み合わせることで睡眠の質を上げる

オリジナル

「シュラフだけ購入してキャンプに挑む人もいますが、これはおすすめできません」と西村さん。それもそのはず。先ほど説明した通り、それぞれのアイテムには異なる役割があります。高価なマットやシュラフを用意したとしても、他のアイテムがそろっていなければ、快適な睡眠を手に入れることは不可能。快適な睡眠のポイントは、「シュラフ」「マット」「ピロー」を正しく組み合わせて使用することです。

しかし、家族ですべてのアイテムをそろえるとなると、気になるのはコスト面。コストを抑えつつ質の良いものが手に入ればベストですが、アイテムの種類が多岐にわたるため、初心者が上手にアイテム選びをするのは困難です。そこで、今回は商品知識が豊富な西村さんから、おすすめの快眠セットをコーディネートしてもらいました!

家族におすすめ!リーズナブルに快眠が手に入るセット

ホールアース「LARGO 10」

オリジナル

「LARGO 10」は温度帯10度のシュラフ。対象シーズンは春口〜秋口にかけて、シーズン中長く幅広く使えます。「国際線ファーストクラスの平均的なベッド幅を上回る、90cm幅のワイドなモデルです。寝返りが打ちやすく不快感がありません」と、西村さん。

オリジナル

内側の生地はポリエステルでありながらコットンのような柔らかな肌触り。暖かい色合いのオルテガ柄がアウトドアなムードを高めてくれます。足元には消臭加工テープが付いており、連泊しても臭いが気になりません。

オリジナル

持ち運びの際は、本体に縫い付けられた専用の袋を使ってコンパクトに収納できます。さらに、収納した状態であればクッションに。丸洗いできるので、常に清潔に保てます。

【基本情報】
カラー:オリーブ
使用サイズ:(約)W90 x D190cm
収納サイズ:(約)55×53×24cm
重量:(約)2.0kg
価格:4,800円(税抜)

ホールアース「HEALING INFLATABLE MAT SINGLE NOMAL4」

オリジナル

「HEALING INFLATABLE MAT SINGLE NOMAL4」は寝心地の良い空気注入式のマットです。バルブを明ければ自動的に空気が送り込まれる仕様になっています。西村さんいわく、このマットはテント設営後にマットのバルブを開けておけば、寝るころには勝手にふくらんでくれる優れもの。

オリジナル

大きなバルブを採用したので、空気の注入や空気の排出にかかる時間を大幅にカット。「以前のバルブと比較すると、空気の排出にかかる時間は1/2に短縮されました(西村さん)」。撤収作業の時間が節約できます。

オリジナル

使う時は厚みがあって寝心地の良いマットですが、持ち運びの際にはコンパクトに収納できます。収納方法は簡単。空気をすべて抜いた後にバルブをしっかりと閉め、クルクルと丸めていくだけです。

【基本情報】
カラー展開:ベージュ、カーキ
使用サイズ:(約)W72 x D198 x H4cm
収納サイズ:(約)直径17×H72㎝
重量:(約)1.9kg
素材:ポリエステル
価格:5,390円(税抜)

\今回紹介したマットはこちら/

HEALING INFLATABLE MAT SINGLE NOMAL4

ホールアース「AIR PILLOW」

オリジナル

「AIR PILLOW」も、バルブを開けておくことで半自動的に空気が送り込まれる設計。ピローの中央には丸いくぼみがあり、頭をのせたときにしっかりとフィットしてくれます。

オリジナル

「AIR PILLOW」の裏面には滑り止め加工が施されています。化繊の素材でできたシュラフと組み合わせて使っても、どこかに滑っていってしまうこともありません。

オリジナル

使わない時はこんなにコンパクトに収納できます。荷物を増やす心配がないので、キャンプにはもちろん、旅行の移動中に使うピローとして活用するのもおすすめです。

【基本情報】
カラー展開:サンドベージュ、カーキ
使用サイズ:(約)W50 x D31.5 x H8.5cm
収納サイズ:(約)W9 x D9 x H28cm
重さ:(約)296g
素材:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
価格:1,800円(税抜)

\今回紹介したピローはこちら/

AIR PILLOWを見る→

今回使用したテントはこちらホールアース「EARTH DURA W ROOM+」

オリジナル

対応人数は3〜4人ですが、2ルームテントのため室内は想像以上に広々としており、ゆったりと過ごせます。寝る時は付属の吊り下げ式インナーテントの中に寝具をセットしましょう。外気や害虫の影響を受けることなく、快適に眠れます。

オリジナル

ホールアースの「EARTH DURA W ROOM+」は1人でも簡単に設営できるように設計されており、初心者キャンパーにおすすめのモデル。収容人数3~4人の広々とした大きなテントです。設営に手間取りそうなイメージですが、その心配は無用。テント設営に無駄な体力を使わずに済めば、思う存分キャンプを満喫できます。

【基本情報】
使用サイズ:フライシート(約)W330×D645×H200cm、インナーテント(約)W310×D270×H160cm
収納サイズ:(約) W66×D29×H29cm
重さ:(約)12.80kg
価格:71,500円(税抜)

\今回紹介したテントはこちら/

EARTH DURA W ROOM+を見る→

ぐっすり寝たら翌日も楽しもう!

今回はキャンプ初心者が見落としがちな寝具ですが、キャンプにおいてはかなり重要なアイテム。達人のアドバイスを参考にして、正しい寝具選びをして、家族や友人とキャンプに出かけましょう!

紹介したアイテムは全国のスーパースポーツゼビオ・エルブレス各店で購入できます!

\気になるアウトドアアイテムはこちら/

エルブレスオンラインショップを見る→

キャンプ用品レンタルショップ キャンプ場に配送で手ぶらキャンプ

あわせて読みたい記事


新着記事

hinataアプリで、アイデア集をいつも手元 トレンドや最新情報を毎日配信!
気になった記事やあとから読みたい記事を保存して、いつでも手元に!
さらにみんなのキャンプ写真からアイデアやヒントをゲットしよう♪