南極料理人に学ぶ不便を楽しむヒント!キャンプや防災にも使える「しりとりレシピ」

 キャンプ料理

南極料理人・西村淳さんのしりとりレシピ

映画のモデルになったことで有名な南極料理人・西村淳さんにインタビュー。テーマは「食とアウトドアと防災」。南極という過酷で閉ざされた環境で、毎日違うレシピを隊員に提供していた経験をもとに、レシピのマンネリの解決法や不便な環境との向き合い方について聞きました。キャンプでも活用できる、南極料理人直伝のユニークで便利な「しりとりレシピ」も紹介します!


 目次


キャンプや家での料理、最近どうもマンネリ…

自炊をする回数が増えた外出の自粛期間。ご飯のレパートリーが増えず、マンネリを感じている方も多いのではないでしょうか。キャンプ料理にもありがちなマンネりを打破し、限られた環境の中でも家族や仲間に喜ばれるレシピを、その道のスペシャリストにインタビュー!

教えてもらったのは、南極料理人として有名な西村淳さん!南極での任務で何千ものレシピを生み出していた西村さんに、家やキャンプ料理にも活かせるレシピと料理の心構えを語っていただきました。

南極料理人・西村淳さんはこんな方!

南極料理人・西村淳さん

西村淳さんは1997年、地球上で最も過酷といわれる年平均気温マイナス57度(当時)のドームふじ基地で、南極地域観測隊の調理担当として滞在。その時の体験を描いたエッセー「おもしろ南極料理人」は、映画「南極料理人」(2009年)の原作となり、一躍有名になりました。

現在は北海道を拠点に活動。南極での経験を生かし、アイデア満載の料理術をテレビ番組などで紹介。アウトドアや防災のイベントで引っ張りだこです。

インタビュー前編:南極料理人が語る。食との向き合い方

今回は、不便な環境での生活のスペシャリストである、西村淳さんに「食」についてお話を伺ってみました。南極という不便な環境は、アウトドアでの生活はもちろん、在宅での過ごし方や防災にも通ずるものがあります。西村さんならではの経験から、そのエッセンスを教えてもらいます。

レシピのマンネリを打破するヒント

━━━━ まったく想像できないのですが、南極での調理ならではの苦労について教えてください。

西村さん:南極での苦労は、新しい材料を現地調達できないことですね。あとは、食事がマンネリしてしまうこと。それを防ぐために、毎日違うレシピを考えました。1年で3,000ぐらいのレシピを作りました。

━━━━ ものすごいレシピの数ですね!それだけのレシピの発想はどこから来るのでしょうか。

西村さん:まずは「自分が何を食べたいか」から考えます。そして、ひとつのレシピをもとに、それをどんどん違うレシピに変化させるようにしています。

食材を無駄にしない「しりとりクッキング」

西村さん:南極では当然、ゴミの収集はありません。とにかく食材を無駄にしないことが大事でした。そのために、余った料理を分解して、別の料理にアレンジする。「しりとりクッキング」と呼んでいます。あるテレビ番組に出演した際に、国民的人気アイドルグループのKさんに命名されたことがきっかけです。「余った料理をつぶしてみたらどうなるだろう」、「あの料理と材料が一緒だからこんな料理ができそうだ」とか、楽しみながら考えます。

━━━━ あのKさんが!「しりとりクッキング」、まるで料理のリサイクルですね。

西村さん:この「しりとりクッキング」のおかげもあり、食材の無駄を無くしつつ、食のマンネリを防げました。

━━━━ では実際に、西村さんの「しりとりクッキング」のレシピを家やキャンプで食を楽しむ読者のみなさんに教えていただきます。

南極料理人直伝!「しりとりレシピ」を紹介

南極料理人のしりとりレシピ

自身もアウトドア歴40年以上のベテランである西村さん。キャンプでは、湯豆腐などを肴にお酒を楽しんでいます。そんなお酒好きの西村さんに、家でもキャンプでもお酒がすすむ「しりとりレシピ」を教えてもらいました!

スタートは「とうふの簡単みそ漬け」!

南極料理人のしりとりレシピ「とうふの味噌漬け」

材料(2人分)
・森永絹ごしとうふ:1丁
・お好みで大葉、長ネギ、すり生姜、ミョウガなどの薬味

漬け込み液の材料
・みそ:大さじ2
・酒:50cc
・みりん:50cc

▼作り方はこちら
①水気をよく切った「森永絹ごしとうふ」を厚さ2cmに切ります。

②漬け込み液の材料を混ぜ合わせます。

③バットなどに漬け込み液の半分を均一に注ぎキッチンペーパーを敷きます。

④その上に切った豆腐を並べ、キッチンペーパーを被せ、残りの漬け込み液を均一に注ぎます。

⑤冷蔵庫で一晩寝かせます。

⑥器に盛り付け、お好みで薬味をかければ完成!

南極料理人のワンポイント!

南極料理人のワンポイント!

水分が多いと味が薄まってしまうので、とうふをしっかり水切りするのがコツ!南極でも大好評だった一品です!

「とうふの簡単みそ漬け」が「とうふのみそ漬けステーキ」に!

南極料理人のしりとりレシピ「とうふのステーキ」

材料(2人分)
・とうふの簡単みそ漬け:適量
・片栗粉:適量
・サラダ油:適量

▼作り方はこちら
①「とうふの簡単みそ漬け」に片栗粉をまぶします。

②フライパンやスキレットにサラダ油を敷き、中火で①をこんがり焼いてでき上がり!

南極料理人のワンポイント!

南極料理人のワンポイント!

焦げやすいので中火で気をつけながら焼くのがコツ!簡単でおいしいおつまみです!

「とうふのみそ漬けステーキ」が「とうふのピザ風」に!

南極料理人のしりとりレシピ「とうふのピザ」

材料(2人分)
・とうふの簡単みそ漬けステーキ:適量
・玉ねぎ:適量
・ピーマン:適量
・ベーコン:適量
・ピザソース:適量
・クラフト細切りチーズ:適量

▼作り方はこちら
①玉ねぎは薄切り、ピーマンは細切り、ベーコンは一口大に切ります。

②「とうふの簡単みそ漬けステーキ」をフライパンやスキレットに並べ、ピザソースを塗ります。

③チーズと①で切った具材を散らし、チーズがとろりとするまで焼いたら完成

・家で作る際は、耐熱容器に具材をのせ、オーブントースターで約5分焼きましょう。

南極料理人のワンポイント!

南極料理人のワンポイント!

とうふがピザに大変身!ヘルシーなのにおいしい、見た目も食欲をそそるレシピです。

インタビュー後編:南極料理人が語る。不便さとの向き合い方

不便な環境との向き合い方

━━━━ 食材を無駄にできない限られた環境での経験ならではのレシピ、ありがとうございます。続いては、そんな不便な環境での過ごし方のコツを教えてください。

西村さん:不便な環境での生活のコツは、とにかく楽しむことです。昨日と同じことはしない。何でもかんでも、面白くなるように工夫する。本当にちょっとしたことです。例えば、魚のカレイを材料に、「カレイのカレー」を作ったり。やってみると、それがおいしかったり、失敗したらしたで笑い話になったりと、新しい発見が生まれます。当時は一緒に暮らしていた仲間の隊員とバカなことをたくさんして過ごしていました。

ときには子供の発想にまかせる!

━━━━「工夫と失敗を楽しむこと」が大事なんですね。過酷さは比べ物になりませんが、在宅の不便さとの向き合い方のヒントにもなります。不便な環境を楽しむことに関して、達人の西村さんから、在宅の楽しみ方を教えていただけますか?

西村さん:例えば、普段料理をしない旦那さんや、子供たちにさせてみるのも面白いです。特に、子供は大人も思いつかないようなことを考えつくので。例えば、ケチャップとコーヒーゼリーを混ぜたら、デミグラスソースの味になるとか、エビフライをチョコフォンデュしたら意外においしかったり。子供の発想にまかせて自由にやらせてみると、驚きや発見がありますよ。

━━━━ 子供は遊びの天才ですね。家族みんなで工夫と失敗を楽しむと家庭も明るくなりそうですね!

西村さん:あとはベランダや縁側でご飯を食べてみることです。外で食べるだけで、新鮮な気分になるのでおすすめです。私自身もキャンプを昔からよくするのですが、キャンプの魅力も外で楽しむご飯やお酒のおいしさだと思います。原始時代の人間も最初は外でご飯を食べていたから、その時の記憶がよみがえるのかもしれません。日本は昔から、縁側で七輪を楽しむ文化があるので、外でご飯を楽しむ素養があるのだと思います。

大事なことは「3割のごまかしと7割の笑顔」

━━━━ 最後に西村先生から、誰かのためにご飯を作る方に向けてメッセージをお願いします!

西村さん:大事なのは、3割のごまかしと7割の笑顔です。料理が失敗して、ちょっとぐらいまずくなっても、「あなたの体を考えてこの味になったんだよ」と、笑ってごまかす!そのぐらいがちょうどいいんです。完璧なものを作ろうとしない。それよりも失敗を恐れず、自分が楽しむことが大事です。

━━━━「食を楽しむ」という姿勢はぶれませんね!私も西村さんのように楽しんで工夫することを大事にしたいと思います。

南極料理人も大量買いした「森永のとうふ」

森永絹ごしとうふ

「森永絹ごしとうふ」は、光と酸素を遮断するアルミ箔の入った6層構造の紙パックに無菌充填することで、保存料不使用で長期常温保存ができるお豆腐。森永乳業が独自に開発した特許製法によって大豆の青臭さを抑えられ、豊かな大豆の風味を楽しめます。日常使いだけでなく、非常時の備えやキャンプなど、さまざまなシーンに活用できる豆腐として、今注目されています。

森永乳業のホームページでは他にも、「森永絹ごしとうふ」を使ったおいしくヘルシーなレシピを紹介!とうふや、レシピが気になる方は、ぜひチェックしてみて下さい!

【森永のとうふレシピをもっと知りたい方はこちら!】

森永とうふレシピを見る→

西村さん

西村さん

森永の豆腐に出会う前は、南極で使える豆腐が無くて困っていました。発売された当時、常温で長期保存できると知り、豆腐屋さんに駆け込みました。いきなり50ケース注文したら不審がられたので、次はちょっとずつ買いだめして南極に持っていきました。豆腐は貴重なタンパク源で、アレンジもしやすく、防災にもぴったりです。

【記事で紹介した商品の詳細はこちら!】

森永絹ごしとうふを注文する→

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