【2024年最新】人気ブランド別におすすめテントを紹介!
コールマンの新作テントは、デビューにおすすめのメリット盛りだくさん!【今月のフカボリ!vol.7】
2020.04.01キャンプ用品
今月のフカボリは、コールマンから発売された話題の2020年新作テント「タフオープン2ルームハウス」に注目。ただ、テントとタープが一体になっているだけとあなどるなかれ!テントとタープを一体にすることで、思わぬメリットが盛りだくさん!?今年こそキャンプデビューを考えている方は選択肢に入れるべきテントです。
制作者
わんころ
キャンプ歴5年、年泊数30泊程度。現在は映像制作メイン。
Instagram → @wan_korori
もっと見る
コールマンから新発想のタープ一体型テントが登場!
コールマンから2020年新しく発売された「タフオープン2ルームハウス」。テントとタープを一体にすることで、設営の手間が省けると、展示会で発表されたときから話題の新作テントです。
【基本情報】
使用サイズ:約685×420×180(h)cm
収納サイズ:約直径35×73cm
使用人数:4〜5人
重量:約14kg
価格:49,800円(税込)
公式はこちら:コールマン タフオープン2ルームハウス
こちらは、コールマンの最もポピュラーなテント「タフワイドドーム Ⅳ/300」。初心者向けテントの大定番であり、キャンプ場でよく見るテントのひとつです。タフオープン2ルームハウスと比べてみると、テント部分の見た目はほぼ一緒です。
■タフワイドドーム Ⅳ/300の主な特徴
・クロスフレーム構造、アシストクリップにより、簡単設営
・天井高が高いので、成人男性の出入りもストレスフリー
・複数のベンチレーション(通気口)により、空気が循環し快適
タフオープン2ルームハウスの収納ケースに入っているテントの構成物は、いたってシンプル。。インナーテント、フライシート、メインポール×2、フロントポール×1、リアポール×1、キャノピーポール×4。こちらの構成内容は、初心者向けであるタフワイドドーム Ⅳ/300とほぼ同様。設営方法も同じで、簡単に設営できます。
タフワイドドームⅣ/300とは何が違う?
見た目の違いは、タープと一体になっただけですが、タフオープン2ルームハウスにはどのようなメリットがあるか。実際に過ごしてみて気づいたメリットがこちら。
・テントとタープを1人で簡単に設営できる!
・雨を気にせず、テントの出入りができる!
・2ルームテントよりも開放感抜群!
・設営レイアウトの変更が簡単!
比較対象として、通常のテント+タープの場合、スクリーン型2ルームテントの場合と比べながら、詳しく解説します。
テントとタープを1人で簡単に設営できる!
実際に設営してみて気づいた一番のメリットは、タープが風に飛ばされてどこかへ行ってしまうことがないので、一人で設営ができるという点です。
テント+タープの場合、タープを1人で設営するのは、かなり大変な作業。ペグダウンの場所を決め、ペグダウンをして、ロープをかけて、ポールを立てて、と進めている途中で風でタープが飛ばされてしまうことも...。その点、タフオープン2ルームハウスの場合は、誰かにポールを支えてもらうがごとく、テントにポールを支えてもらいながら、スムーズに設営ができました。そのため、一般的なタープと比べても圧倒的に設営時間を短縮!タープ設営の時間だけでいえば、1人で設営したときの所要時間は、半分程度。
スクリーン型の2ルームテントの場合、風で飛ばされてしまう心配はありませんが、全体が大きくて重いので、やはり1人で設営しようと思うとかなり大変です。その点、1人で寝室とリビングをスムーズに設営できるのは、とても大きなメリットでした。
雨を気にせず、テントの出入りができる!
テント+タープの場合、雨の場合は、テントとタープを連結したいところ。しかし、連結するためのエクステンションベルトが必要な上、きれいに設営するためには慣れが必要。また、連結部分が完全につながっているわけではないので、どうしても隙間から雨が入ってきます。
その点、タフオープン2ルームハウスは、テントとタープの間に隙間がないので、雨天時も濡れずにテントの出入りができます。タープ部分は420×370cmと大型なので、ある程度の雨であれば、タープ下でも十分しのげるでしょう。
設営レイアウトの変更が簡単!
タープの設営レイアウトを気軽に変えられるのも大きなメリットだと感じました。テントとつながっているので、タープの位置を固定したまま、ポールの高さや位置を調整できます。急に風が強くなった、横雨が入ってくる、太陽の向きが変わって日差しが強い、といった場合でも安心です。
2ルームテントよりも開放感抜群!
スクリーン型2ルームテントと比べると、タフオープン2ルームハウスの開放感は圧倒的。スクリーン型2ルームテントは、非常に居住性に優れており雨風もへっちゃら、まるで家の中かのような快適スペースになっています。しかし、リビングスペースの四方を囲んでしまうため開放感はいまひとつ。
一方のタフオープン2ルームハウスは、視界を遮るものはキャノピーポールのみ。リビングスペースにいつつ、周りの自然を思いっきり感じることができます。
スクリーン型2ルームテントは、広い設営スペースを要し、場所を選んでしまうテント。その点でもタフオープン2ルームハウスは優れており、設営スペースは狭くてもOK、林間サイトで木陰でキャンプをする場合は、タープ部分をまるまる巻き上げてしまうことも可能です。スクリーン型の2ルームテントと比べると、柔軟性が非常に高いことが分かります。
4シーズン対応のタープ一体型テントも!
コールマンのハイスペックライン「マスターシリーズ」からもタープ一体型テント「4Sワイド2エアリウム」が登場!こちらは、タフオープン2ルームハウスとほぼ同サイズで、4〜5人用テントです。タフオープン2ルームハウスの特徴を持ちながら、さらに4シーズンに対応する機能性を持ち合わせた、非の打ち所が見つからないテントになっています。
【基本情報】
使用サイズ:約700×420×220(h)cm
収納サイズ:約直径32×75cm
使用人数:4〜5人
重量:約18.5kg
価格:89,800円(税込)
公式はこちら:コールマン 4Sワイド2エアリウム
こちらも構成物はいたってシンプル。
インナーテント、フライシート、メインポール×2、フロントポール、リアポール、キャノピーポール×4。素材の違いはありますが、構成内容自体は、タフオープン2ルームハウスと全く同様です。
一番の違いは、名称に「4S」とあるとおり、4シーズン(春夏秋冬)のキャンプに対応しているという点。分かりやすい点では、スカートが装備されており、フライシートの下から冷気が侵入するのを防いでいます。
もちろん、夏場のキャンプにもしっかり対応。大きなベンチレーション(通気口)で、テント内に常に新鮮な空気が循環するようになっています。またインナーテントはポリコットン素材になっているので、通気性と吸湿性に優れて、ジメジメする夏場でも快適!まさに、夏の暑さにも冬の寒さにも対応したテントです。
今年は、タープ一体型テントでキャンプデビュー!
実際に使ってみると、見た目以上に多くのメリットが詰まったテントであることが分かりました。価格面でも、テントとタープを別々で購入するよりもリーズナブル。今年こそキャンプデビューを考えている方には、ぜひおすすめしたいテントです!