初心者でもわかりやすい!テント&タープ vs 2ルームテントの長所・短所を徹底比較!

 ノウハウ

試してみないとわからない、でも、試すにはお金も時間も必要なテント&タープと2ルームテントの設営や広さのあれこれを、キャンプの達人2名が比較・検証!それぞれの⻑所・短所を聞いてきたので、さっそくその内容をお届けしていきます!


 目次


自分で試す前に、達人に聞いてみよう!

自分のギアで楽しむキャンプスタイルは把握していても、それ以外の未経験ギア・スタイルは、なかなかわからないものです。そこで今回は、キャンプの達人であるお2人に各々の提唱するキャンプスタイルの長所、対するキャンプスタイルの短所をお聞きし、徹底的に対決していただきました!

それぞれの魅力を教えてくれるのは、この人たち!

   

アリオ蘇我店:高石さん

スーパースポーツゼビオ蘇我店に勤務している、高石さん。キャンプ用品に精通している、キャンプ歴15年以上のベテランキャンパーで、キャンプの達人としてもお馴染みです。

   

ゼビオビバモールさいたま新都心店:矢澤さん

キャンプの達人・高石さんの師匠にあたる矢澤さん。普段はスーパースポーツゼビオの店頭に立ちながらも、研修でキャンプに関する指導を行うこともある、キャンプのエキスパートです。

今回、達人が用意してくれたギアはこちら!

高石さんおすすめの「テント&タープ」

   

キャンプの達人・高石さんが用意してくれたのは、スノーピークのエントリーパックTTセット。カマボコ型のテント「ヴォールト」は、インナーテントを外せばシェルターにもなることからアレンジ方法&使用感が抜群です!初心者でも比較的購入しやすい、スノーピークの定番テント&タープです。

スノーピークのテント&タープが気になる!

「TTセット」を見てみる →

矢澤さんおすすめの「2ルームテント」

   

キャンプの達人の師匠・矢澤さんが用意してくれたのは、ホールアースのEARTH DURA W ROOM。カラーアシストポールを採用したことにより、ポールとスリーブがジョイントしやすくなっている2ルームテントです!そのため、設営が格段にしやすいのが特徴!ポールがクロスしているため自立しやすく、初心者でも簡単に設営することができます。

ホールアースの2ルームテントが気になる!

「EARTH DURA W ROOM」を見てみる →

比較・検証その1:サイズ感と重量感

最初は並べて検証!

   

━━━思っていたよりサイズ感に大差ないように思いますが、達人お2人から見るといかがでしょう?

高石:僕もそう思います(笑)。

矢澤:何を言うんですか、大差ありますよ!(笑)テント&タープはそもそも個別に販売されていることもあり、1つではなく2つという部分でもかさばります。単純に、積載するときの面積も2ルームテントより必要としてしまうので、サイズ感は私の勝ちですね。

テント&タープの場合

   

高石:ちょっと待ってください、重さも比較しておかないと!

矢澤:そうそう、サイズ感だけでなく重量も一緒に比較するには大切なポイントです。それで、テント&タープの重さはどう?

高石:…15.76kg。テント、タープそれぞれ7.9kgで販売されているので、基本情報通りです。こうして重さを意識しながら持ってみると、やはり軽くはないですね…。2ルームの方はどうですか?

2ルームテントの場合

   

矢澤:こちらはひとつなので、テント&タープよりは軽いはず!

高石:何kgですか?

矢澤:13.00kgジャスト!2ルームテントも基本情報通りで、テント&タープより軽いことが証明できて何よりです。決して軽いわけではありませんが、こうして比較してみると差が目に見えるので、自分のキャンプスタイルや好みを鑑みて、購入の際の参考にしてみてください。

   

━━━ということで、勝利の軍配は「2ルームテント」に!

比較・検証その2:設営時間

1人でももちろん設営できますが、より丁寧に、より効率よく設営をするにはやはり2人がベスト。ということで、今回は達人お2人に、対決しながらも協力しあって設営してもらいました!

テント&タープの場合

━━━テント&タープの設営時間は、32分41秒です!
(※このタイムは、達人2人が協力したからこその参考タイムです。)

矢澤:2つ分設営したと思うと、まあまあな時間かな。

高石:そうですね。時間をはかって設営してみる、というシチュエーションがこれまでなかなかなかったので、僕自身も新たな発見でした(笑)。でも、すでにこの段階で薄々「2ルームには敵わないかも…」と自覚し始めています。

2ルームテントの場合

━━━テント&タープの設営タイムに対して、2ルームテントの設営時間は25分20秒。先ほどとは約7分の差がありますが、正直、もっとこの差は開くと思っていました!

矢澤:私も、もう少し早く設営できるものと思っていました(笑)。でも逆に、テント&タープの設営が思いの外時間をかけずにできたと言ってもいいのかな。

高石:そうかもしれません。作業数としては2つ設営しているので、このタイムにびっくりです。

   

━━━ということで、勝利の軍配はまたもや「2ルームテント」に!

比較・検証その3:広さ

映像で見てみると、テント&タープの開放感や広さ、空間を静止画以上に確認してもらいやすいはず。ということで、実際に設営しなくても、なんとなく雰囲気や全体感を感じられる映像をご賞味あれ!

テント&タープの場合

高石:この奥行き、開放感は、テント&タープならではです。全体的に見通しが良く、周りの景色を楽しむにももってこい!

矢澤:確かに、タープならではの開放感は、広々とサイト内をレイアウトするのにも適しています。2ルームにはない空気感の中で過ごせるので、これはこれでおすすめです!

高石:師匠のお墨付きなので、やはりテント&タープは最強です!

2ルームテントの場合

矢澤:とはいえ、2ルームだって負けていません!四方を覆われているように見せながらも、両サイドをメッシュにすればこんなに明るく開放的に!

高石:テント&タープとは、また違った開放感を得られる点がいいですよね。メッシュの使い勝手のよさは、タープには持ち得ない長所だな。

矢澤:テント&タープの開放感には完敗だけどね(笑)。

   

━━━ということで、3戦目は「テント&タープ」の勝利!

比較・検証その4:アレンジの幅

テント&タープの場合

   

━━━アレンジに関してはテント&タープの方が幅広い印象ですが、達人目線ではいかがですか…?

高石:この点に関しては、満を持して!ですよ!

矢澤:それでそれで?どんな張り方やポイントがあるの?

高石:まず1つ目に、サイトの形や大きさによってアレンジが可能な点。2つ目に、風向きや日当たりでバリエーションを変えられる点。3つ目に、ヘキサタープ用の別売りサイドポールを購入すれば、さらなるアレンジを加えられる点です!

2ルームテントの場合

   

矢澤:確かに、言ってもらった通りで、アレンジの幅は広いよね。とは言え、2ルームも2ルームでアレンジできるのも知って欲しいのでご紹介します!

高石:さすが師匠、よろしくお願いします!

矢澤:吊るしてあるインナーテントを外して、サイドはメッシュに。玄関の向こう側も開けてしまえば、涼しくて明るい、大きめシェルターに早変わり!これだけのスペースが確保できれば、テーブルやチェアを並べてリビングとして活用することもできます。大人数で集まっても息苦しさなく過ごせますよ。

高石:師匠の言う通りで、意外と広いんですよね、インナーテントを外すと。

矢澤:広さもですが、テント&タープに比べると守られている感(包容力)がよりあるので、安心感を求める人にはおすすめです。

   

━━━そんなこんなで、4戦目の勝者は「テント&タープ」!

比較・検証その5:防虫+雨対策

テント&タープの場合

   

━━━防虫や雨対策に関しては、両者の傾向はどうなのでしょう?

高石:タープは、特別雨や虫に強い訳ではありません。張り方にもよりますが、強い風が吹けばさらっと抜けて行ってくれます。ただ、横殴りの雨はじゃんじゃん入ってきてしまうので、荒天時は心配な部分があるのは否めません。

━━━なるほど、言われてみれば確かに…。

高石:なので、あくまでも“凌ぐ”ことはできますが、対策という意味で言えば2ルームの方が上手なんじゃないかな。

2ルームテントの場合

   

矢澤:私も同意見です。2ルームには“スカート”が付いているので、雨風の対策もバッチリ。この"スカート"の有無は、特に冬は重宝されるポイントとなるので、オールシーズンキャンプに行くことを視野に入れている方は、特に注目して欲しいです。

━━━スカートの有無は重要ですね。すき間風対策が、防虫にも役立ちそうです!

矢澤:防虫面で言えば、中に入れなければテント&タープよりも頼もしいですが、一度入ってしまうと出しにくいという懸念点もあります。そういった場合には、電動虫取り網など、今時なアイテムで撃退するのもおすすめです。

   

ということで、勝利の軍配は「2ルームテント」に!

比較・検証その6:撤収のしやすさ

テント&タープの場合

━━━テント&タープの撤収時間は、18分12秒です!
(※このタイムは、達人2人が協力したからこその参考タイムです。)

高石:テント&タープは、2ルームテントの撤収時間と比較すると意外かもしれません。でも、撤収の際に気にして欲しいのは時間ではなく“都合のよさ”。

━━━都合のよさとは一体…?!

高石:動画では、晴れているので問題なく撤収しています。でも、雨の日に撤収する場合、濡れた地面で濡れたテントをたたむのは一苦労。テント&タープであれば、最初にタープの中でテントを撤収させ、タープ自体もサクッと撤収できるので、2ルームほど手間がかかりません。

━━━テントを濡れずに撤収し、タープもポールを倒してペグを抜けばサクッと撤収できるのは嬉しいですね!

高石:さらに翌日乾燥させることを考えると、それぞれをコンパクトに素早くたたむことができるのは、広げるのにも乾かすにも効率がいいんです。

2ルームテントの場合

━━━なるほど、納得です!でも、2ルームもインナーテントを外してシェルター化してしまえば、同じことが言えそうですが…?

矢澤:いいところに気づきましたね!まったくその通りで、インナーテントを撤収する分には問題ないのですが、いざフライシートを撤収しようとしたら、タープと違って結構時間も手間もかかるんです。縦横の面積も含んだ大きい一枚布は、雨の中たたむのも翌日干すのも一苦労。

━━━そういうことでしたか…!撤収の瞬間だけの問題ではなく、メンテナンスや維持に関わる重要な項目ですね!ちなみに2ルームテントは19分11秒と、テント&タープより撤収に時間がかかっていたのが意外でした!

矢澤:私も意外でした(笑)。総合的に見て、撤収は2ルームよりテント&タープの方が持ち主の負担を軽減してくれる、ということがわかってもらると嬉しいですね。

   

━━━紆余曲折あり、6戦目の勝者は「テント&タープ」!

勝敗は、いかに!?

3対3の引き分け

   

━━━6つの項目で、テント&タープと2ルームテントの比較・検証をお願いましたが、いかがでしたか?

矢澤:結果的には引き分けでしたが、2ルームがいいと説明しながらテント&タープにもいいところがあるのを知っているので、購入を検討している人には純粋に自身のキャンプスタイルに合った方を選んで欲しいな、という思いですね。

高石:どちらも一長一短なので、師匠と同じ思いです。好みによる部分もあると思いますし、わからないことがあれば、それこそ店頭で僕たちスタッフに色々相談して欲しいです。

━━━引き分けを受け入れるお2人の笑顔が印象的です!今回は、6つもの比較・検証をご紹介くださりありがとうございました!

まとめ

今回は、キャンプの達人矢澤さんと高石さんに、テント&タープvs2ルームテントの比較・検証をしてもらいました。各項目で勝敗はあったものの、どの項目を自分の基準とするかでテントやタープの選び方は変わります。キャンプの達人の声を参考に、本当に欲しいテント&タープまたは2ルームテントを選んでみてください!


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