冷凍できるクーラーボックス!ポータブル冷蔵庫の魅力とは?
アウトドアで冷蔵庫代わりにクーラーボックスを使用するのは一般的ですが、コンパクトな本物の冷蔵庫があったらもっと便利です。外にいるのに冷蔵、冷凍、保温もできるポータブル冷蔵庫。車載できて機能性抜群なおすすめのポータブル冷蔵庫を特集します!
ポータブル冷蔵庫の魅力とは?クーラーボックスとの違い
「ポータブル冷蔵庫」とは、車に載せて使用できるコンパクトサイズの冷蔵庫のこと。クーラーボックスのように保冷剤や氷を入れなくても、電気を使って温度の調節ができる優れものです。これを使えばいつでも冷たい飲み物が飲めて、傷みやすい食材を保冷することができるため、アウトドアやお出かけの際にかなり重宝します!
ポータブル冷蔵庫のメリット
アウトドアやお出かけの時にあるととても便利なポータブル冷蔵庫。ここではそんなポータブル冷蔵庫のメリットを詳しく紹介します。
外出しながら冷凍ができる
アウトドアやキャンプ、旅行先で冷凍品を買いたいのに「溶けてしまいそうで買えない…」ということや「移動時間が長くて食材が傷んでしまった」というような経験があるのではないでしょうか。
そういうときには、冷凍ができるポータブル冷蔵庫が便利です。屋外でも安心して傷みやすい食材を保管できます。多くの製品が簡単に冷蔵庫の温度設定ができ、中には−20℃以下になるモデルも!普通の冷凍庫の適正温度は−18℃なので、これだけしっかり保冷・冷凍ができれば通常の冷凍庫のようにも使えます。
長時間保冷・保温できる
ポータブル冷蔵庫は家のコンセントはもちろん、車のシガーソケットや内部のバッテリーによって長時間設定温度を保つことができます。
家の外でも充電ができるからこそ、冷凍された食材を冷凍のまま保つだけではなく、ドリンクや食材を外出しながら凍らせることも可能です。また、保温機能があるモデルは、出来上がった料理を温かいまま保管しておくこともできます。寒い時期には、ホットドリンクを保管できるので、オールシーズン役立ちます。
ポータブル冷蔵庫のデメリット
外出先で便利なポータブル冷蔵庫!実は、「重い」「電源を必要とする」というデメリットも。この2つのデメリットをしっかり理解して、上手に使いこなしましょう。
本体が重い
小型のハードクーラーやソフトクーラーなど、一般的なクーラーボックスは軽量なモデルが豊富です。一方で、ポータブル冷蔵庫は小型モデルであっても重いものが多い傾向にあります。軽いもので5kg程度、容量が多いものだと15kg以上あるものも。
ポータブルとはいえ冷蔵庫なので重いことは仕方ないですが、持ち運びには注意が必要です。特に、車に出し入れする際は、荷台の高さまで持ち上げなければならないため、一人で作業するのは危険です。容量の大きいものを車に積む際は大人2人での作業を心がけ、子どもが扱う際も十分注意するようにしましょう。
電源を必要とする
ポータブル冷蔵庫は電化製品なので、電源の確保が必要です。車にのせる場合ではシガーソケット、屋外で使う場合はポータブル電源などから電気を供給する必要があります。
製品によっては、バッテリーが内蔵されているものもあり、その場合は数時間電気の供給がなくても保冷・保温することが可能です。ただ、バッテリー内の充電が減れば、やはり電気の供給が必要になります。長時間動かすためにはどのみち電源が必要になるので、どうやって供給するかを事前に考えておきましょう。
ポータブル冷蔵庫の選び方
ポータブル冷蔵庫と一口にいっても、近年はさまざまなタイプの製品が販売されています。ここでは自分にぴったりのポータブル冷蔵庫を選ぶ方法を紹介します。
電源の供給タイプをチェック
ポータブル冷蔵庫への電気の供給方法は3つあります。
- ACタイプ:一般的な家庭用コンセントを使用するもの
- DCタイプ:車のシガーソケットからつないで使用するもの
- バッテリータイプ:内蔵のバッテリーに充電をして使用するもの
多くの製品がACタイプとDCタイプのどちらからでも電気を供給できます!車載する場合はDCタイプが便利ですが、
車のバッテリーの電圧と同じものを選ぶように注意しましょう。
バッテリータイプは、
メインの供給が途絶えた時に自動的にバッテリー切り替えてくれる機能があるものもあります。DCタイプで供給していて、車のエンジンを切った時に自動で切り替えてくれるので長くエンジンを切っていても安心です。
容量をチェック
ポータブル冷蔵庫を選ぶ際は、容量をチェックすることが重要です。そもそも車に積めるサイズであることはもちろん、入れたい食材やドリンクによっても必要な容量は変わってきます。
また、容量が大きいと、その分電気代やバッテリー消費量も多くなります。使いたい人数や、何を入れたいかなどに応じて必要な容量を想定し、用途に合ったサイズのポータブル冷蔵庫を選びましょう。
温度をチェック
ポータブル冷蔵庫は各社さまざまなタイプがあり、設定できる温度が異なります。使用用途に合わせて、購入前に必要な温度に設定できるか必ずチェックしましょう!
具体的には、一般的な家庭用冷蔵庫の温度が2〜6℃、冷凍庫が-18℃なので、同じくらい冷えるものがおすすめ。また、安心して保温ができる温度は60℃です。保温機能も使いたい人は、食中毒の危険性もあるため60℃になるものを選び、保温時間は2時間までに留めてください。
その他機能
ポータブル冷蔵庫にはあると便利なさまざまな機能があります。一例を紹介するので製品選びの参考にしてください。
- 2室式:食材を入れる部屋が2つあり、それぞれ別の温度に設定できるので、保冷温度が違う食材を入れる時に便利。
- キャスターハンドル付き:本体にスキャスターとハンドルが付いていいて、移動が楽。
- バスケット付き:小さな食材を収納する時に便利。
- 専用のアプリで遠隔操作:専用のアプリを使ってスマホで温度管理ができます。
おすすめ車載式ポータブル冷蔵庫
【16L以上】ファミリーキャンプ向きのポータブル冷蔵庫3選
【15L以下】ソロ、デュオキャンプ向きのポータブル冷蔵庫3選
バッテリー搭載のおすすめポータブル冷蔵庫 3選
500mLのペットボトルが20本入る大きいサイズです。キャスターとハンドルがついており、転がして移動ができるのでラクラク!別売りのバッテリーを装着すれば、
電源がなくても5℃を28時間キープすることができます。温度も-18から60℃と幅広いので、冷凍から保温までできる優れものです!
【基本情報】
- サイズ:幅66.3×奥行き34.1×高さ37.2cm
- 重さ:16.1kg
- 容量:20L
- 設定温度:-18〜60℃
500mLのペットボトルが24本入るサイズです。バッテリーがついており、
-22℃の設定で6〜8時間程度稼働することができます!キャンプや、野外のアクティビティの時におすすめ。冷蔵庫内には仕切りもついているので、整頓しながら食材を保管できます。
【基本情報】
- サイズ:幅56×奥行き33×高さ39cm
- 重さ:15kg
- 容量:30L
- 設定温度:-22〜10℃
550mLのペットボトルが約37本入る大きいサイズです。32Lと13Lに分かれた2室式になっており、それぞれ別の温度で保管することができます。専用の
スマホアプリから遠隔で簡単に温度調節などができるのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ:幅60×奥行き40×高さ50.5cm
- 重さ:18.4kg
- 容量:45L
- 設定温度:-20〜20℃
アウトドアにも冷蔵庫を持って行こう
夏のキャンプ場ではキンキンに冷えた飲み物を飲みたいし、冬は食べるギリギリまでごはんを保温したい!そんな願望はポータブル冷蔵庫があればすぐに解決できることがわかりました。アウトドアをさらに楽しむなら、用途に合った車載可能なポータブル冷蔵庫を手に入れましょう!
350mL缶が66本も!新作ポータブル冷蔵庫「アイスバーグ45L」が真夏キャンプの救世主に
日本のポータブル電源ブランドとして多くの支持を集めているPowerArQ(パワーアーク)から、ポータブル冷蔵庫の新モデル「ICEBERG(アイスバーグ) 45L」が2023年4月6日より販売開始されました。350mL缶が約66本も入る大容量としつつ、2室独立タイプで冷蔵と冷凍が同時に叶うパワフルさも!キャンプや車中泊、そして防災用品としても活躍するアイスバーグ45Lの魅力を深掘りします!