フランス発のアウトドアブランド「デカトロン」の魅力
スポーツ・アウトドア用品を購入する際に利用する一般的なショップの商品価格は決して安くはありません。価格の高さがネックとなってスポーツ・アウトドアに取り組めない人もいるでしょう。そこで今回は、2019年に日本に第1号店がオープンしたフランス発の格安スポーツブランド「デカトロン」について紹介します。
世界で1,500超の店舗を展開!デカトロンとはどんなブランド?
アウトドアブランド「デカトロン」とは何なのか。有名になった理由や名前の由来を紹介します。
デカトロンとは、1976年にフランスで誕生したスポーツ・アウトドアブランドであり、40種類以上のスポーツ用品やアウトドア用品の製造、販売を手がけています。また、現在ではフランスの中でも最大級のスポーツ・アウトドアブランドとして国内で300店舗以上を展開している企業です。世界展開も成長著しく、世界では51カ国で1,500店以上の店舗を運営!特に中国では店舗200が以上もあります。
まだまだ日本での認知度は低いかもしれませんが、後述するようにデカトロンはその価格帯の安さが大きな特徴となっているため、GAPやH&M、IKEAといったSPA(製造小売り)に続き、日本のスポーツ・アウトドア市場の勢力を大きく変える可能性のある存在だと言われています。
名前の由来は、オリンピックの10種競技
デカトロンは、陸上競技の種目の一つである「十種競技」を語源としています。なぜ十種競技の意味を持つ言葉をスポーツブランドの名前にしたのかというと、デカトロンをオープンした当時、取り扱っていたスポーツが10種類のみだったからだそうです。
オープン当初こそ10種類のスポーツしか扱っていなかったデカトロンですが、1986年にデザインから製造まで一貫して自社で行って作った自転車が誕生してからは、様々なスポーツの製品の開発、製造、販売を手がけるようになりました。この形が今のデカトロンの世界的な人気の背景にあるといえます。
自社開発の製品に関しては後ほど詳しく説明しますが、デカトロンの中でも有名なのが登山・トレッキング・ハイキング・キャンプ関連の製品を扱うプライベートブランド「Quechua (ケシュア)」です。1996年に立ち上げられたこのケシュアの誕生も、デカトロンの飛躍に大きく寄与しているといえるでしょう。
実際にデカトロンの店舗を訪れた人の声に以下のようなものがありました。
デカトロン人気の秘密
なぜデカトロンが人気なのか、その魅力を紹介します。
セールじゃないのに、リュックがなんと350円!?
デカトロンが世界的な人気を誇る理由はその価格の安さにあります。日本の場合、例えば、ランニングシューズは1,500円台から10,000円を超えるものまで幅広く取りそろえているほか、サッカーやバスケットのシューズには2,000円台のものもあります。さらに10リットルのリュックサックは390円とワンコインで購入可能です。
では、なぜデカトロンはこのような低価格で商品を販売することができるのでしょうか?これは、デカトロンでは、各スポーツに応じてプライベートブランドを展開しているためです。
以下はプライベートブランドの一覧です。
- QUECHUA (ケシュア):登山・トレッキング、ハイキング、キャンプ
- KALENJI (カレンジ):ランニング、ジョギング、トレイルランニング
- OXELO (オクセロ):キックスケーター、スケートボード、インラインスケート、プロテクター、ヘルメット
- B'TWIN (ビトウィン) :マウンテンバイク、ロードサイクリング
- KIPSTA (キプスタ):サッカー、バスケットボール、チームスポーツ
- SIMOND (シモン):クライミング、雪山登山
- NEWFEEL (ニューフィール):ウォーキング
- ARTENGO (アルテンゴ):テニス、バドミントン、その他ラケットスポーツ
- SOLOGNAC (ソロニャック):ネイチャー、ワイルドライフ
- FOUGANZA (フガンザ):乗馬
- WED’ZE (ウェッゼ):スキー、スノーボード
- DOMYOS (ドミオス):フィットネス、ヨガ、ピラティス、ダンス
- GEOLOGIC (ジオロジック):ターゲットスポーツ
- NABAIJI (ナバイジ):水泳
- CAPERLAN (カペラン):フィッシング
- INESIS (イネシス):ゴルフ
デカトロンでは、これらのプライベートブランドを「パッションブランド」と呼び、商品の企画、製造から販売まで一貫して手がけています。スポーツ用品を販売する場合、メーカーから商品を仕入れて販売するのが一般的です。この方法だとさまざまなブランドの商品を取り扱うことができますが、有名なブランドだと商品の仕入れにコストがかかってしまうため、その分販売価格を安くするのが難しくなってしまいます。
一方で、デカトロンのように自社で製造から販売まで手がけていれば、仕入れのコストは発生しません。そのため低価格の商品を販売することができるのです。ちなみに、2019年5月現在、デカトロンのオンラインストア内の全商品が送料無料で配送してもらえます。スポーツ用品をそろえようと思っても、一式をそろえるだけで数万円がかかることも珍しくありませんが、デカトロンであればその心配がありません。
実際の利用者の口コミです。
「何かスポーツを始めてみようと思った時にフルセットで1万円もあれば大概の物は揃うんじゃないかな。」
商品の安さによって、スポーツを新たに始める際のハードルも低くなりそうですね。
デカトロンの直営店舗2カ所を紹介!
最近、日本ではデカトロンの直営店舗が2カ所に!関東と関西で一カ所できているため、以前よりとても行きやすくなりました。
2019年、兵庫県西宮市にデカトロン日本1号店がオープン!
日本人にとっては耳なじみのないブランドかもしれませんが、実は2015年には日本でオンライストア販売を開始しています。また、2019年3月には兵庫県西宮市に日本1号店となる「デカトロン西宮店」がオープンしました。
コスト管理と効率を徹底した商品開発や物流の最適化、プロチームのスポンサーシップを実施しないなどの経営方針を掲げ、店では高品質かつ低価格の商品が買えます。店内は、スポーツ好きのスタッフによる活気あふれる接客や商品を実際にお試しコーナーの設置でリアル店舗ならではの楽しさが魅力です。
2020年5月22日、千葉県幕張に「デカトロン幕張店」がオープン!
スポーツのオリジナルアウトドア用品と、スポーツ体験エリアが併設された店舗。アウトドア、サイクリング、球技、ランニング、ヨガ、サーフィンなどをといったスポーツ用品の販売や、自転車の試乗やテントの設置などの体験エリアが設置がされた見ているだけでも満足するようなつくりです。
デカトロン西宮店と同様に、高機能で低価格なオリジナルアウトドア用品が購入できるため、おすすめです。
デカトロン日本公式通販はこちらから!
デカトロン日本公式通販では、全品送料無料でアイテムを購入できます!また、買ったアイテムがサイズが合わなかったりした場合の返品送料もデカトロンの負担というから、太っ腹です!
(※キャンペーンは予告無く終了する場合があるため、利用の際はご確認ください。)
詳しくはこちら:
デカトロン日本公式通販 デカトロンのアイテム、サイズ感は?
手袋をM-Lサイズで買ったら、指の関節ひとつ分長かった。(笑)
日本サイズのTシャツなどはMでぴったりめ Lでゆったり目という感じの私が
以前、ナチュラムで買ったケシュアのレインジャケットはSでぴったり目でしたから
デカトロンの物は、日本サイズより一まわり小さいものが良いと思います。
やはり、海外ブランドであるだけに、日本人のサイズ選びは難しいようです。公式サイトでは、アイテムごとに詳しくサイズが記載されているので、店舗での試着が難しい場合は、そちらを参考にアイテムを選ぶと良いでしょう。
詳しくはこちら:
デカトロン日本公式通販 サイズガイドデカトロンの商品をお得に買えるコツ3つ紹介
デカトロンの商品がお得に買えるコツを3つ紹介します。質がいい商品をお得に手に入れて、アウトドアを充実させましょう。
デカトロンの会員になる
デカトロンの会員になると、購入履歴の確認できるため気に入った商品をもう一度購入できたり、入会時にショッピングバッグがもらえたり、新商品やイベント情報などが届くメールで届いたりと、たくさんのメリットがあります。
オンラインストアのクーポンをゲットする
デカトロンオンラインストアは割引クーポンが配布されたり、セールを頻繁に行っているため、通常よりも安く購入できます。割引クーポンが配布される時期は、季節の変わり目に多いです。旬な時期に売れ残ったウェアやシューズ、スポーツ用品が、半額以上の値引きになっていることがあるため、おすすめです。
店舗のセール時期に購入
オンラインストア以外に店舗でもセール商品が売られていることが多いです。季節の変わり目や年末年始の処分など、質のいい商品が半額以下で売られていることもあるため、チェックしておくことをおすすめします。
安いのに質がいい!デカトロンのおすすめ商品6選
安いのに質がいいデカトロンのおすすめ商品を6点紹介します。安い時期を逃さず、ゲットしましょう。
デカトロンでアウトドアに出かけよう!
今回は、フランス発のスポーツ・アウトドアブランドのデカトロンについて、その概要から世界的な人気を誇る理由、そしておすすめの商品について紹介しました。デカトロンは自社で商品の企画、開発、製造、販売を手がけているため、他のスポーツショップでは見られないような安さを実現しています。日本では1号店がオープンしたばかりですが、今後さらに店舗数が増えていくかもしれません。