キャンプの遊びにひと工夫!初心者山ガールが小耳に挟んだ「山あそびクラブ」がじわじわ気になる!
最終更新日:2019/04/03
おでかけ
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突然ですが、今のキャンプ場での過ごし方に、満足していますか?「最近、こればっかりして過ごしているなあ」とマンネリを感じること、ありませんか?そんな、新しいことを始めたい方に朗報です!あのMt.石井スポーツから、“山を楽しく・安全にあそびつくすこと”をまじめに考えた、新しいプロジェクトが動き出しました!すでに2018年秋ころより始動しており、イベントは回を追うごとに大盛況!気になる「山あそび」の詳細を、徹底解剖していきます!
キャンプで!山で!新しいことを始めたい!
キャンプがマンネリ化してきた…
あの「Mt.石井スポーツ」が新しいキャンプを提案!?

出典:Mt.石井スポーツ
がっつり登山だけではなく、キャンプの時にも楽しんでできる山あそびイベントと聞いて、「キャンプのマンネリ打破に役立つのでは?」という想いで、初心者山ガールを代表してhinata編集部女子チームが、運営スタッフにインタビューしてきました!
プロに聞いた、初心者山ガールが気になること
山への不安は早めに解消しておこう!

━━━ 山あそびが気軽にできると聞いて、今日はその真相をお聞きしたいです!正直、山あそびに興味はありますが、不安も尽きません。お二人は山に不安を抱いたりすることはないのでしょうか...?


━━━ ほほう、神経質に不安がる必要はないんですね。ちょっと安心しました。
Q1.山に行く際、気をつけるべきことは?

天野:正直なところ、整備されている、とは言い切れないですね...(苦笑)。驚かすわけではないけれど、登山道はあっても、管理しきれていないのが現実。常に自然の猛威にさらされていますが、過敏になる必要はありません。ただ、「危ない場所」という認識は持っていて欲しいです。危ない場所という認識を持った上で、しっかり登山靴を用意する、など準備を怠らなければ、基本的に楽しく登山を楽しめると思います。
━━━ そうだったんですね、危うくスニーカーで出かけてしまうところでした...!他にも、楽観的に考えていることがあるかも...!
東:何かと環境が整っている街中とは異なり、そういう意味では山には何もないっていうのを忘れないで欲しいかな。とはいえ、準備を入念にするという一番の対策ができていれば、山を楽しむことは誰にでもできるので。
━━━ 事前の心構えや準備が最重要、ということですね。しっかり計画を立てるようにしよう…。
Q2.登山についてどうやって学べばいいの?

東:登山の入門書と呼ばれるものは存在するけれど堅い内容のものが多くて、少しむずかしいですよね。
━━━ そうですね、言われてみれば、気軽には読めないかも...。そしたら、他にどんな方法で勉強すればいいですか?
天野:「勉強」というよりは、登山は、体験・経験して学びを得ていくあそびなので、学ぶには、やはり山の先輩について行くスタイルがおすすめです!これは本当に、ダントツで学びの多い方法なので、知識を得てから行くというよりは知識を得に登山に行くのが一番です!
━━━ 知識を得に行く!初めて聞きましたが、確かに大事ですね!山の先輩になりうる人が身近にいないので、そういった場合はどうしたらいいのでしょう…?
天野:そういった場合は、ぜひ「登山学校」や「山あそびクラブ」に参加してみてください!初めて同士でいきなり山に繰り出したりするよりも、学びながら楽しむことができます!…とっさに宣伝してしまいましたが、故意ではないんです(笑)
___なるほど、たいへん参考になりました!(笑)
Q3.何から用意したらいいの?

東:僕は、オールウェザージャケットはいいものを買って欲しいなあと。僕が登山を始めた当初からは、考えられないほどの進化を遂げているので、だからこそという部分もあるかな。防風にも防寒にも対応してくれるので、1ついいものを手にして、長く使って欲しいですね。
天野:僕は、足の怪我予防にもなるインソールを必ずおすすめしています。登山靴があれば大丈夫でしょ?とお考えの方も多いですが、例えば、予算が30,000円で靴を探しに来られた方がいたら、靴は25,000円、インソールは5,000円で買うべき!と提案しています。靴で地面に立っているという認識が強いかと思いますが、実際のところ自分の足で立っているのは、インソールの上ですからね。土台をしっかり安定させるインソールは、バランス、脚力をサポートしてくれます。
━━━ なるほど、オールウェザージャケットもインソールも、その重要性を軽視していたかもしれません!
Q4.どんな山から挑戦するのがおすすめ?

天野:う〜ん、デビューではやめておきましょう(笑)。というのも、何の知識も準備もせずに行くのは、やはり危険。登山デビューする山は、自分にとって身近な山がベストです。なければ、日帰りで行けること・往復4〜5時間ほどで下山できること・里に近く交通の便がいいところ、というのを基準に山を選んでもらうのがいいんじゃないかな。
━━━ 確かに登下山にかかる時間や立地は重要ですね!身近な順に100箇所ぐらいリストアップして、いろんな山に行ってみたいな。
東:気持ちはわかりますが、それもおすすめしません(笑)。初めのうちは、ホームグラウンド的な山を1つ見つけて、地図を持って歩き、四季を通じて訪れてみるのがおすすめです。地図を読む勉強にもなり、四季折々の山の表情を楽しむことができますよ。その経験と比例して知識を得ながら、コツコツ山の幅を広げていくのが、いつまでも楽しく登山する秘訣です。登山は、60歳、70歳になっても楽しめる遊びですので、焦る必要はありませんよ。
━━━ たしかに、山は逃げませんしね。まずは、ホームグラウンドな山を見つけてみようと思います!
Q5.どうなったら初心者卒業?

天野:こればかりは、山に対する考え方やセンスにもよるため、一概には言えません。また、具体的に言えるものでもない、というのが正直なところです。
━━━ 早く上達したいなと思っていても、すぐ上達できるものではないんですね...。
東:そんなに悲観的になることもありませんよ。学び・経験し・知識を蓄積し・方程式を整え・解を出す、といった段階を踏んでいくことが大切ですし、山あそびの魅力のひとつです。そういった過程を経て自分で計画を立て、何事にも対処できるようになったら、一人前と呼んでもいいのかもしれません。
━━━ 一人前の称号は、焦らず自分のペースで掴めればいい、ということですね。ゆっくり楽しみながら、一人前を目指したいと思います!
「山あそびクラブ」のこれまで
山あそびクラブとは何ぞや…?

企画者の「山」への想い
いきなり「登山学校」に行くのは、ハードルが高い…。そんな方でも大丈夫。山あそびクラブでは、山をライトに楽しめるコンテンツが用意されています!他にも、スタッフ・参加者なんて関係なくあだ名で呼び合うことで、和気あいあいとした空間づくりを行なってくれています!一気に距離感の縮まる、素敵なアイデアですよね♪そんな魅力溢れる山あそびクラブについて、さっそく詳細を聞いてきました!

せんちゃん:私の場合は、山は登るもんじゃない、ボードで滑るものだー!!と思っている時期があったことがそもそものスタートですね。でも、それってすごくもったいないことで、実際に行って登ってみると、辛いこともあるけれど楽しいことの方が多いことに気づいたんです。これ、あるあるなんですかね(笑)

━━━ なるほど、お二人の山好き具合を垣間見てしまいました...!でも、そんな思いが根底にあるからこそ「山あそびクラブ」は生まれたんですね!
せんちゃん:これまで「山あそびクラブ」では、ハイキング×ヨガや、ハイキング×山ご飯など、山を移動し、山で楽しめるコンテンツを盛り込んだ講座を開講してきました。私たちが参加者の方に助けてもらっていた気もするけれど(笑)、どれも盛況で、純粋に嬉しかったなあ。
━━━ わあ、それは素敵ですね!講師と参加者というより、みんなが仲間という認識を持って何かに臨める企画を生み出したお二人に脱帽です!
【新着情報】新しい企画も始まるよ!

せんちゃん:実は、目下企画中でして。ほとんど決まってはいるんですが、もう言っちゃっていいのかな?(笑)
みっつ:せっかく話を聞きに来てくれているんだし、言っちゃいましょう(笑)。実は、カメラの企画を検討真っ只中なんですよ!山にまつわるものや自然な景色をスマホで撮っちゃおう!みたいな企画なんです。
━━━ え!スマホでいいんですか?!写真の撮り方とかって、一眼レフとかミラーレスを使ってガッツリ学ぶものだとばっかり思っていました!
せんちゃん:今時のスマホって、すごいじゃないですか!それでいて、操作も簡単で、普段必ず持ち歩いていると言っても過言ではないし。だから、まずはスマホのカメラを極めよう!という、思い切った企画にしてみました(笑)。
━━━ いい思いっきりぶりですね!ちなみに「山あそびクラブ」って、あだ名で呼び合うんだそうですね?参加者のみなさんとの距離感が近くて、みんなで一緒に楽しめそうだなあと思っていました!
みっつ:ありがとうございます!他にも、女子ならではの目線を心がけて、ちょっとした工夫をするようにしていますよ♪例えば、ランチョンマットを持って行ってみたりとか、細かい部分も気を抜かずに、参加者の方に楽しんでもらえるように考えています。
どっぷり山の魅力に浸かれる「登山学校」も!

まとめ
