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川遊びをする人たち

子どもも喜ぶ!川遊びが楽しめるキャンプ場おすすめ4選

2021.06.10キャンプ場

キャンプの楽しみはさまざまですが、お子さんがいるならなかなか味わえない楽しみをさせたいもの。お子さんに特に喜ばれるのが、冷たい水での川遊びです。市街地から離れると、水も非常にきれいで透き通っています。親子で生き物を探したり、川釣りを楽しんだりした後は、おいしいバーベキューを堪能、夜はテントで川の字で寝るのもおすすめ。今回は、川遊びにお勧めの全国のキャンプ場を紹介します。

川遊びが楽しめるキャンプ場4選

全国1位の水質を誇る高知・仁淀川沿い「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」

土佐湾に注ぎ込む高知県の仁淀川は、2010年の平均水質ランキング1位に輝く清流のひとつ。この仁淀川で川遊びのできる、スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドは、2018年にオープンしたばかりで設備が充実している、新しいキャンプ場です。 シャワー完備で、トイレも清潔。山奥に入り込んだロケーションではなく、道も二車線でアクセスしやすい場所にありますが、それでも流れる水はきれいなもの。はりまや橋から1時間弱で到着します。車の乗り入れできるオートサイトと、フリーサイトとがあります。 テントサイト以外に、隈研吾氏設計のトレーラーハウス「住箱」(じゅうばこ)も用意されていますので、キャンプ初心者でも楽しめるでしょう。デイキャンプ設定もあります。キャンプ用品のスノーピークが運営していますので、キャンプ用品の販売、レンタルは豊富。食材だけ買っていけばバーベキューが楽しめます。こちらのアクティビティの売り物はラフティングです。それからカヤックも楽しめます。ラフティングは初級者向けで、3歳の子どもから参加できるので、お子さんと一緒にチャレンジできます。 【基本情報】 住所:高知県高岡郡越知町片岡4番地 電話番号:0889-27-2622 料金: [オート区画サイト]:1張 4,000円(税抜き) [オートフリーサイト]:1張 4,000円(税抜き) [デイキャンプ]:1,600円(税抜き) チェックイン / チェックアウト:13:00 / 11:00 予約はこちら:スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド

多摩川上流で川遊び「甲武キャンプ村」(山梨県)

東京の水源、多摩川は奥多摩湖から始まります。そのさらに上流である清流、丹波川(たばがわ)の浅瀬で水遊びができるのが、甲武キャンプ村です。こちらのキャンプ場は、個別のスペースの広いバンガローがメインです。テントサイトも用意されていますが、どちらも車の乗り入れは不可です。家族連れ、特に小さなお子さんを連れた旅行には最適のキャンプ場でしょう。 炊事場は屋根の下ですので、雨の日も安心。浴場も完備されており、またバンガロー利用者には布団も無料で貸し出してもらえます。ありがたいことにごみ出しも無料。こちらでは、川遊びとバーベキュー以外に特別なアクティビティが用意されているわけではありません。ですが、キャンプ村に入る手前の、丹波川に架かる吊り橋は見ものです。 宿泊客は吊り橋手前の駐車場に車を停め、川を超えるリフトで荷物を運んでもらいます。それから身軽になって吊り橋を渡ってキャンプ場に入ります。お子様にとっては非日常感がたっぷり味わえることでしょう。中央自動車道の上野原インターから車で1時間強で着くのもうれしい点。 【基本情報】 住所:山梨県北都留郡丹波山村400 電話番号:0428-88-0523 料金: [吊橋エリア] :1泊8,200円~ [川エリア] :1泊8,200円~ [広場エリア] :1泊9,400円~ アクセス:青梅街道から車で約10分 予約はこちら:甲武キャンプ村

子育てファミリーに最適の「NEOキャンピングパーク」(岐阜県)

NEOキャンピングパークは、岐阜県本巣市の北部にある高規格キャンプ場です。オートサイトとトレーラーキャビン、コテージがあり、それぞれAC電源が付いていて無料なのがうれしいポイントです。レンタル品も豊富で、ほとんどは現地で揃います。 NEOは地名の根尾にも掛かっています。根尾は、一本桜の「淡墨桜」で知られる地ですが、夏のお楽しみも豊富です。冬は冬で、しし鍋や雪中キャンプ大会など盛りだくさん。キャンプ場を、根尾川の上流、根尾東谷川が流れています。浅い川なので泳ぐのは難しいですが、小さいお子さんの水遊びに最適。根尾は豪雪地帯ですので、水はきれいです。 キャンプ場内に引き込んだ川にはニジマス、アマゴが放流されています。アマゴのつかみ捕りもおすすめ。アクティビティとしては他に、ハイキング、サイクリングが人気です。岐阜市からは1時間15分で着きます。 【基本情報】 住所:岐阜県本巣市根尾下大須1428-1 電話番号:0581-38-9022 料金: [利用料金] 大人1,080円 / 子供540円 [オートキャンプサイト] 1泊3,240円~ [キャンピングカーサイト] 1泊3,240円~ [トレーラーキャビン] 1泊7,560円~ [コテージ] 1泊16,200円~ チェックイン / チェックアウト:14:00 / 11:00 アクセス:関広見ICより1時間15分 予約はこちら:NEOキャンピングパーク

電気の通らない秘境「阿寺渓谷キャンプ場」で川遊び(長野県)

長野県の木曽谷から山の奥に向かって、木曽川の支流阿寺川が伸びており、阿寺渓谷を作っています。ここを流れる、透明度の極めて高いエメラルドグリーンの水は「阿寺ブルー」と呼ばれていて、その水の美しさはうっとりしてしまうほど。「美顔水」という湧き水が出ているぐらいで、水質は保証付き。水の準備は不要です。 近年人気の観光地で、キャンプ客の増加も顕著ですが、そのマナーの悪さによって、2018年から夏の間はマイカー規制が行われるようになりました。一般観光客のためには渓谷手前から阿寺渓谷行きのシャトルバスが出ていますが、キャンプ場の予約客ならマイカー乗り入れ可能です。 この阿寺渓谷にある阿寺渓谷キャンプ場は、7月から9月の夏季オープンです。キャンプ場そばにエメラルドグリーンの清流が流れ、浅瀬もあります。特に「牛ヶ淵」という名所の青色は衝撃的なもの。電気もなく夜は真っ暗になるキャンプ場で、快適な高規格キャンプ場とはまったく異なります。入念な準備が必要です。携帯もつながりませんので、日常のわずらわしさから解放されます。 秘境中の秘境ですが、浅瀬での水遊びとハイキングを楽しみに、ぜひこの悲境に出かけてみてはいかがでしょうか。中央自動車道の中津川インターからは1時間です。 【基本情報】 住所:長野県大桑村野尻阿寺渓谷内 電話番号:0264-55-2013 料金: [持ち込みテント] 1,500円~ [駐車料金] 小型1,000円 公式はこちら:阿寺渓谷キャンプ場

最後に

今回ご紹介した川遊びが楽しめるキャンプ場には、日帰りで行ける場所もありました。しかし、思いっきり川遊びを楽しんだ後に、車で帰るのも大変ですので、ぜひテントやコテージで1泊することをおすすめします。川から涼しげな風が吹き、空を見上げれば満天の星空、耳には虫の声が聞こえる…。なんとも幻想的な休日になることは間違いありません。

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