【キャンパーこだわりの逸品~番外編~】冬キャンプではどんな防寒対策をしている?
2019.09.09ノウハウ
おしゃれでこだわりがつまった写真をインスタグラムに投稿している、人気キャンパーさんへ取材する企画【キャンパーこだわりの逸品】。今回は番外編として、キャンパーさんが冬キャンプの寒さをどのように対策し、乗り越えているかお聞きしました。冬のキャンプに挑戦したいけれど、敷居が高いと感じている方は必見です◎
制作者
ミッフィー
海の近くに住む山派女子です。
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寒い中でのキャンプは耐えられない!
寒さの厳しい冬にするキャンプは、防寒対策を徹底しなくては辛い目に合うことも...。そんな冬キャンプの寒さを、キャンパーさんたちはどのように乗り越えているのでしょうか?【キャンパーこだわりの逸品】ストーブ編と焚き火台編で、取材をさせて頂いたキャンパーさんに、冬キャンプの防寒方法についてもお伺いしました!
冬キャンプの寒さをどうやって乗り越えている?
キャンパーさんが寒さを乗り越えるためにしている服装は…
【みなさんの一言アドバイス】
・miyan(@miyan0930)さん
ヒートテックやインナーダウンなどでレイヤードをしっかりしていれば割と平気です。
・ラピュタ (@laputa860)さん
寒さ対策として、インナーは上下ヒートテックを着ます。足元はソレル、頭は帽子を被ります。アウターは風を通しにくい素材のものを着用します。
・たま(@takibi.camp)さん
かさばるアウターが必須の冬キャンプ。脱いだ後、置き場所に困らないようにハンガーラックがあると便利です。
キャンパーさんは、ヒートテックなどでインナーをしっかりと重ね着し、帽子やブーツで頭から足先までしっかりと防寒対策をしているようです!さらには、かさばるアウターを掛けるためにハンガーラックを用意し、アウターの置き場所に困らないようにするといった工夫もしているのですね!
外からの冷気を遮断するために気にしていることは...
【みなさんの一言アドバイス】
・フクハラ カンヂ (@bosskanzy)さん
幕はスカートなしの方がカッコいいとは思いますが、スカートのない幕は冬は地獄です。元々スカートが付いてないテントは、自作でスカートを後付けしてでも取り付けてます。風を食い止めるだけで、体感温度は全然違いますからね。
・eboshit(@eboshit)さん
テント下の冷気をいかに遮断できるかを考え、銀マットやラグなど多く重ねて敷きます。ニトリのNウォームは冬のファミリーキャンプ必須アイテムです。
・ヴァナさん(@vanagon71)
いかに地面からの冷気を遮るかを考えます。
冷たい外気の侵入を防ぐためにスカート付きの幕を選んだり、地面からの冷気を遮断するために銀マットやラグを重ねたりという工夫をしているようです。アウトドア用の製品に限らず、吸湿発熱が特徴の「ニトリ Nウォーム」など、家で使う高性能な製品も活用し、防寒対策を行ってるのですね!
キャンパーさんがテントの中で暖をとるためにしていることは...
【みなさんの一言アドバイス】
・シハ☆リコ (@shiha_riko)さん
冬は基本カンガルースタイルにしています!シェルター内はフジカハイペットとカセットガスストーブで充分暖かくなります。寝る時はフジカ消してカセットガスストーブでほのかに暖かくしておくだけで、寝床のインナーテント内も暖かくなり、凍えるような夜はほぼありません(^ ^)もちろん警報器は2台体制にしてますが。寝るインナーテントは出来るだけコンパクトな方が暖かく寝れるかと思います。
・✼*RYOKO✼*(@campniko)さん
テント内は、薪ストーブか、武井ストーブ、フジカハイペットで暖をとっています。
・chiii(@itofam.chiii)さん
幕内にはバーラーストーブ、足元には小さくてガスカセットで使いやすいカルフォルニアパティオのストーブを入れています。
冬のキャンプでストーブは必需品!複数のストーブを持っていき、幕用と足元用で使い分けるといった方法を取っている方もいました。また、シェルターの中にテントをINする「カンガルースタイル」にしているという方も!カンガルースタイルは、シェルター内とインナーテント内を同時に暖めることができるため、冬キャンプに最適なキャンプスタイルです。
カンガルースタイルについて知りたい方はこちらをご覧ください♪
キャンパーさんが安眠のためにしていることは...
【みなさんの一言アドバイス】
・@アッキー(@akihiro815)さん
寝袋を2枚重ねで使用しています。めちゃくちゃ暖かいです。
・chiii(@itofam.chiii)さん
寝るときは寝袋に毛布を詰めて寝ています。
・たま(@takibi.camp)さん
寝る数時間前にシュラフの中にカイロを入れておきます。寝る頃には足元が暖かくなり快適に。
・✼*RYOKO✼*(@campniko)さん
我が家のシュラフはNANGAオーロラ900DXなので、とても暖かいです。
シュラフを二重にしたり、中に毛布やカイロを入れたり、といった工夫をしているようです。冬キャンプのシュラフ選びで注目すべきなのが限界使用温度と快適使用温度です。特に冬に使うシュラフは限界使用温度に注目し、最低でも-5℃以下のものを選ぶようにしてください。また、形がマミー形で素材がダウンであると暖かく安心です。さらに、首元からの冷気侵入を防ぐために、寝袋カバーを使い顔を覆うなど、防寒対策を徹底している方も!また、ガス缶やライターは、気温が低い中で使用すると火力が落ちてしまうため、シュラフに入れて冷やさないようにしておくというアイデアはとても良いですね!
キャンパーさんが身体の芯から温まるためにしていることは…
【みなさんの一言アドバイス】
・saya(@sayaaa__38)さん
幕内ではストーブ二台稼動。常にお湯を沸かしておきます。温かいコーヒーを淹れたり、ストーブでコトコト温かいごはんを作ります。ストーブでお餅焼いたりするのも楽しいです!
・miyan(@miyan0930)さん
薪ストーブを使った鍋料理で体の中から温まるのもオススメです。
テントの中で稼働させているストーブでお湯を沸かしたり、調理をしているようです。ストーブで暖をとりながら、調理ができるのは一石二鳥で良いですよね!コーヒーや、鍋料理など体の芯から温まるものは、冷えた体に染みてとても美味しく感じられそうです。
それ以外にも、身体の外から温まるためにできることは…
【みなさんの一言アドバイス】
・@アッキー(@akihiro815)さん
湯たんぽですね!湯たんぽは本当に暖かいです。朝までぬるくならず、足から温まるので身体全体を温かくしてくれます。家族分購入予定です。
・ジト (@jito_cam) さん
寝る1時間前にナルゲンのボトルにお湯を入れて湯たんぽをつくり(ボトルはカバーをしないと火傷の恐れあり)シュラフを暖めときます。翌朝、湯たんぽの水がまだ温かいので、ケトルに入れかえお湯を沸かします。これで、水が凍る心配もなくなりました!
暖かくなるまでに時間がかかるうえ、極寒の中では暖かくならないこともあるカイロに比べ、湯たんぽはすぐに暖かくなる優れもの!翌朝まで暖かさが続くだけでなく、夜のうちに水が凍ってしまう心配がない点もとても良いですね☆
キャンパーの冬キャンプ防寒対策を真似してみよう♪
キャンパーこだわりの逸品、番外編としてキャンパーさんが実際に行っている、冬キャンプの防寒対策をご紹介しました。今回紹介してもらった防寒対策は、どれもマネしやすいものばかり!冬キャンプに抵抗感を持っている方も、今回ご紹介した防寒対策をして、挑戦してみてくださいね!次回の【キャンパーこだわりの逸品】もお楽しみに☆