井の頭公園の魅力と楽しい過ごし方！桜とボートだけじゃない！【完全ガイド】

「井の頭公園」は、吉祥寺駅から徒歩5分の場所に位置し、都心でありながら、一歩公園へ足を踏み入れれば林の中を歩いているような、気持ちのよい公園です。四季折々で見せる顔が異なり、何度行っても飽きません！大きな池があり、その周りには長い遊歩道が続いています。ゆっくり自然を感じながら、お散歩を楽しみましょう。 【アクセス】 JR中央線「吉祥寺」駅 公園口から徒歩5分 京王井の頭線「井の頭公園」駅　徒歩1分

「井の頭恩賜公園」は大変大きな公園のため、4つのエリアに分かれています。各エリアの魅力を分かりやすく紹介します。

土・日や祝日になると「井の頭公園アートマーケッツ」が開催されたり、手作りの作品が販売されていたり、大道芸人などのパフォーマンスをしていることもあります。毎日どこかしらで、催し物をしているのでちょっとした散歩でも新しい発見があります！ また、池の周囲に植えられた桜は、春になるととてもきれいな花を咲かせるので、「日本さくら名所100選」にも選ばれているほど、お花見スポットとしても有名です！

「御殿山」エリアは、美しい雑木林が見れる場所です。現在は、ウォーキングやバードウォッチングを楽しむ人々の姿も多く見受けられます。のんびりと散歩をするだけで、気持ちもすっきりリフレッシュできるはずだと思います。 雑木林を抜けて吉祥寺通りを渡ると、「井の頭自然文化園」が見えてきます。モルモットを膝の上で触れる「ふれあいコーナー」や、放し飼いのリスを間近に観察できる「リスの小径」などがあり、ファミリーに人気があります。メリーゴーランドなどがあるミニ遊園地「スポーツランド」も併設されているので、一日飽きることなく楽しめます。

「西園」エリアは、競技場、テニスコート、野球場、野外ステージなどの施設があるスポーツができる場所です。 また、「三鷹の森ジブリ美術館」があるのもこのエリアです。一歩足を踏み入れると、ジブリの世界観が味わえるので非現実的な気分が味わえます。映画の制作過程が分かる展示や館内限定の短編アニメ上映が行われていたり、子どもたちが入って遊べる「ネコバスルーム」、ジブリ関連の書籍がある図書閲覧室「トライホークス」などもあるのでおすすめです。

「第二公園」エリアは井の頭公園の中で一番小さなエリアです。公園以外に芝生がきれいに整えられた美しい広場もあります。園内には、舗装された遊歩道も設けられているので、ウォーキングにもおすすめです。 さらに、公園内や公園周辺にあるレストランやカフェで過ごせるのも魅力です。オープンテラスになっているカフェやレストランも多いので、森林浴気分が味わえます。

都内で気軽にお花見ができるとあって人気の井の頭公園。実は日本さくら100選にも選ばれるほどの、桜の名所なんです！園内には、500本の桜の木が植わっています。中でも、池の周りに植えられた250本のソメイヨシノとヤマザクラは必見です。

井の頭公園の桜の見頃は、例年3月26日ごろから開花が始まります。満開は4月3日頃が平均的。毎年の開花のタイミングは、事前に確認しておくようにしましょう。 井の頭公園の開花状況はこちらをチェック：日本気象協会

当然ですが、花見の時期はとても混雑します。宴会などで場所取りを行う場合は、休日には7時ごろ、平日でも8時ごろには現地に着くようにしましょう。場所を選ばなかったとしても、10時ごろには着いていないと、桜の近くをキープするのは難しいので要注意！

実は、花見シーズンであっても屋台は出ていません。簡単な軽食であれば、売店はありますが、花見で宴会などする場合は、買い出しが必要です。ただし、吉祥寺駅から徒歩5分と、近くに駅周りの繁華街が広がっているので、気軽に買い出しは可能です。

トイレの場所としては、池の周りに点在するようにトイレが設置されています。ただし、混雑時は、池の近くのトイレに行列ができるほど混雑するので、その場合は、少し歩いてでも駐車場近くのトイレを使うのが吉です！

なんといってもお花見×ボートが絶景の井の頭公園！ここでしかできないお花見の楽しみ方、ぜひ体験してみてくださいね！

井の頭公園は桜の名所として有名なスポットですが、秋になると紅葉も素敵です。これから紹介する魅力を知り、興味を持っていただけるとうれしいです。

毎年、井の頭公園の紅葉の見ごろは11月中旬～12月上旬とされています。見ごろ期間は10～20日ほどしかないため、気が付くと終了間近ということを多いです。 紅葉は桜の花見とは違い、葉が緑から茶色へ変化し、色の移り変わりが鮮やかで美しいです。その移り変わりの期間は短く、ピークのタイミングを見逃さないように注意しましょう。紅葉の見ごろ予想サイトを活用して、紅葉のベストタイミングで景色の移り変わりを楽しみましょう。

紅葉は桜の花見と同様に、見ごろのピーク時期は混雑しています。ベンチに座って景色を楽しむことができないかもしれないので、ビニールシートを持っていくことがおすすめです。ビニールシートを敷いて、お弁当やお菓子などを持ち寄り、一味違った紅葉の鑑賞を楽しめると思います。

カラフルなローボートでまったりおしゃべりもよし、サイクルボートやスワンボートを一緒にこいで、楽しくはしゃぐのもよし、池からの四季折々の景観もまた、格別です！

井の頭公園のボートに一緒に乗ると、そのカップルは別れるという都市伝説はかなり有名！さまざまな曰く付きスポットがありますが、井の頭公園は、祀られている弁財天さまが嫉妬心によって、そのカップルを別れさせるというから、なんだか説得力があります。また、あまりにも有名な都市伝説なので、地元の常連さんなどは、ボートに乗っているカップルを見ると、心配せずにはいられなくなるほど。カップルでボートに乗ろうなんて話をしていたら、要注意です！

井の頭公園のボートの混雑は、季節によって大きく差があります！やはり、公園の目玉である桜や紅葉の季節には、池の上から名所をひと目見ようと多くの人がおしかけます。 特に春は、待ち時間が1時間ほどできる上に、池の上には大量のスワンボートが！土日は、必ずといっていいほど混雑しているので、平日、さらにいえば午前中であれば、比較的ゆっくりボートを楽しめます。

ローボートはもちろん、スワンボートでも1人で乗ることができます！1人の方が純粋に池の上からの風景をまったり眺めることができるので良いかもしれません。周りは家族や友達と来ている人が多いですが、そんなことは気にしないという強靭なメンタルを持っている人は、ぜひ1人でボートを体験してください！

雨のレベルにもよりますが、しとしと降るぐらいであれば、ボートを漕ぐことができます。サイクルポートやスワンボートであれば、屋根も付いているので安心！雨の日は、客足が少なくなるので、池の上で、雨の音に包まれながらボートの上でぼーっとするのもおすすめです。 【ボート利用料金】 ローボート：30分ごと500円/大人3人まで サイクルボート：30分ごと700円/大人2人 小人1人まで スワンボート：30分ごと800円/大人2人 小人2人まで

井の頭公園の中には、なんと動物園があります。意外とたくさんの動物がいると評判です。象のハナコは大人気！動物との距離が近く、モルモットとふれあえるコーナーもあります！かわいい動物たちと触れ合って癒されましょう。あまり混んでいないので、ここもゆっくりぶらぶらできます。 【基本情報】 名称：名称井の頭自然文化園 住所：武蔵野市御殿山1-17-6 開園時間：9時30分～17時 入園料：400円/一般 休園日：月曜日、年末年始 公式はこちら：井の頭自然文化園

敷地の奥にはミニ遊園地が！メリーゴーランドやティーカップなどの子どもに人気な乗り物に1回100円でお得に乗れます。一才未満は無料です。乗り物券には有効期限がありません。11枚つづり(1,000円)を買ったら思う存分遊べます。昔ながらのシンプルなアトラクションが多いので、小さな子におすすめです。 【基本情報】 名称：スポーツランド 住所：武蔵野市御殿山1-17-6 開園時間：9:30～16:45 入園料：一般400円 休園日：月曜日、年末年始 公式はこちら：井の頭自然文化園

井の頭自然文化園は、井の頭公園に併設されています。電車であれば、そのまま歩いてアクセス可能！ 車でアクセスする場合には、専用の駐車場がないので注意！井の頭公園の有料駐車場を利用するか、その他の民間の駐車場を利用するようにしましょう。 【井の頭公園駐車場情報】 料金：普通車の場合、1時間以内400円、その後30分ごとに200円 収容者数：60台

土日であっても、混雑をすることはかなり少ないです。動物園としてはあまり認知度が高いわけではないので、穴場としてゆったり楽しめる動物園です。

アジアゾウの「はな子」が有名でしたが、今はゾウはいません。今は、リス、ヤクシカ、アカゲザルなどから、水生物などの観察まで、幅広く動物を見ることが可能！モルモットのふれあいコーナーでは、実際に抱っこできるので、動物のぬくもりを肌で感じることができます。

授乳室は、管理事務所内に1カ所なので、早め早めに行くようしましょう。おむつ替えシート、子ども用トイレは、それぞれ園内にあるので安心です！

身近で特別なカフェ食堂を目指すカワラカフェの吉祥寺店。同フロア内にキッズルームがあるほか、お子さまランチや絵本コーナーがあるなど、お子さん連れでも安心してくつろぐことができるカフェです！ 【基本情報】 住所：東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコ7F TEL：0422-27-2243 営業時間：11:00〜21:00 公式はこちら：カワラカフェアンドキッチン 吉祥寺PARCO店

井の頭公園内にあるおしゃれカフェ「FESTA」。テラス席であれば、ペット同伴可です。全面ガラス張りの窓からは井の頭公園の池が見え、ゆったりと公園の風景を楽しむことができるスポットです。 【基本情報】 住所：東京都三鷹市井の頭4-1-11 TEL：0422-44-7121 営業時間：12:00〜22:00

チャイブレイクはモーニングにピッタリ！自家製のシナモントースト、シリアルバー、サラダバーに、なんとお店自慢のチャイがおかわり自由！朝から優雅な気分で、吉祥寺や井の頭公園の散策ができます。 【基本情報】 住所：180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-3-2 TEL：0422-79-9071 営業時間：9:00(土日祝は8:00)〜19:00 定休日：火曜日(祝日の場合は翌営業日に振替) 公式はこちら：チャイブレイク

食パンからバーガー・サンドまでがそろう「ブーランジェリー　ラ・テール」。中でも人気なのが、玄米入り豆乳仕立てもちもちドーナッツ！人気のドーナッツを手に、井の頭公園でピクニックなんてステキです。 【基本情報】 住所：東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 アトレ吉祥寺2F TEL：0422-22-2064 営業時間：10:00〜22:00 公式はこちら：ブーランジェリー　ラ・テール

井の頭公園に来たらぜひ行きたい「カフェ・ドゥ・リエーブル うさぎ館」。中でも有名なのがそば粉でつくったクレープ、ガレットです！「生ハム・卵とチーズ」から「サラダガレット」まで、軽食としてもしっかりと食べたいときにもおすすめ！井の頭公園のすぐそばにあるので、足休めにもできます。 【基本情報】 住所：東京都武蔵野市御殿山1-19-43 TEL：0422-43-0015 営業時間：8:30〜20:00 定休日：年中無休(年末年始除く) 公式はこちら：カフェ・ドゥ・リエーブル うさぎ館

井の頭公園内にあるタイ料理中心のカフェレストラン、「ペパカフェフォレスト」。14時半まではランチタイム、17時まではティータイムと分かれています。公園内のお散歩に疲れたら、ここで一息つきましょう！テラス席を選べば、ここでも井の頭公園の景色を楽しむことができます。 【基本情報】 住所：三鷹市井の頭 4-1-5 TEL：0422-42-7081 営業時間：12:00～22:00　 定休日：年中無休 公式はこちら：ペパカフェフォレスト

ペット同伴可の「八十八夜」は、野菜を中心とした身体に優しい料理が食べられるレストラン！女子にとても人気があります。旬の野菜を使ったサラダプレートに、自家製パンを合わせて頼むのがおすすめ！ 【基本情報】 住所：武蔵野市御殿山1-2-1 御殿山デュープレックスR'S 2階 TEL：0422-24-9490 営業時間：11:00～23:00 定休日：年中無休 公式はこちら：八十八夜

吉祥寺の町並みを見下ろせる絶景テラスの「ソラ ZENON」。デート終わりに、テラス席から井の頭公園を見下ろして、デートの話で盛り上がるのもステキです！夜はバーとしても利用可能。 【基本情報】 住所：東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル 6F TEL：0422-41-8188 営業時間：11:00〜26:00(ランチ11:00〜15:00) 公式はこちら：ソラ ZENON

旬の素材を使ったイタリアンが楽しめる「プリミ・バチ」。素材の旬に合わせて、メニューも2カ月ごとに刷新しているほどのこだわりのお店です。軽食というより、しっかりと料理を楽しみたいときにおすすめです。 【基本情報】 住所：東京都武蔵野市吉祥寺南町1-21-1 井の頭パークサイドビル2F TEL：0422-72-8202 営業時間： ランチ/11:00～15:30(14:30L.O.) ディナー/17:00～22:00(20:30L.O.) 定休日：無休(特定日を除く) 公式はこちら：プリミ・バチ

ご紹介した他にも、公園までの道のりの途中、コーヒーやビール、クレープ、焼き鳥などを購入できるお店が多数！井の頭公園の遊歩道には、たくさんのベンチがあるので、テイクアウトしたものを持ち込んで、手軽にピクニック気分を味わうのもGOODです。

井の頭公園と同じく、三鷹にある「三鷹の森ジブリ美術館」。歴代ジブリ作品の絵コンテが展示されていたり、「天空の城ラピュタ」に出てくるロボット兵がいたりと、ジブリ作品の世界に迷い込むことができる美術館です。完全予約制なので、入る場合は事前に予約して行きましょう！ 予約していない方でも大丈夫です。ジブリ美術館のまわりは、今にもトトロが歩いていそうな緑あふれる道や、キキが住んでいそうなかわいいアパートがたくさんあります。ジブリ作品の話をしながら歩くだけでも、あの世界に迷い込んだような感覚が味わえます。 【基本情報】 住所：東京都三鷹市下連雀1丁目1-83 入場料：大人・大学生1,000円、高校・中学生700円 休館日：火曜日 公式はこちら：三鷹の森ジブリ美術館

桜やボートだけじゃない、井の頭公園の魅力を紹介しました。井の頭公園の周りには、おいしいランチやディナーが楽しめるスポットも多いので、井の頭公園で1日まったり過ごしてみてください。