え、作れるの！？憧れの手作りツリーハウスの作り方

こんな素敵なツリーハウスが自分で作れたら。そんなことを考えていると、思わずワクワクしてきてしまいます。しかし、それは妄想ではありません！手作りのツリーハウスが現実に作れてしまうのです！

ツリーハウスを造るにあたって一番重要なのは樹の選定。当たり前ですが、細くて脆い樹はツリーハウスの土台に適しているとは言えません。私たちがイメージしているツリーハウスは、大きく広がった枝にハウスがのっかっている感じですよね。こういったツリーハウスには、どんぐりの木や、樫の木、楢の木が適しています。また、枝が方々に伸びない針葉樹でもツリーハウスは可能です。枝を広げる広葉樹が土台なら、針葉樹は柱にして周りを囲う様にハウスを作っていけば良いんです。

樹が決まれば、次はデザイン。どうしてもデザインを優先させてしまいがちですが、それに合う樹が無ければ話になりませんので、やっぱり先に樹を選定しておきましょう。デザインは写真や絵を見て、まずは好きなように描いてみましょう。自分の夢をどんどん描き出していくんです。もしかしたら、全工程の中で、これが一番楽しいかもしれませんね。 ある程度のデザインが決まったら、次はそれを実現させていく工程。設計図を描きましょう。デザイン画よりももっと具体的に、本当に造れるかどうか考えながら。材料も何を使うか、何が使えるか、何なら用意出来るかを詰めていきましょう。

さて、いよいよツリーハウスを建てるぞ！となったら、まずは土台を造りましょう。土台は建物の要。土台の善し悪しが居住性を左右するといっても過言ではありません。頑丈に。そして水平に。樹の形だけに頼ると水平に建てるのは難しいので、地面とハウスの間に柱を立てるなどして工夫してください。

また、ハウスをどんどん造っていけば、作業場所もどんどん高くなっていきます。安全の確保は最優先。自分だけでなく、周りの人のことも考えて。高いところから材料や道具を落とすだけでも大事故になりかねませんので、細心の注意を払いましょう。

自分でデザイン・設計してツリーハウスを建てられたらどんなに素晴らしいことでしょう！とは言え、正直難しいですよね…そんな時は、キットを利用してみるのも手です。長野県は伊那市に本社を構える片桐建設では、まるでプラモデルを作るかのようにツリーハウスを造ることの出来るキット「オリジナルキットK」を販売しています。 プレカットされている木材を図面通りに組み立てていくだけで憧れのツリーハウスが出来上がり！もしみんなと同じが嫌であれば、ペイントしたりデコレーションしたりしてオリジナリティを出すと良いですよ。

自分で組み立てるのが不安なら、オプションを利用してみましょう。足場を組んでもらったり、サポート大工としてプロの職人さんが手伝いに来てくれます。全てを手伝ってもらわなくても、最初の取り掛かりを助けてもらうだけで作業は随分スムーズにいくはずです。 【基本情報】 名称：オリジナルキットK 仕上がり寸法：W1800×D2700×H2250mm 想定工期：1ヶ月（毎週土日3時間施工の場合） キット価格：30万円（税込） その他料金： [サポート大工] 5万円/1人1日 [足場組み] 応相談 詳しくはこちら：片桐建設

JTN（日本ツリーハウス協会ジャパンツリーハウスネットワーク）では、ツリーハウスを通じて自然環境とのふれあい、冒険心や豊かな感性を育むことを提案しています。そんな考えの元、ツリーハウス制作体験、ツリーハウス体験ツアー、ツリーハウス制作講座などを開催しているので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか？ 詳しくはこちら：ツリーハウス・クリエーション

ツリーハウスといえば、泊まりたいのが、北軽井沢スウィートグラス。マッシュルームは螺旋階段やキノコのようなデッキの屋根が特徴的。広々とした室内には薪ストーブやロフトがあり、遊び心がいっぱい！階下にはブランコもありますよ♪

マッシュルームよりも小ぶりなフォレストは、リーズナブルにツリーハウス体験ができます。デッキも薪ストーブも完備！気軽に利用できるのが嬉しいですね。 【基本情報】 住所：群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579 電話：0279-84-2512 料金：フォレスト10,300円～ チェックイン・チェックアウト：14:00 / 11:00 詳しくはこちら：北軽井沢スウィートグラス

以上、手作りツリーハウスをご紹介しましたが、いかがでしたか？こうやって読んでみると、ツリーハウスも少しは身近に感じられるかもしれません。ちなみに、ツリーハウスは法的に住居とは認められないため、住民票を取ることはできないので要注意。また、継続したメンテナンスも必要です。手直しをしながら、どんどんハウスを育てていくのも楽しそうですね。完成形がない。それがツリーハウスの魅力なのかもしれません。ぜひ、思い切ってチャレンジしてみてください！