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所沢フットサルパークでパデルのラケットを持った人々

話題沸騰中のスポーツ!「パデル」を実際にやってきました!

今回、私は実際にパデルを体験してきました。そこでは、施設の方にパデルについていろいろなことを教えてもらいましたので、パデルを実際にやってみた感想とともに紹介します。

はじめてのパデル体験!

パデルを初めて体験してみたわけですが、最近まではパデルの存在すら知りませんでした。最近テレビ等のメディアでも取り上げられることが多くなってきたパデルですが、私は友人に大学の近くに日本で初めてパデルコートが設立された場所があるということを聞き、パデルをやってみたいなと思っていました。
所沢フットサルパークの看板
今回、私が行った所沢フットサルパークは西武新宿線の航空公園駅が最寄りです。駅からはバスに5分ほど乗って所沢聖地霊園で下車。目的地に近づいてくるとこのような看板が出てきます。バス停から徒歩8分ほどで目的地に到着です。
パデルのラケットとボール
ラケットとボールは貸してくれるため、運動着と運動靴を持っていけばOK。今回はコートを2時間予約しておきました。1時間の講習を受けてから残り1時間は自分たちで自由にやる予定です。ちなみに講習は無料でやってくれます。初めての人でも安心してパデルを楽しめます。
コートでパデルの玉を打つ人
早速、練習開始!まずは球を普通に打ち返す練習です。パデルのラケットに慣れてきたら、次はいよいよパデル特有の壁に跳ね返った球を打ち返す練習。これが本当に難しいんです。 意外にもテニス経験者の方が苦戦していました。テニスの感覚が体に染み付いてしまっているようで、それが逆に邪魔になっているようです。インストラクターの田中さんも元々テニスをやっていた人で、最初はパデルになかなかなれ慣れなかったとのこと。逆に私はテニスの経験が全くないため、すぐにパデルに順応できました。テニス経験者だからと言って有利なわけではないんですね!
パデルをする人々
1時間の講習を受けたため、パデルの基本的な動きは身につけることができました。講習のおかげで自分たちもパデルを十分に楽しめるレベルに。初めてパデルをやる方には講習を受けることを強くおすすめします。テニス経験者の友人はパデルを甘く見ていたようで、壁に跳ね返ったボールを打ち返すのに苦戦していました。講習を受けてパデルを楽しみましょう!

女性や子供でも楽しめる

パデルをする女性
パデルを実際にやってみて思ったことは、女性でも子供でも楽しめるスポーツであるということです。パデルはパワーが必要ありません。 コートが小さいですから思い切り打つとアウトになってしまいます。また、テニスではスマッシュが効果的ですが、パデルの場合はスマッシュを打っても壁に跳ね返ってくるため、ほとんどスマッシュを打つことはありません。さらに、サーブもアンダーサーブなため、サービスエースを狙うこともありません。 そのため、男性に力で劣る女性や子供でも十分に楽しめます。ファミリーにもおすすめです!

スペインで大流行中のスポーツ「パデル」とは

ここからは所沢フットサルパークの支配人である田中勝さんの取材を元にパデルについてまとめたものです。
パデルのコートの全体観
パデルとは「テニスとスカッシュを足して2で割ったもの」とよく言われています。パデルはスペインで生まれたスポーツです。ここ15年で飛躍的に人気が出てきました。今では、スペイン国内のスポーツの競技人口でテニスを抜き、1位のサッカーに次ぐ2位がパデルです。 パデルの人気ぶりは有名人にまで影響しており、テニスプレーヤーのナダルや、サッカーのFCバルセロナのメッシもパデル愛好家です。 スペイン以外では主に南米で人気があるようです。所沢フットサルパークにも在日パラグアイ人の方がよく遊びに来られるそうです。 日本にパデルがやってきたのは2013年10月、所沢フットサルパークに2面のパデルコートができました。今回は以前のパデルの記事で紹介できなかったパデルコートを紹介します。
■Y’sスポーツガーデン 京都市街から車で30分ほどでアクセスできるスポーツガーデン。体験レッスンも開催しているため、初めてパデルをやる方でも安心して楽しめます。 【基本情報】 住所;京都市左京区大原勝林院町445-1 電話:090-7554-5923

パデルの基本ルール

パデルのゲームを楽しむ人々
パデルの基本ルールです。テニスと似ているところが多いと思われがちですが、実はかなり違います。
  • コート:20×10メートルでテニスコートの約半分の大きさ。
  • ボール:テニスボールとほぼ変わりませんが、パデルボールの方が1気圧低く柔らかいです。そうすることでボールが飛びにくくなっています。
  • ラケット:テニスラケットとは形も素材も違います。テニスラケットよりも約半分の大きさです。しかし、重さは2倍近くあります。
次にパデルの用語をいくつか紹介します。
  • レボテ:後ろの壁に跳ね返った球を打つこと。
  • ラテラル:横の壁に跳ね返った球を打つこと。
  • ドブルパレット:後ろと横の二面に跳ね返った球を打つこと。
  • コントラパレット:後ろを向いて、後ろの壁に思いっきり打つこと。
次にパデル特有のルールを紹介します。テニスとは違う点を説明します。
  • サーブ
サーブは必ずアンダーサーブです。ボールを落としてワンバウンドさせてから、腰より低い位置でサーブを打ちます。この時、サービスコートにいれるのはもちろんですが、バウンドして壁に当たってもOKです。しかし、バウンドしてフェンスに当たった場合はフォルトになります。
  • アウト
パデルは周りが壁に囲まれていて一見アウトがないように思われますが、実はあります。ワンバウンドして壁に当たるのはOKですが、ノーバウンドで壁に当たるとアウトです。

パデルの日本での現状

パデルでショットを打つ男性
2013年10月、所沢フットサルパークに日本初上陸から2年以上経ちました。パデルのコートも着実に増えてきて、今では全国で6つのコートがあります。パデルの知名度は少しずつ上がりつつも、なかなか盛り上がるまでは至らないのが現状です。 しかし、2015年はテレビやラジオ等の多くのメディアで取り上げられました。確実にパデルの人気が出てきている証拠です。2016年はパデルにとって飛躍の年になるでしょう。 また、2016年4月から日本パデル協会が本格的に始動します。この日本パデル協会は2014年4月に設立されましたが、形だけで実際にはこれといった活動はできていませんでした。しかし、とうとう今年の4月から本格的に始動するようです。日本のパデル普及のために頑張って欲しいですね! 現在、都心にパデルコートを作る計画が着々と進められているようです。今あるパデルコートはアクセスが悪い場所が多いという問題点がありました。しかし、都心にできればパデルに触れる機会が多くなるのではないでしょうか。パデルの面白さを知った筆者としては、都心にパデルコートができるのが待ち遠しいです!
コート入り口でパデルラケットを持つ男性
今回は所沢フットサルパークの支配人であり、日本パデル協会の関係者でもある田中勝さんにいろいろなお話を伺いました。ご協力ありがとうございました。

海外で人気のパデルを体験しに行こう!

いかがでしたか?パデルはみんなが初心者のスポーツなため、お友達や家族、誰とでも楽しめます。これからパデルは流行ること間違いなしなため、流行を先取りしましょう!


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