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驚愕の涼しさ!コメリの2024年新作「ハンディファン」2種類をレビュー
2024.07.10キャンプ用品
コメリから販売されている2種類のハンディファンは、おしゃれな見た目と実用的な機能をそなえ、“コスパ最強”といえる注目アイテムです。想像以上の軽量&涼しさに、キャンプ歴5年の筆者もびっくり!この記事では2024年の新作「コンパクトハンディファン」と「ひんやりハンディファン」のサイズ感や風量などを徹底レビューします。
制作者
maimama
家族や友人とのファミリーキャンプがメインで、キャンプ歴は5年ほど。道の駅で野菜やお酒、コーヒーを調達してからキャンプ場へ向かうのがお気に入りです。自宅近くで状態の良い薪を売っている場所をみつけてから、キャンプでの焚き火がさらに楽しみ!STANLAEYの保冷力に感動し、少しずつアイテムを増やしています。
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もくじ
コメリの「ハンディファン」がおしゃれ!
ホームセンターのコメリは、オリジナルアウトドアブランドをはじめ、さまざまなアウトドアギアやオリジナル製品が充実しています。中でも、電気製品のオリジナルブランド「Jenix(ジェニックス)」から2024年5月、持ち運びに便利な2種類の“ハンディファン”が登場!おしゃれなデザイン性と高い機能性をそなえたアイテムで、猛暑日でも「かわいくて使える」「想像以上に涼しい」などと注目を集めています。
「コンパクトハンディファン」「ひんやりハンディファン」の大きな特徴は、ハンディタイプとしての使用はもちろん、スタンドがなくても自立すること。2WAYで使えるため、アウトドアやオフィスなど幅広いシーンで活躍してくれそう。自立用のスタンドはフックの角度を変えて調整する仕様で、フックはカラビナのようにバッグやベルトループなどに掛けることもOK!持ち運びにも便利です。
ここからはそれぞれのスペックや使用感について、詳しくレビューしていきます。
【税込998円】軽くてコスパ最強!「コンパクトハンディファン」
コロンとしたフォルムと、優しい色合いがかわいい「コンパクトハンディファン」。軽くて持ちやすいサイズ感で、3段階の風量調節が可能です。
【サイズと重さ】コンパクトでわずか110g
高さは16.5cmで、女性での筆者が持つのにちょうど良いコンパクトサイズ。丸みのある柄が手になじんで落としにくく、大人も子どもも持ちやすい大きさだと感じます。
重さは約110gで、Mサイズの卵2個分ほどの重さ。片手で持っても、全く負担を感じません。ほかの家電メーカーなどから販売されているハンディファンと比較しても、最も軽量な部類に入ります。
実際にバッグやベルトループに引っ掛けたとき、また背中からTシャツ内に風を送ろうとしたときなど、コンパクトハンディファンの軽さを実感しました。
【涼しさ】3段階の「風量1」でも十分涼しい
風量は1・2・3の3段階に調節が可能!電源ボタンを押して強弱を切り替えます。コンパクトハンディファンの上部に、長さ20cmほどにカットした荷づくり用のPP(ポリプロピレン)紐をつけて、風の強さを確認してみました。
スイッチオフの状態
「風量1」でも十分な風が出ます
まずは「風量1」にしてみます。紐はゆらゆらとしていますが、ほとんどの紐がまっすぐデスクと並行に上がっています。しっかりと送風されている印象です。
手に持って顔に当ててみると、顔や首から約20cm離したところからでもしっかり風を感じ、風量1でも十分に涼しいと感じました。また仕事中の使用を想定し、顔から約40cm離したデスクに置いたところ、強すぎず弱すぎもしない「そよ風」のような風量で、室内での作業中にちょうど良い涼しさでした。
風量「2」はやや強めの風です
続いて「風量2」にしてみます。風量1のときよりも紐のゆらめきが少なく、まっすぐに上がっており、風が強くなっているのがわかります。
風量「3」の様子。強風ですが広範囲に広がるやわらかい風という印象
「風量3」は、結構な強風です。全ての紐がまっすぐ上がった状態で細かくバタつくような感じで、見た目にも風の強さを実感できます。風の勢いはありますが、全体に広がるような風の送り方のため、肌に当たる風がやわらかい感じがしました。これなら、子どもも安心して使えそうです。
【静かさ】風量1ならデスク上でも気にならない
動作音についてチェックします。屋外で手に持って使う分には、全く気にならないくらいの静音です。静かな室内でも、風量1であれば問題なく使えそうですが、風量2と3は振動音と風音が少し気になりました。
また、本体が軽量であることから、デスクに置いた状態で風量2と3を使用すると、振動で少しずつ場所がずれていく点が気になりました。ボタンは電源をかねた1つのみのシンプル設計なので、風量は「1→2→3→オフ」となり、静かな場所で使用中も電源を切るためには一時的に風量2や3に切り替える必要がありそうです。
【機能性】2WAYとフック付きが便利
機能性についても確認してみました。スタンドを使用せずに、ハンディと置き型の2WAY使用ができる点が便利です。顔から約40cm離したデスクに置いてセットした場合、デスクやチェア、使用する人にもよりますが、首や顔付近に風が当たる高さで快適でした。
フックは片手でも扱いやすく、ベルトやバッグに引っ掛けるのも楽。ボタン1つで全ての操作ができるのでわかりやすく、子どもでも操作しやすいと感じます。
【バッテリー】残量が見えるので安心
バッテリーは使用状況にもよりますが、2〜6時間は持つとのこと。数時間使えるのであれば、夏場の外出時も頼りになりそうです!
電源ボタンの上に残バッテリーが表示されるのも魅力のひとつ。急にバッテリーが切れて、止まってしまう…といった心配がありません。充電中もバッテリーが表示されているため、あとどれくらいで充電完了するか確認できるのも便利。背面のUSBポートからは、約2時間で充電が完了!急いでいるときにもうれしい機能です。
Jenix(ジェニックス) コンパクトハンディファン フック付き
【基本情報】
- サイズ(約):幅55×奥行き60×高さ165mm
- 重さ(約):110g
- 風量調節:3段階
- バッテリー:充電(USBTypeA-USBTypeC)
- 充電時間(約):2時間(ACアダプタの機能により異なる)
- 使用時間:2〜6時間(使用環境により異なる)
- カラー展開:アイボリー、イエロー
- 価格:998円(税込)
【税込1,980円】冷却プレートが超快適「ひんやりハンディファン」
ファンの中央に「冷却プレート」がそなわっており、手首や首筋にあてれば冷感効果がある「ひんやりハンディファン」。暑い屋外で手軽に冷たさを感じられる、夏に持ち歩きたいアイテムです!
【サイズと重さ】コンパクトで軽量!なのに安定感も
こちらも手にフィットするコンパクトな設計。高さは15cmで、先ほど紹介した「コンパクトハンディファン」より、ひとまわり小さなサイズ感。持ちやすい大きさで好印象です。
重さは約145g。先述の「コンパクトハンディファン」より35g重いですが、それでも一般的なハンディファンと比べると、十分に軽量といえるアイテム!バッグにつけても重さは気にならず、持ち運びにもおすすめです。置き型で使用する際には、やや重みがある分、安定感が増すように感じます。
【涼しさ】無段階調節と冷却プレートでひんやり!
電源のオンオフはボタンを押して操作し、さらにボタンがスクロールできるようになっているため、無段階で風量調節が可能。自分好みに風量調整できるのがうれしいポイントです。上部にPP(ポリプロピレン)紐をつけて、風の強さを比較してみました。
スイッチオフの状態
少しだけスクロールした「低速」状態でも、しっかりとした風を感じます
ボタンを少しだけスクロールし「低速」にしたとき、涼しい風を感じます。紐はゆらゆらとしていますがほとんどデスクと並行に上がっています。コンパクトハンディファンと同様、顔から約20cm離した場所や、約40cm離したデスク上に置いた場合にもしっかりと風を感じ、低速でも十分に涼しいと感じました!
風量を「高速」に調整したときの様子。まっすぐ強い風が当たります
続いてボタンをスクロールして風量を「高速」にしてみます。全ての紐がまっすぐに上がって、風の強さを実感!この風速であれば、屋外にいても十分に涼しさを感じるに違いありません。風はせまい範囲にまっすぐ強い風が当たる感覚です。ピンポイントで風を感じたいときに最適だといえます。
冷却プレートは、ペルチェ素子の性質を利用(※)しており、電源が入った状態で電源ボタンを長押しすると、白いランプが点灯して冷却スイッチがオン。すぐにプレートがくもって、急速に冷えていく様子が、見た目にもわかります。
※半導体の一種。ある方向に電流を流すと、上面で吸熱(冷却)し、下面で発熱(加熱)する性質を持つ
指で触れるとひんやりと冷たく、熱のこもりやすい腕の内側や首筋、顔などはより一層冷たさを感じます。氷や保冷剤は、直接肌に当てると凍傷になってしまうリスクもありますが、冷却プレートは肌を直に冷やしてくれるのもうれしいところ。過度な冷たさはなく心地良いひんやり感!やみつきになりそうな涼しさです。
特に驚いたのは、冷却プレートをオンにして、ハンディファンの風に当たったとき。送風口からくる冷却された風に感動しました。プレートを肌に当てながら使用すると、肌全体に冷たい風が吹いて最高!猛暑の夏に、救世主のような存在になってくれること間違いなし!プレート使用中は自動的に低速モードになる仕様な点も安心できます。
【静かさ】静かなオフィスでも気にならない!
高速にすると風の音は聞こえますが、ファンの勢いを感じるだけで、耳障りに感じることはありませんでした。低速は静かなオフィス内での使用も気にならないくらいの音で、PCの冷却ファンのような音。屋外はもちろん、室内での熱中症対策としても活用できそうな優れものです。
【機能性】2WAY&片手でも操作しやすい
コンパクトハンディファンと同様に、スタンドがなくても自立し、フックをカラビナのように引っ掛けられる2WAY仕様な点が重宝します。ひんやりハンディファンは、ボタンが1つでわかりやすい上に、電源を切るときも1度押すだけと、作動方法がシンプルなところも魅力。スクロールの操作性も高く、片手で扱いやすいアイテムだと感じます。
デスクに置いて使用するときも、コンパクトハンディファンと同じく首や顔周辺に風が当たり、低速で十分涼しさを感じられました!
【バッテリー】約3時間で充電、最大7時間超も使える!
優れた機能性と冷却力がありながら、充電は背面にあるUSBポートから約3時間が完了するのもすごいところ!使用状況によっては最大7.5時間の使えるので、アウトドアや屋外イベントなどの長い時間帯、暑さをしのげそうです。
Jenix(ジェニックス) ひんやりハンディファン
【基本情報】
- サイズ(約):幅54×奥行き50×高さ150mm
- 重さ(約):145g
- 風量調節:無段階調節、冷却機能
- バッテリー:充電(USBTypeA-USBTypeC)
- 充電時間(約):3時間(ACアダプタの機能により異なる)
- 使用時間:1.5〜7.5時間(使用環境により異なる)
- カラー展開:ホワイト
- 価格:1,980円(税込)
コメリのハンディファンで、屋外も屋内もおしゃれで快適に!
コメリのハンディファンは大風量の涼しさに加えて、ハンディタイプとスタンドタイプの2WAY仕様。アウトドアやイベント、オフィスなど、暑い夏に大活躍のアイテムです!優れた機能性で、どちらも2,000円以下というのは「コスパ良し」だと感じました。
おしゃれな見た目は持っているだけでテンションもアップ!屋外はもちろん屋内でも活用でき、家族や友人とシェアして使うのにも持ってこいです。「コンパクトハンディファン」と「ひんやりハンディファン」、用途や好みに合わせて使い分け、夏を涼しく快適に過ごしましょう。
【税込998円】コメリのクーラーボックスがコスパ最強!保冷力・使い勝手を徹底検証
コメリのオリジナルブランド「ナチュラルシーズン」が販売する税込998円のクーラーボックス。驚きの安さが発売当初から話題を集めていますが、保冷力や機能性が気になるところです。今回はhinata編集部が実際に購入し、その実力やメリット、デメリットを徹底的にレビューします。