【プロ直伝】夏キャンプに効く「虫除けグッズ」をインフルエンサーが体験!ダニ・蚊の対処法も
いよいよお待ちかねの快適キャンプシーズンに突入!その一方で、キャンプ場ではブユ(ブヨ)・蚊などの「いや〜な虫」に悩まされている人も多いはずです。そこで今回は、アウトドア専門店エルブレスのスタッフに、キャンプで活躍してくれる4品の「おすすめ虫除けグッズ」を教えてもらいました。いずれも手軽に使用できるのに効果大なものばかり!刺されてしまった際の秘密道具&対処法もお届けです。
実はキャンプの大敵!ブユ・蚊などの「いや〜な虫」
「キャンプといえば、大自然を満喫できる貴重な時間!」そんなふうに、非日常的なロケーションを楽しんでいるキャンパーも多いはずです。
とはいえ、「虫さえ寄ってこなければ、もっと快適に楽しめるはずなのに…」と、虫対策に悩んでいる人も少なくありません。
甲南防疫による『キャンプ・グランピングに関する意識調査(※)』でも8割以上の人が「キャンプ場で虫が気になる」と回答していることからも、クリアするべき課題だということがわかるのではないでしょうか。
※実施:2023年/対象者:20代~40代の男女
キャンプのプロが「おすすめ虫除けグッズ」を伝授!
バイヤーを務める加藤和貢さん。プライベート・業務で得た豊富な知識をもとに、虫除けに効く良品をおすすめしてくれました
そこで今回は
アウトドア専門店エルブレスでバイヤーを務める加藤和貢さんに、4品の“夏キャンプにおすすめの虫除けグッズ”を教えてもらうことに。普段から多くのキャンプギア・グッズと接しているプロならではの確かな審美眼を武器に、それぞれの魅力を伝授してくれました。
それに加えて、
人気インフルエンサーのEMIさんがファミリーャンプのシーンで試してみた模様もお届け。使い心地などのリアルなコメントを聞いてみたので、夏キャンプを快適にしたい人はお見逃しなく!
EMIさん
月に1度は家族とのキャンプを楽しんでいる人気インフルエンサー。「せっかくのキャンプでも、頭の周りを虫が飛んでいたり、刺されたりすると楽しさが半減しますよね…」と、多くのキャンパーと同様の悩みを抱えている様子です。
おすすめ「虫除けアイテム」4選
ここからはプロがおすすめする、キャンプでの虫除けに効くアイテム4品を、その特徴とともに紹介していきます。
【その1】防虫メッシュで侵入を防ぐ!「アースドーム 240 SC」
いくら気をつけていても、どうしてもテント内に虫が侵入してしまうことってありますよね…。
こちらはそんなストレスも解消できる、ホールアースの2ルームテント「アースドーム 240 SC」です。
(約)幅260×奥行き490×高さ180cmと、大人2+小さな子ども2人でも使えるサイズながらも、各ポールとその差し込みスリーブがそれぞれ同色に設定された「カラーアシストシステム」や、「クイックアップイージーピン」による簡単設営が実現されているのもポイントのファミリー向けテントです。
さらに耐水圧3,000mmを確保したフライシートには、テント内の温度上昇を抑える特殊加工(シルバーコーティング)も。UPF50+の紫外線カット機能も持ち合わせているので、夏も快適に過ごせるのも魅力です。
虫除けに効果を発揮するのが、インナーテントの前後出入り口およびベンチレーション部分に配されたメッシュ部分です。
帝人フロンティアとアース製薬が共同開発した、防虫素材「SCORON(R)」を採用。触覚・足先の感覚器官で感知した虫が逃げ出していくという仕組み!これなら、インナーテントの開け閉め時にも虫が侵入しにくくなるというわけです。
【その2】履くだけで足元をガード!「インセクトシールドソックス」
次にプロがおすすめしてくれたのが、こちらの「インセクトシールドソックス」です。キャンプなどのアウトドアシーンで無防備になりがちな足元を守ってくれる防虫アイテム!
防虫成分・ペルメトリンを極少量のみ繊維に固着する「インセクトシールド加工」によって、小さな虫を寄せつけにくくしてくれる逸品です。アメリカ陸軍などでも採用されていることからも、その確かな性能はお墨付き!
洗濯を繰り返しても虫除け効果が持続するのも、元気にそと遊びしたいキャンパーにはうれしいところです。
今回は同ブランドのラインナップの中から、キャンプでの着用にも向いている「インセクトシールド トレッキングソックス」をEMIさんに試してもらいました。
ほどよい厚みとクッション性を確保しつつも、ドライなタッチで夏も快適!男女兼用できるシンプルなデザインも魅力のひとつです。
【その3】大量の煙で虫を寄せつけない!「パワー森林香」
キャンプでも蚊取り線香を使う人が多いはず!とはいえ、アウトドアシーンでは虫除け効果を感じにくいこともあるのではないでしょうか?
そこでプロがプッシュするのが、こちらの富士錦の「パワー森林香 30巻入」です。
一般的な蚊取り線香に比べて1.5〜2倍程度の排煙量を実現した、屋外専用の強力防虫香!林業や農業など自然の中で活躍する人にも愛用者が多いというのも、その実力の高さを証明しているエピソードのひとつです。
ユスリカ・チョウバエ・アブと、幅広い虫に適応しているので、これだけあればキャンプが快適になること間違いなし。一般的な蚊取り線香に比べて直径が1〜2cmほどコンパクトに仕上げられているので、そと遊びに携行しやすいのも魅力です。
また高い防虫効果を実現しつつも、体外に素早く排出される安全な有効成分「メトフルトリン」が使用されているのもありがたいところ。子どもやペットがいる空間でも安心して使用できるので、夏キャンプに欠かせないアイテムになるはずです。
【その4】リアルな造形で害虫も嫌がる!「おにやんま君・あかねちゃん」
最後にプロが教えてくれたのが、フィギュアのようなかわいさもポイントの「おにやんま君」と「あかねちゃん」です。
おにやんま君は、ハエ・蚊・アブ・ハチなどの天敵でもあるトンボの王様「オニヤンマ」を模した一品。
付属の安全ピンでテントや衣服などに装着すると、恐ろしさを感じた害虫が寄り付かなくなるというわけです。殺虫剤や忌避剤が使用されていないので、子どもでも害なく使える気軽さもうれしいポイント!
(約)12.5×10cmのおにやんま君に対して、(約)8.5×6cmと一回りコンパクトなのが、姉妹品の「あかねちゃん」です。こちらはアキアカネを模した、蚊やハエなどの小さな虫に効果が期待できる一品!
とちらも薬剤のように使用期限が定められておらず、ずっと長く使えるコスパの良さもうれしいところ。
虫刺されに効く!応急処置におすすめギア
ここからは、「虫に刺されたり噛まれてしまった!」なんていう場合に活躍してくれる、おすすめの「応急処置ギア」をピックアップしてお届けします。
毒素を吸い出してくれるリムーバーや、虫を肌から上手に引き剥がすためのピンセットなど、いざというときに心強い味方になってくれるものばかり。キャンプには虫除けアイテムとともに用意しておくのがおすすめです。
※いずれもあくまでも応急処置用のアイテムです。虫に刺された場合は専門の医療機関で受診するようにしてください
簡単に毒液を吸引!「インセクト ポイズン リムーバー」
ハチ・蚊・クモなどの毒をもった虫に刺された際の応急処置に活躍するのが、こちらのドクターヘッセル「インセクト ポインズン リムーバー」です。
直径27×長さ93×レバー幅62mm・12gと、コンパクト&軽量に仕上げられているのもアウトドア向きなポイント。キャンプのエマージェンシーキットに忍ばせておいても邪魔になることはありません。
マウスピース(吸引口)を傷口にあてて、レバーを引いて毒液を吸引するだけと、使い方も簡単そのもの!マウスピースの口径をワンタッチで変更できるので、虫の種類や処置する場所に合わせてベターな使い方ができるのもポイントです。
プラスチック製なので洗浄して清潔に保てるのも、発売から40年以上も売れ続けている理由のひとつ!刺されてから2分以内にこの器具で処置すると効果が大きいとされているので、いつでも使用できる場所に備えておくのがおすすめです。
安全・確実にマダニを除去!「ティック・ツウィーザー ウルトラ」
こちらは、「マダニ」の対策に有効な除去アイテム「ドクターシェック ティック・ツウィーザー ウルトラ」です。
マダニに噛まれてしまったときに注意したいのが、手で強引に取ったり潰したりしないこと。マダニの口や頭が皮膚に残って傷口が腫れたり、マダニの体液や病原体が体に入って「マダニ媒介感染症」に罹患してしまう恐れも!
そこで安全に除去するためにも、こちらのアイテムが必須だというわけです。
マダニに噛まれてしまった際は、写真のようにピッカーでマダニの頭をつまんでねじるように回転させながら除去しましょう。
また、血を吸って大きくなってしまったマダニの場合は、反対側のスリットが設けられているリムーバーを使って、吸着部分をすくうようにゆっくり引っ張りながら除去するとOKです。
虫とオサラバして快適なキャンプライフを!
今回は、夏キャンプをもっと快適で楽しいものにしてくれる、プロがおすすめする「虫除けグッズ」と「応急処置グッズ」を紹介しました。
いずれも小さな子どもやペット連れでも安心して使用できるものばかり。おしゃれ&使いやすいキャンパーファーストなアイテムも多いので、あなたのキャンプサイトにも違和感なくセットできるはずです。気になる人は下のボタンから機能や価格をチェックしてみてください!