【テント選びのコツ】2ルームテントの「意外な楽しみ方」&「家族におすすめモデル」を徹底解説
特にファミリーキャンプでは、ひと張りでリビングスペースと寝室が完成する「2ルームテント」が大人気。とはいえ、そのまま使うのだけではもったいない!そんな人は、寝室(インナーテント)を設置しない「シェルタースタイル」を楽しむのはいかがでしょうか。そこで今回は、「シェルター使いにもおすすめの2ルームテント」と、快適な空間づくりに欠かせないキャンプギアを厳選して紹介します。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
2ルームテントは自由度も無限大!
ひと張りでリビングスペースも寝室も完成することで、今やキャンパーの大定番となっているのが「2ルーム」テントです。
簡単に快適空間を得られる2ルームテントですが、「そろそろほかのスタイルでのキャンプも楽しんでみたい」と考えるキャンパーも多いのではないでしょうか。
そこでhinataが提案したいのが「シェルタースタイル」。あえてインナーテント(寝室)を設営せず、居住空間の広いシェルターとしてキャンプサイトを構築する方法です。寝室をキャンセルする分だけスペースが広くなるので、レイアウトや楽しみ方の自由度が高まるというわけ!
簡単設営&広々空間を実現した「おすすめ2ルームテント」
今回は、そんな「シェルタースタイルにもおすすめの2ルームテント」を徹底紹介!
設営しやすく大人数で楽しめる広さを実現しているモデルなので、いろいろなキャンプスタイルを楽しみたい人にもぴったり。もちろん、快適に過ごせる機能も盛りだくさんなので、初めてのテント選びにも間違いありません。
広々キャノピーで出入りがスムーズ!ホールアース「アースデュラダブルルーム SC」
hinataがキャノピースタイルにもおすすめしたいのが、こちらのホールアース「アースデュラダブルルーム SC」です。
ダブルウォール式のテントながらも49,980円(税込)と求めやすい価格が実現されたモデルですが、撥水加工・UVカット加工・難燃加工など施した耐水圧3,000mmのポリエステル製フライシートなどを備えた本格派!
防虫仕様のメッシュスクリーンやウインドスカートなども装備した、通年使える頼もしい2ルームテントです。
インナーテントを使用しないシェルタースタイルがこちら。
幅330×奥行き645×高さ200cmのスペースが確保されるので、テーブルやチェアを並べて3〜4人でくつろいでも窮屈さを感じることはありません。みんなで即席酒場を楽しんだり、グループキャンプでの休憩スペースにしたりと、キャンプの楽しみ方が一気に広がるはずです。
フライシートには、フルクローズ・メッシュ・フルオープンと 3通りの使い方ができる大きなサイドドアも配置。寒さが厳しいときはフルクローズ、換気を促したいときはメッシュなどと、環境や過ごし方に合わせて快適な空間を楽しめます。
2mの高さが確保されたキャノピーも装備。サイドウォールも展開されるので、プライバシーを守りつつ開放的な空間を楽しむことも可能です。
こちらは、一般的な使用方法でもあるインナーテントを装着した状態です。
大人2人+子ども2人が横になれる広さ(幅270×奥行き310×高さ160cm)が確保されているので、ファミリーキャンプの就寝スペースに不足なし!もちろんメッシュ窓などの快適装備も充実しています。
インナーテントには脱着が簡単な「つり下げ式」が採用されているのも、このテントをおすすめする理由のひとつです。
さらに、対応するフックとリングが同色にされた「カラーアシストシステム」が採用されているのもポイント。これなら「やっぱりインナーテントも使いたいかも」という場合もすぐにスタイル変更できるはず!
【基本情報】
アースデュラダブルルーム SC
使用サイズ:約幅330×奥行き645×高さ200cm
収納サイズ:約幅70×奥行き32×高さ30cm
重さ:17.5kg
耐水性:3,000mm
収容人数:3〜4人
シェルタースタイルで使いたい「ロースタイル」キャンプギア
2ルームテントのシェルター使いには、ゆったりとくつろげる「ロースタイル」のキャンプギアが相性抜群!
ここからは、アースデュラダブルルーム SCに合わせて使いたい、テーブルやチェアなどのおすすめ4品を厳選紹介していきます。シェルタースタイルのまま就寝したい人はコットも用意するのがおすすめですよ!
デコボコ地面でも大丈夫!ホールアース「フォールディングテーブル90-60」
広さに余裕あるシェルタースタイルなら、約90×60cmと天板の広いホールアース「フォールディングテーブル90-60」を使うのがおすすめです。
ウッド調の天板が気分を盛り上げてくれるばかりか、先端にアジャスターを装備する脚のおかげで、デコボコした地面でも水平が保ちやすいのもポイントです。
4本の脚を取り外して天板を折りたためば、あっという間に撤収完了!
付属の脚をジョイントすれば、ロー(高さ37cm)からハイ(高さ70cm)にチェンジすることも可能です。
レイアウト自在!ホールアース「マルチメッシュオーバーライドテーブル+」
テーブルを置いてもまだまだスペースに余裕があるので、サイドテーブルとしても人気のホールアース「マルチメッシュオーバーライドテーブル+」もぜひ。
2台のメッシュテーブル(+1枚の天板)がセットになっているので、2セットを組み合わせれば写真のように囲炉裏スタイルも楽しめる逸品です。天板も耐荷重30kgのスチール素材が用いられているので、熱されたダッチオーブンを置くのも問題なし!
テーブル使用時のサイズは約幅70×奥行き30×高さ34.5cmで、脚を折りたたんだ収納時は約幅70×奥行き30×高さ5.5cmとスリムに。これなら邪魔になりにくいので、何台でも欲しくなること間違いありません。
コンパクトで持ち運びも楽々!ホールアース「ローキャリーコンパクトチェア」
そんなフォールディングテーブル90-60には、同じくホールアースの「ローキャリーコンパクトチェア」がベストマッチ!
デザイン性と肌触りの良さに寄与する、竹集成材による肘掛けも見逃せないところ。フレームには強度に優れるスチールパイプを採用しつつ3.4kgと軽量に仕上げられているので、キャンプ場に携行するのにもストレスは感じません。
快適寝床に効く絶妙な高さ!ホールアース「ダディーコット」
シェルタースタイルのまま就寝もしたいキャンパーにおすすめなのが、こちらのホールアース「ダディーコット」です。
ロースタイルのキャンプサイトにマッチしつつも、地面からの冷気や蒸れを防いでくれる絶妙な高さ(約42.5cm)!幅185×奥行き66cmの広々サイズなので、寝苦しい夜とも無縁になるはずです。
設営&撤収は超イージー!10秒もあれば折りたたむことが可能です。収納時は約幅32×奥行き20×高さ72cmとコンパクトになるので、簡単に持ち運べるのもありがたいところです。
一石二鳥なテント&ロースタイルギアで快適なキャンプライフを!
今回は、2ルームテントのアレンジ方法としておすすめの「シェルタースタイル」の魅力と、おすすめのテント&ロースタイルギアを紹介しました。
シェルター使いもできるテントなら、ファミリーキャンプやグループキャンプの楽しみ方がもっと広がるはず!もちろん、しっかりした寝室が欲しいキャンパーにも、ホールアース「アースデュラダブルルーム SC」なら不足はありません。
今年のキャンプを充実させるためにも、気になる人は下のボタンから注目ギアをチェックしてみるのがおすすめです!
撮影/Tat