小田さん
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【冬キャンプ成功のカギ】達人に聞く!のんびり過ごせる「おすすめタイムスケジュール」
冬キャンプにも憧れるものの、日照時間が短くて忙しそう…。なんていうふうに尻込みしているキャンパーもいるかもしれません。そこで今回は冬キャンプを愛するアウトドア専門店のスタッフに、理想的な「タイムスケジュール」や「時短アイテム」を教えてもらいました。自身の経験をもとに解説してくれたので、あなたも間違いないキャンプが楽しめるはずです。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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日照時間が短い…「冬キャンプ」
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夏に比べて日照時間が短くなる分、ランタンの明るさなしで活動できる時間が限られるのが冬キャンプの特徴のひとつ。日没後にあたふたしてしまうキャンパーも多いかもしれませんよね。
そこで今回はアウトドア専門店でスタッフを務める冬キャンプの達人に、冬キャンプを成功させるための「おすすめタイムスケジュール」を教えてもらいました。
▼冬キャンプにマストな防寒アイテムはこちら
冬キャンプの達人に聞きました!
エルブレス イオンモールKYOTO店
小田 紗也佳さん
福岡県出身・奈良県在住。キャンプは秋冬がメインで、焚き火や薪ストーブで暖をとりながらのんびりと冬のアウトドアを満喫。1週間かけて九州のキャンプ場を巡りながら旅した経験も。スケートボードやスノーボードなどのスポーツも楽しんでいる。
冬キャンプのリアルタイムスケジュール公開!
冬キャンプでは、「食事をじっくり楽しむ時間をいかにして確保するかがカギ!」という小田さん。ここからは、自身の経験をもとに、慌てずまったり過ごせる冬キャンプのタイムスケジュールを公開してもらいます。
【7:00〜8:00】チェックイン時間に合わせて出発
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冬の日没は17:00前と早いので、逆算して早めに行動することが肝心!キャンプ場でゆっくり過ごす時間を確保するためにも、チェックイン時間前には到着できるよう出発しましょう。
また、途中で食材の購入などで店に立ち寄るなら、開店時間を事前にチェックするのも大切です。道中のトイレ休憩や渋滞なども考慮し、現地でチェックイン開始を待つくらいの時間感覚で行動するとスムーズです。
【9:00】道の駅でご当地食材をゲット
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キャンプでは贅沢な食事を楽しみたい派の小田さんは、道中で必ず道の駅や地元のスーパーなどに立ち寄るそうです。
この際もスムーズにキャンプ場に到着するためにも、オープン直後に入店できるように時間配分をコントロール。早朝に移動するなら、24時間営業のお店を活用するのもおすすめです。
その土地ならではの食品や旬のモノを買いそろえますが、米やパンなどの主食や飲み物など、どこでも手に入るものは事前に購入しておくのも時短&節約につながるテクニックです。
【10:00〜11:00】テーブルとチェアだけ出してまずは乾杯!
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午前中にキャンプ場に到着したらまずは景気づけに乾杯から!最低限のテーブルとチェアを並べて、缶詰などの手間のかからないものをおつまみに談笑します。
寒さの中、テントや薪ストーブの設営をはじめるのは少しおっくうに感じることもありますが、小休憩で体を慣らして気分も盛り上がってきたら、本格的にキャンプの準備をスタートします。
【12:00~14:00】テントの設営と薪ストーブの準備
一息入れたらキャンプサイトの設営にとりかかります。
小田さんによると、時短に有効なのが「ワンポールテント」。テンマクデザインのものを愛用しているそうですが、複数のポールを使うドームテントなどに比べてあっという間に完了です。ワンポールテントには薪ストーブをインストールできるモデルも多いので、冬キャンプにぴったりだとか。
使用できる区画が選べるフリーサイトを利用することが多い小田さん。そこでキャンプサイトの構築で最も時間をかけるのは場所選びだといいます。
なるべく平らな場所を探して風向きに合わせてテントの向きを決定。あとはテントと薪ストーブを設置してギア類のレイアウトを整えれば完成です。
【基本情報】
- 商品名:WAQ「Alpha TC SOLO DX」
- 使用サイズ:[フライシート(外寸)]約W300cm×D300cm×H180cm [インナーテント]W290cm×D150cm×H170cm
- 収納サイズ:約W57×D22×H22cm
- 重さ:約9.5kg
- カラー展開:タン、オリーブ、ブラック
- 価格:39,800円(税込)
【16:00〜18:00】夕食準備〜食事タイム
一通りの設営を終えたらお楽しみの食事タイム。
といっても夕食にはまだ早いので、まずは簡単にできるおやつやおつまみをつくります。綿棒にホットケーキミックスの生地をかけてバームクーヘンを焼いたり、焼き鳥をあてにお酒を飲んだり。夏には流しそうめんを楽しむこともあるそう。焚き火の前で調理や食事をして温まりながらゆっくり過ごします。
日が暮れはじめるころには、キャンプのメインとなるディナーの準備にかかります。
夜になって気温が下がってくるので、手軽で温かな鍋料理がお気に入りなのだとか。焚き火に鍋をセットして、道中で購入したご当地食材をぐつぐつと煮込むだけ。おでんやラーメンも定番だそうです。
【基本情報】
- 商品名:ユニフレーム「薪グリル」
- 使用サイズ:約41×30×35cm
- 収納サイズ:約23×40×6.5cm
- 重さ:約3.6kg
- 価格:14,300円(税込)
【基本情報】
- 商品名:ユニフレーム「焚き火鍋」
- 使用サイズ:(約)直径30.5cm×高さ12cm
- 重さ:約1.05kg
- 価格:7,150円(税込)
【20:00~21:00】日没後は焚き火と星空でゆったり楽しむ
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雨が少なく、空気が澄んでいる冬は星がきれいに眺められる可能性大!
頭上に広がる冬の星空を存分に楽しむため、小田さんは天体望遠鏡を持参して天体観測することも。お手軽なものでも、月のクレーターがくっきり見えたりと十分に満足できるのだとか。ゆったりと過ごした後、22:00~23:00にはテントに入って就寝します。
【7:00~9:00】起床。朝食は定番メニューでサクッと
朝はゆっくりめに起床。ただし、チェックアウト時間が午前中などの場合は早めの7:00ごろには起床します。
朝食は焚き火でご飯を炊き、目玉焼きやウインナーを焼くことが多いそう。夜はたくさんの食材を使った料理を楽しみますが、朝は後片付け時間を確保するためにも手軽に済ませます。
【11:00】撤収〜復路は日帰り温泉に立ち寄り
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11:00ごろから片付けはじめ、昼過ぎには完全撤収します。朝食の準備や食事をしながらも、少しずつ片付けを進めるのもスムーズな撤収のコツ。
キャンプ場を後にした復路では、キャンプ場近くの日帰り温泉に立ち寄ることも多いそう。キャンプで遊び疲れた体を温泉で癒して帰宅するまでが小田さん流の冬キャンプです。
冬にもおすすめ!京都のキャンプスポット
早い時間にチェックインできるので、日照時間が短い季節でもたっぷりキャンプが楽しめる!翌日も夕方まで滞在できる!そんな小田さんがお気に入りの「冬キャンプにぴったりなキャンプ場」を紹介してもらいました。
山と川に囲まれ絶景が広がる「笠置キャンプ場」
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京都府南部・笠置町を流れる木津川の河川敷を利用した「笠置キャンプ場」。
約3万平方メートルの広大な河川敷にフリーサイトが広がり、受付の開いている8:00〜17:00の間にチェックイン/チェックアウトできる自由度の高さも魅力!クルマをテントに横付けできるので、荷物の多い冬キャンプでも苦労することなくキャンプが楽しめます。
【施設情報】
- 住所:京都府相楽郡笠置町笠置佃
- 電話番号:0743-95-2011
- 料金:大人(中学生以上)1人1,000円(日帰り 500円)、小学生1人600円 (日帰り300円)
- 営業時間:8:00〜17:00
- 公式ホームページ
【施設詳細ページ】
冬キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ
今回、冬キャンプの上手にこなせるコツを教えてくれた小田さんが務めているのが、アウトドア専門店「エルブレス イオンモールKYOTO店」。暖房器具や防寒グッズのほか、キャンプ飯にぴったりの食品やキッチン雑貨など、冬キャンプを彩る魅力的なアイテムを数多く取りそろえています。
スタッフにギアの使い方や冬キャンプのノウハウを聞いたり、おすすめスポットを教えてもらうことも!
2023年11月にリニューアルオープンした店内には、豊富なアウトドア用品を陳列。季節に応じた品ぞろえでニーズに応えてくれること間違いなし!日常使いできるグッズやキャンプで使う消耗品も充実しているので、年間を通して利用しやすいお店です。
店舗へのアクセスはJR京都駅から徒歩約10分。イオンモールKYOTOの駐車場も利用もできます。京都でアウトドアを楽しむ際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
【店舗情報】
- エルブレス イオンモールKYOTO店※エルブレス店舗HPは近日オープンとなります
- 住所:京都府京都市南区西九条鳥居口町1番地(スーパースポーツゼビオ店内)
- 電話番号:075-693-7556
- 営業時間:10:00~21:00
この記事で紹介したスポット
キャンプ場画像 | |
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キャンプ場名 | 笠置キャンプ場 |
リンク | キャンプ場の情報を見る |