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冬の登山 テント泊の画像

出典:PIXTA

山のプロが伝授!テント泊登山の「愛用品」3選&失敗しない「ギア選び」のポイント

2023.10.27キャンプ用品PR

ハイキングや登山に出かけるうちに、いつかはテント泊登山に挑戦してみたい!と憧れる人も多いのでは?とはいえ、いつものオートキャンプ用品を背負っての登山は重量やサイズオーバーで現実的ではありません。そこで今回は、テント泊登山の経験者でもあるアウトドア専門店スタッフに取材。テント泊登山でメインとなる山岳テントやスリーピングマットなどの愛用品と、選び方のポイントを教えてもらいました。

登山でテント泊するなら!ここでチェック!

いつかは挑戦してみたい!山岳でのキャンプ

登山 テント泊の画像

出典:PIXTA

キャンプやアウトドア遊びが好きなら、いつかは山の上でテント泊をしてみたいと思ったことはあるはずです。いつものオートキャンプ場からの眺めも良いものだけれど、爽快な場所で肌に感じる空気感や景色、動植物の違いにきっと驚かされるはず! とはいえ山中を行動する登山では、装備の軽量化を図ることも求められます。 そこで今回は、登山にも精通するアウトドア専門店スタッフに、テント泊登山で実際に使っている愛用品や、選び方のポイントを聞きました。
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エルブレス 前橋みなみモール店

福島順也さん

社歴19年、登山歴15年。九州在住時のアウトドア遊びはテント泊登山がメイン。好きな山は大分県に鎮座する九重山(大船山)。群馬に移ってからは、お気に入りのモンゴル風テントをクルマに積んで快適なソロキャンプを楽しんでいます。

広い売り場に「登山用品」も充実!

装備は「軽量」が前提!使用感も重視して選ぶのが吉

余計に体力を消耗しないためにも、登山では装備の軽量化は避けては通れない課題です。これを前提に、信頼性・使用感・価格のバランスを加味しながらギアを選びましょう。

【愛用品その1】ダブルウォール&自立式のドームテント

ノースフェイスのテントの画像
福島さんが十数年間連れ添ったザ・ノース・フェイスのドームテント(廃棄してしまったため製品名は不明)
福島さんが愛用していたテントは、2010年ころから十数年使ったザ・ノース・フェイスの自立式ドームテント(2人用)。-10℃になるような、過酷な環境での使用にも耐え続けてくれた頼もしい相棒です。 ソロ登山でも、2人用テントを使うことで空間にも気持ちにも余裕ができるといいます。重量は1.8kgと他ブランドの同スタイルのテントと比べても、特に軽量だというわけではありませんが、当時はザ・ノース・フェイスのテントがまだまだ少数派だったので、これだ!と購入に至ったそうです。
ニーモ(NEMO) テント 2人用 キャンプ 登山 アトム オズモ 2P NM-ATMOS-2P-BBの画像

出典:エルブレスオンライン

福島さんがおすすめするのは、2人用ドームテントのニーモ「アトム オズモ 2P NM-ATMOS-2P-BB」
これからテント泊登山にチャレンジしたい人には、ニーモの「アトム オズモ 2P NM-ATMOS-2P-BB」のような、「軽量」「ダブルウォール」「高性能ベンチレーター」の条件を満たしたテントがおすすめだと教えてくれました。
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福島さん

2人用のテントで1kgを切るものはかなり高額になるため、まずは1.5kgほどのもので出費を抑えるのもおすすめです。登山泊をする場所はオートキャンプ場よりも標高が高いことが多いので、結露に悩まされることが少なくありません。面ファスナーなどで調整できるベンチレーションシステムを採用しているテントや、フライシートが結露を受け止めてくれるダブルウォール構造なら快適。インナーテントは、通気性のよいメッシュ素材やシルクのような肌触りの生地だとさらに結露しにくいはずです。

ソロにもおすすめの「ニーモ」のドームテント

【愛用品その2】軽&快なバランス型!イスカ「ピークライトマットレス 180」

ゼビオ店舗10
意外と疎かにしがちなのが「キャンプマット」ではないでしょうか。装備の軽量化を重視するあまり、不要なのでは?と考える人もいるかもしれません。 しかし現実は、整備されたオートキャンプ場とは全く異なる、荒れた地面でのテント泊も少なくありません。登山で疲れた体を効果的に休めるためにも、クッション性があり地面からの冷気をある程度カットしてくれるアイテムが不可欠です。 福島さんの愛用マットは、イスカ「ピークライトマットレス 180」。体を預けたときの安定感も気に入っています。
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福島さん

以前使っていたエアマットタイプは、寝返りを打つたびに空気が移動する感じに違和感を覚え、安眠できませんでした。それに対して、おすすめするイスカのピークライトマットレス 180は、どんな体勢でも体をしっかり支えてくれます。580gで軽さも担保できるので、こちらは私のベストパートナーです。
福島さんは軽さを大前提としたうえで、寝心地と収納性の良さも重要だと言います。
サーマレスト プロライトプラス Sの画像

出典:エルブレスオンライン

軽さと収納性を重要視するのなら、サーマレストのエアマットもおすすめ。他社のマットと比べても軽さと快適さが両立されたモデルが多い
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福島さん

容量に限りがあるバックパックの中には、濡れてほしくない寝袋や着替えなどを優先的に入れておきたいもの。耐久性のあるキャンプマットは基本的に濡れても問題ないので、バックパックの雨ぶたやサイドに付いているドローコードに挟んで行動することが多いです。そのため、コンパクトにまとまるかどうかも重要!

軽くて快適!「サーマレスト」のエアマット

【愛用品その3】軽量性・機能性・安全性を備えたトランギア「ストームクッカー」

トランギアのストームクッカーの画像
快適な山行にはエネルギー補給も必須!長時間自分の足で運んだ食材を使い、調理した料理のおいしさは格別です。 福島さんが愛用している調理ギアは、トランギアの軽量アルコールバーナー「ストームクッカー S ウルトラライト」。ふたが備わったボウルのようにも見えますが、ベルトを外すと…
トランギアストームクッカーウルトラライトS
左からウインドシールドにのった五徳とアルコールバーナー、ソースパン2枚、フライパン(黒)1枚、下にハンドル
五徳とアルコールバーナー、ウインドシールド(風防)、1.0Lのソースパン2枚、フライパン1枚、ハンドル(取っ手)のセットが出現。これだけスタッキングされていて740gと、驚きの軽さで登山にもピッタリ! 福島さんがおすすめするポイントは4つ。 1.高火力 2.抜群の安定感 3.高い安全性 4.燃料の調達が簡単
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福島さん

アルコールバーナーはガス式に比べて火力が弱いとされていますが、こちらは風防が備わっているので、エントツ効果による高火力が叶います。地面に置いたときの安定性も抜群で、転倒リスクも低いです。熱源が地面から離れているので、地面へのダメージや火事などの危険も減らせます。燃料用アルコールがドラックストアなどで手軽に手に入るのもポイント。ふと思い立って登山やキャンプに行くことになってもすぐに用意できます。

山でのグルメもお任せ!「トランギア」のアルコールバーナー

「軽量&快適」でテント泊登山を成功させよう!

大船山山頂に佇む福島さんの画像
お気に入りの山「 大船山」 山頂にたつ福島さん
余計な体力を使わないための「軽量化」はもちろん、「安全」「快適な睡眠」、さらに「おいしい料理」が、テント泊登山を成功させるために忘れてはいけないコト。 ギア選びの際は、ベースとなるテント、寝心地を左右するマット、食事を充実させる調理器具をじっくり検討するのがおすすめです。 福島さんの愛用品は、テント泊登山で必要なギアの一部に過ぎません。本格的に挑戦する際は、経験者に話を聞いたり、アウトドア専門店で相談したりと念入りに準備しましょう。

キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ

今回は、登山愛好家ならではの経験をもとに、愛用品やおすすめ品を紹介してもらいました。 福島さんが勤めるアウトドア専門店「エルブレス 前橋みなみモール店」の店頭でも、ギアの選び方や使い方についてアドバイスしてくれます!

エルブレス 前橋みなみモール店

エルブレス 前橋みなみモール店の画像
「エルブレス 前橋みなみモール店」は、2023年4月にオープンした新店!アクセスは、北関東自動車道「前橋南IC」から車ですぐ(390m)。大型駐車場も完備されています。 登山愛好家やキャンパーが満足できるようにスタッフたちは日々、人気商品を研究中。続々と入荷する新商品をぜひチェックしに足を運んでみてはいかがでしょうか。 【店舗情報】 エルブレス 前橋みなみモール店 住所:379-2143 群馬県前橋市新堀町967 電話番号:027-289-3692 営業時間:10:00~20:00

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