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セルフグランピングのイメージ

【贅沢キャンプのすゝめ】快適な空間づくりを演出する「セルフグランピング」〜ギア編〜

2023.09.28ノウハウPR

自前で快適かつおしゃれな空間を演出する「セルフグランピング」。工夫次第で費用が抑えられ、いつもより少し贅沢な時間を過ごせる魅惑のキャンプスタイルです。そこで今回は、セルフグランピングの経験者でもあるアウトドア専門店スタッフの愛用アイテムに注目。プロの目線で厳選されたギアなら参考になること間違いなし!

贅沢なサイトを自身で創造する「セルフグランピング」

セルフグランピングのイメージ
画像提供:髙村さん
自前で優雅なキャンプをプロデュースする「セルフグランピング」。一般的なグランピングとは異なり、自由にカスタマイズして究極のくつろぎ空間を創り上げる楽しさとよろこびを満喫できるキャンプスタイルです。 とはいえ、自分でギア(道具)を選んで準備や設営も行う必要もあります。そこで今回は、セルフグランピングを楽しんでいるアウトドアショップのスタッフに、ギアの選び方をインタビューしてみました。

セルフグランピングの実践者に聞きました!

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エルブレス 名古屋みなと店

髙村瑛一さん

愛知県在住。入社4年目。人気アニメ『ゆるキャン△』の聖地巡礼をきっかけにキャンプの世界へ。キャンプ好きが高じ、電気工事士からショップスタッフに転身。自前で快適な空間を演出する「セルフグランピング」に力を入れる。漫画や映画、ボードゲームを楽しむおこもりスタイルがお気に入り。

セルフグランピングを演出する秀逸なギアたち

理想のセルフグランピングを実現すべく試行錯誤を重ねてきた髙村さん。ギアへのこだわりも人一倍で、気がつけば所有するテントは計9張に及ぶほど。何度もフィールドで試したからこそわかった、おすすめ品を紹介してもらいます。

テント:【16ft】rootbase

16ft.のrootbase
画像提供:髙村さん
数ある所有テントの中でも一番のお気に入りが、韓国発のガレージブランド16ft(16フィート)が手がけるベイカーテント「rootbase(ルートベース)」。昔ベーカリーが使用していた形状の、薪ストーブが入れられる設営・撤収が簡単な大型テントです。
エルブレス店舗
画像提供:髙村さん
大人4人が横になれる、400×280cmの広々としたスペースを確保。生地にはBTC(Breathable Terylene Cotton)素材を採用し薪ストーブの煙突用のホールも設けられているので、冬キャンプの主役にもOK! 付属のフロントパネルは脱着でき、追加で購入して拡張したり、テント2張りを対照につないでファミリースタイルにしたりと、好みに合わせてアレンジしやすいのも魅力です。
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髙村さん

一番のお気に入りポイントは、シーンに合わせて変幻自在に張り方を変えられるところです。いろいろなテントやタープを所持、使用、見た中でこれほど自由な幕は初めて。両サイド・フロントの跳ね上げや、フロントパネルの拡張など、思いのままに設営できます。僕はセルフグランピングの参加人数やスタイルに合わせて、アレンジを加えています。何度使っても飽きのこない魅力がありますね。

ラック&テーブル:【Whole Earth】MULTI MESH OVERRIDE TABLE +

エルブレス店舗
画像提供:髙村さん (右奥)コンテナなどを置くラックとして使っているのが、メッシュテーブル。合計4台を使用していますが、2段に重ねるテクニックにも注目!
2品目は、日本発のアウトドアブランド・Whole Earth(ホールアース)がリリースするメッシュテーブル「MULTI MESH OVERRIDE TABLE +(マルチメッシュオーバーライドテーブル プラス)」メッシュテーブル2台と天板1枚がセットになっていて、2台並列につなげればロースタイルテーブル、2段に重ねればラックとしても活用可能!パッと脚を広げるだけで展開できるため、一時的な荷物置きとしても活躍します。
Whole EarthのMULTI MESH OVERRIDE TABLE +(ラック) 
画像提供:髙村さん 2セットを連結して囲炉裏テーブルとして使用
付属の天板をメッシュテーブルに載せれば安定感が増します。連結には標準装備のロック機能でグラつきもありません。脚をたたんで付属のバッグにコンパクトに収納できるのもうれしいポイント。
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髙村さん

そのままでも使いやすいのですが、2セット購入して4台を組み合わせると格段に自由度が上がります。囲炉裏テーブルのように設置して、中央に焚き火台やストーブを配置すれば一気におしゃれ度がアップ。ソロでもグループでもレイアウトの中心にはこれを据えることが多いですね。

マルチに活躍する「ホールアース」のメッシュテーブル

ポータブル電源:【EcoFlow】RIVER Pro

EcoFlowのRIVER Pro(ポータブル電源)
画像提供:髙村さん
野外での快適性を追求するのにマストなアイテムが、ポータブル電源。こちらはEcoFlow(エコフロー )の中でも最上位機種に位置づけられる「RIVER Pro(リバープロ)」。大容量・高出力と優れた性能に加え、0%から100%まで90分(新モデルのリバー2プロは70分)ほどと、充電にかかる時間が短いのも特徴。
EcoFlowのRIVER Pro(ポータブル電源)
画像提供:髙村さん
もし前日までに充電をし忘れても、当日の出発準備中にカバーできるので安心。1,200Wまでの消費電力の大きい電気製品にも使用できるので、日帰りキャンプならファミリーでもこれ一台で十分にまかなえます。別売りのソーラーパネルでも充電できるので、災害時の備えにも効果的。
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髙村さん

4年ほど前からポータブル電源を導入してからは、「これなしなんて考えられない!」と思うほど、セルフグランピングが格段に快適になりました。季節を問わず電気製品を気軽に使えるので、夏は扇風機、冬は電気マットをフル活用して楽しんでいます。特に大人数でのキャンプでは何かと便利。また、連泊の際にはソーラーパネルが大活躍しましたね。

大容量・高出力でヘビーユースにも対応!「エコフロー」のポータブル電源

ランタン:【NESTOUT】LAMP-1

エルブレス店舗
画像提供:髙村さん
ELECOM(エレコム)のアウトドア向けシリーズ・NESTOUT(ネストアウト)のLEDランタン「LAMP-1(ランプワン)」。雨などの水濡れにも耐えられる防水・防塵性能で、過酷な環境下でも使用可能な優れもの。 タフなデザインと細部に施されたギミックがキャンパーの心をつかみます。別売りの「ネストアウト アウトドアバッテリー」との組み合わせで、電源のないキャンプサイトでも使用可能です。
NESTOUTのLAMPー1
(左)ランプワン+ネストアウト アウトドアバッテリー(DE-NEST-10000BK)/(右)フラッシュワン+ネストアウト アウトドアバッテリー(DE-NEST-5000BK)
光量はツマミで無段階で調節でき、最大最大約350Lmでキャンプサイトを照らしてくれます。アウトドアバッテリーの底部にカメラネジ規格の1/4インチネジ穴があいているので、付属のミニ三脚を取り付けることも。ほかにFLASH-1(フラッシュワン・写真右)もあるので、キャンプサイトの雰囲気や用途に合わせて選ぶのもおすすめです。 高村さんは、ほかにもヴィンテージ調のペンダントライトやキャンドル風のガスランプなど、複数のライトを配置します。サイトを照らす目的だけでなく、ロマンチックな雰囲気を演出してくれるライトを至るところに置けば、セルフグランピンングの質がグッと上がるのだとか。
NESTOUTのLAMP-1(ランタン)
画像提供:髙村さん
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髙村さん

付属のミニ三脚で直置きしたり、カラビナでつり下げたりと自由自在なLEDランタン。一番気に入っているのは、シングルバーナーのようなデザインのツマミがあって、明るさが無段階調節できるところ。別売りの高変換効率のソーラーパネルとあわせて使うことで、使わない昼間にバッテリーを充電すれば夜に存分に使えるという幸せスパイラルが完成。ミリタリーテイストの無骨なデザインが、キャンプにもマッチしますよ!

多機能LEDランタン!専用バッテリーのラインナップも豊富

キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ

セルフグランピングのおすすめギアを紹介してくれた髙村さんが勤務するのが「エルブレス 名古屋みなと店」。今回取り上げたギアのほかにも、店頭にはキャンプに役立つさまざまなアウトドア用品が並んでいます。実際の商品を手に取りながら選べるがリアル店舗ならではの魅力です。

エルブレス 名古屋みなと店

エルブレス 名古屋みなと店
店内は、焚き火台、雑貨、照明器具、テント、寝袋などがわかりやすくエリアごとに整理されており、初めて訪れる人でも迷わずにショッピングを楽しめます。
エルブレス 名古屋みなと店
アクセスは、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「荒子川公園駅」から徒歩約15分、地下鉄名港線「港区役所駅」から徒歩約20分。髙村さんらプロのスタッフのアドバイスも受けられる同店に、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】 エルブレス 名古屋みなと店 住所:455-0056 愛知県名古屋市港区砂美町1-5 電話番号:052-665-2081 営業時間:[平日] 11:00-20:00、[土日祝日] 10:00-20:00

大型テントも見て・触って体験できる!


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