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焚き火を楽しみむ女性の画像

出典:PIXTA

テントは張らないけど焚き火はする!ピクニック以上デイキャンプ未満な「野外会」の楽しみ方

2023.07.21ノウハウPR

当日何をしようか考えながらキャンプの準備をするのは楽しいものです。その一方で、日々多忙だったり、まったくの初心者にとっては、事前の準備がハードルとなってしまうことも。そんな中、テントもタープも張らない手軽さながらも、焚き火をしっかり楽しむ「野外会」なるものがあるとの情報を入手。一体どのようなことをして過ごしているのか、野外会に魅了されたアウトドア専門スタッフに教えてもらいました。

準備時間も荷物も減らして、キャンプを気軽に楽しみたい

キャンプを楽しむ女性の画像

出典:PIXTA

「キャンプデビューしたいけど、道具をそろえるのが大変」「事前に準備せずに、サクッと楽しめるキャンプならいいのに」「キャンプは好きだけど、早起きするのが苦手」。 そんな人に朗報!家での荷造りと料理の仕込み、キャンプ場でのテントやタープの設営、調理、そして撤収などなど、およそ8割の手間を省いて楽しめるキャンプがあります! これから紹介する「野外会」は、事前準備はほぼゼロで持ち物も少量。3時間ほどでできるプチキャンプ。実践しているアウトドア女子の例を見てみましょう!

プチキャンプのコツを教えてくれるのは、野外会歴5年のアウトドア女子

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エルブレス ららぽーと湘南平塚店

根上さん

生まれも育ちも小田原という生粋のおだわらっ子。アウトドアは、キャンプと登山、釣りを楽しむ。最近は、河川敷で焚き火をしながら仲間たちと、3~4時間のプチキャンプを満喫中。みんなでつくったキャンプ飯を食べながら何気ない話をしている瞬間が、一番のお気に入り。

テントやタープなし!焚き火を囲んで会話を楽しむ「野外会」のススメ

焚き火を楽しむ画像
「野外会」とは、テントやタープを張らずに、焚き火を囲んで会話を楽しむ集いのこと。教えてくれた根上さんのグループが命名した造語です。 その場で軽く調理もするので、ピクニック以上デイキャンプ未満の楽しみ方と言えそう。お手軽ながらもキャンプ要素を取り入れられるのが魅力です。
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根上さん

きっかけは、職場の同僚。夕飯の支度や子どもの送り迎えの時間までに、軽くアウトドアを楽しめたらいいのに…そんな会話から生まれたのが、プチキャンプを楽しむ「野外会」でした。楽しむための秘訣は、時間をかけずにいかにキャンプの気分が味わえるか、これに尽きます。

野外会を楽しむために押さえておきたい5つのコツ

一般的なキャンプより、およそ8割の手間を省くプチキャンプ=「野外会」。省エネながらにして楽しむには、何よりポイントを押えておくべし!根上さんに5つのコツを聞きました。

1. 持ち物はチェアと食器、調理器具!あとは無理のない範囲で持ち寄り制

折り畳みチェアの画像
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根上さん

開放的な野外で仲間同士おしゃべりするのが野外会の楽しみの一つ。自分のチェアさえあれば、腰を落ち着かせてゆったりとくつろげます。組み立てが簡単で持ち運びが楽な軽量タイプがおすすめ。あとは、シェラカップやお皿、カトラリー、ホットサンドメーカーなどの調理器具があれば完璧。焚き火台やガスバーナー、テーブルは声を掛け合って無理のない範囲で持ち寄ります
ヘリノックスのチェア
ヘリノックスのチェアは、シンプルなデザインながら座り心地抜群!

コンパクトで組み立て簡単!ヘリノックスの「タクティカルチェア」

2. 場所は河川敷の高架下が狙い目!

河川敷の高架下の画像
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根上さん

設営に手間と時間をかけない野外会では、テントやタープを張りません。その代わりとなってくれるのが、河川敷の高架橋。高架下なら、雨に濡れず日差しも避けられるので快適そのもの。調理や焚き火を楽しむなら、火気の使用が許可されている場所を選びましょう!

3. キャンプ気分に焚き火はマスト!チャコスタで簡単火おこしがカギ

チャコスタの画像
ユニフレームの「チャコスタ」
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根上さん

それだけでアウトドアの気分が味わえる焚き火は、野外会の主役的存在。野外会では、簡単に火起こしができる「チャコスタ」が強い味方です。焚き火台に着火剤を置いて点火し、その上に炭を敷き詰めたチャコスタを置いて待つだけ。薪は、河原で乾いた小枝を拾って現地調達します。火気はOKでも直火がNGな場所は多いので、必ず焚き火台と焚き火シートは用意しましょう

初心者でも火起こしできる!ユニフレームの「チャコスタ」

4. 仕込みなしの簡単料理をチョイス!手間・ゴミ・洗い物ほぼナシを実現

エルブレス店舗7月
コールマンの「シングルガスストーブ120A」
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根上さん

調理器具が何でもそろっている家庭と違い、制限のある野外での調理は意外と時間がかかるもの。そんな手間を省くためにも、「切る・焼く or 煮る」の2〜3ステップで完成する料理を選びます。事前に仕込む必要のないものだとなおよし!調理は、焚き火台より安定した火力が出せるガスストーブを使うことが多いです。
じゃがいもとベーコンのミルフィーユ
ジャガイモとベーコンのミルフィーユ
じゃがいもとベーコンのミルフィーユをバンスで挟んだ画像
パンに挟んでサンドイッチ風アレンジ!
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根上さん

私のおすすめは、切る・並べる・焼くで完成する「ジャガイモとベーコンのミルフィーユ」と、切る・混ぜる・焼くで完成する「ホットサンドメーカーでつくるお好み焼き」。鍋やホットサンドメーカー一つでつくれるので、洗い物も少なくて済みます
ホットサンドメーカーの画像
ホットサンドメーカーでつくるお好み焼き
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根上さん

人数分のホットサンドメーカーがあれば、それぞれが好きな具材と味付けを楽しめるのでグッド。食材をカットするときは、簡易まな板と折りたたみナイフは必須。買いすぎて必要以上にゴミが出るのを防ぐためにも、食材の持ち寄り担当を決めておくといいですよ。

ペンギンの焼き目がかわいい!「チャムス」のホットサンドメーカー

オピネルのステンレスナイフの画像
「オピネル」のステンレスナイフ(右手)。野外会での調理には、折りたたみ式でこれくらいコンパクトなもので十分

コンパクトながら切れ味抜群!「オピネル」の折りたたみナイフ

5.「もうすこし居たいな」と感じる3~4時間程度でサクッと楽しむ

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根上さん

野外会を楽しみだしてから数年経ちますが、月に一度か2カ月に一度のペースで開催しています。開催率と継続年数を高めるコツは、みんなが「もうすこし居たいな」と感じる3~4時間でサクッと切り上げること。準備することもなく、気軽に集まれるからこそ、「またやりたい!」につながる野外会。ぜひみなさんも、仲間同士で実行してみてください!

キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ

今回、野外会のハウツーを教えてくれた根上さんがスタッフを務めているのが、アウトドア専門店、「エルブレス ららぽーと湘南平塚店」。

2023年4月に全面リニューアルした湘南平塚店!

エルブレス ららぽーと湘南平塚店の画像
「エルブレス ららぽーと湘南平塚店」は、2023年4月にららぽーと内にあるスーパースポーツゼビオから隣に移転し、別テナントとしてリニューアルオープン!店舗面積が約2倍に拡充されたことで、キャンプ用品やトレッキング用品がさらに豊富になりました
エルブレス ららぽーと湘南平塚店の画像
アクセスは、JR東海道線「平塚駅」から徒歩約12分、平塚駅から路線バスでららぽーと湘南平塚まで行くことも。約3,500台収容できる駐車場もあるので、大物を購入するときは、クルマで訪れるのが便利です。 店頭には根上さんをはじめ、キャンプやアウトドア経験豊富なスタッフが常勤。キャンプギアはもちろん、地域のキャンプ場情報のことまで幅広く相談に乗ってくれますよ! 【店舗情報】 エルブレス ららぽーと湘南平塚店 住所:神奈川県平塚市天沼10-1 ららぽーと湘南平塚 1階14070 電話番号:0463-25-0058 営業時間:10:00~21:00

地域のキャンプ場情報から、ギアの購入まで相談できる!