夏に行きたい「ゆるキャンプ」プラン！小田原アウトドア女子おすすめの鮮魚・足湯・手ぶらコテージ泊も

神奈川県の西部に位置する「小田原市」といえば、小田原城に金時山、かまぼこ、相模湾で獲れる海鮮など、観光名所やグルメが満載されている関東屈指の観光にも人気のエリア。 東京都心からもクルマでも約90分とアクセス抜群なうえ、箱根エリアからも激チカ。短い時間でもさまざまなモノ・コトに触れられる立地なのも人気の理由です。 そんな言わずと知れた「小田原」にせっかく遊びに行くのであれば、定番を押さえつつも、ツウな楽しみ方ができたらお得感も倍増するはず！ そこで今回は、生粋の小田原っ子であるアウトドア専門店スタッフが、キャンプと一緒に楽しみたい「おすすめスポット」を厳選して紹介します。

お目当ての店が混みすぎて入れなかった…、なんていうことも人気エリアでは少なくありません。そんな残念なことを避けるためにも、事前に混雑を避けるのが吉。ここからは、根上さんおすすめスポットと比較的空いている狙い目の時間帯を合わせて紹介していきます。

小田原に着いたらまず訪れたいのは、相模湾で獲れた鮮魚が水揚げされ、浜焼きが食べられるお店が集中する人気エリア、小田原(早川)漁港周辺。JR東海道線「早川駅」から徒歩約5分、クルマなら早川ICを降りてすぐの好立地です。 ふわふわのかき氷が食べられる「小田原ひととせの雪」は、地元の人はもちろん、観光客も押し寄せるお店なので、オープン直後に行くのが狙い目！ ここのかき氷の魅力は何と言っても、旬の果物100％を使ったフルーツかき氷です。特殊な冷凍方法でおいしさをぎゅっと詰め込んでいるから、口の中でフレッシュな果汁が炸裂！シルクのような滑らかな口当たりの氷と相まって、一度食べたら忘れられない一品です。

かき氷を堪能したあとは、ぜひ早川港の新鮮な海の幸をご賞味あれ！特にアジは、日本屈指のおいしさと定評なので見逃せません。中でも、サクサクの衣でアジのうまみをとじこめた「アジフライ」が一押し！ 「小田原ひととせの雪」から徒歩1分の「漁師めし食堂」のアジフライ定食は、衣のサクサクした歯ごたえとふわふわの白身が自慢。水揚げされる魚の状況によって中身が変わるあら汁とご飯付きです。 特に土日祝日は11時半ごろから一気に混みだすので、11時過ぎにはお店に入っているのが正解。

お腹が満たされたら、キャンプ場へ行く前に買い出しの準備です！ そこで次に向かいたいのが、小田原漁港からクルマで約5分、徒歩でも15分ほどの「漁港の駅TOTOCO小田原」。漁港直送の鮮魚や加工品、地元農家の名産品、キャンプ飯に合う惣菜、小田原ゆかりのスイーツなど、 約1,800種類の商品がズラリ。 他にも、魚介類をたっぷり使ったイタリアンレストランがあったりと、見どころたっぷりでついつい長居してしまうことも…。キャンプ料理に合うユニークな調味料も多くラインナップしているので、夕飯づくりがますます楽しくなるはず！

食材の買い出しが終わって向かうのは、TOTOCO小田原からクルマで約30分。小田原市の隣、南足柄市にあり、箱根外輪山の一部「明神が岳」山麓の森林エリアにある人気の「足柄森林公園丸太の森」。東京ドーム約5個分の緑に囲まれた園内は、森林浴にぴったりの場所で、ファミリーやグループで来てものびのび過ごせます。 気軽に楽しみたい人は、棟貸しのバンガローでの宿泊がおすすめ。2022年には、室内の改修に加えて専用のバーベキュー用テラスが設置され、さらに快適に過ごせるようになりました。

2023年には、園内にあるキャンプ場もリニューアル。これまで夏季限定で常設テントのみの受け入れだったサイトは、全サイトウッドデッキを整備し、テントの持ち込みができるようになるとともに、通年でのキャンプ利用が可能に！テントも張りやすく、水はけも良くなり、ぐっと快適になりました。 キャンプサイトは、広さ4m×6mの「ウッドデッキサイト」と7m×7mの「テラスデッキサイト」の2種類。ファミリーキャンプ初挑戦の人やキャンプ初心者は、必要な装備が用意された「セットアップサイト」を選べば安心です。

入園料無料で一日遊べる「小田原こどもの森公園わんぱくらんど」には、キャンプ場からクルマで20〜30分で到着。 ディズニーランド2.5個分の広大な敷地内には、子どもに人気の大型遊具が数多くあります。中でも、全長67ｍにもなる「わんぱく大橋」は、渡るとユラユラ揺れて親子でスリルが味わえます！ 各所を効率よくめぐるなら、園内を走るロードトレイン「わくわく号」とこども列車「なかよし号」に乗車するのが便利。運行区間が異なるため、乗車するときは行きたい場所に停車するかどうかチェックしましょう。

子どもだけでなく大人もアスレチックで遊びたいのなら、園に隣接している「フォレストアドベンチャー・小田原」に向かうべし！ ここでは、森の木を生かしてつくられた、迫力満点のアスレチックが楽しめます。ハーネスをつけて登ったり下ったり、ときには、ジップスライドでターザンのように木から木へと滑り抜けたりと遊びごたえ抜群！ 難易度と年齢に応じてコースが分かれているので、身長90cm以上の子どもから無理なく参加できます。

「金時山」といえば、箱根外輪山の北部に位置する、日本三百名山にも名を連ねる名山。赤ふんどし一丁でまさかりを担ぐ坂田金時(金太郎)ゆかりの地としても有名で、コースによっては伝説に由縁する風景を満喫しながらの登山が楽しめます。 キャンプの翌日に登るのであれば、往復約3時間の一番ライトな「金時登山口コース」がおすすめ。キャンプ場から登山口の駐車場までクルマで50分程度なので、移動時間も見積もって早めに行動しましょう。頂上からは、富士山と仙石原のススキ、大涌谷など、見ておきたい絶景をいっぺんに楽しめますよ！

のんびり派の人におすすめなのが、小田原の街並みを眺めながらくつげるホットスポット。2020年12月にオープンした、小田原駅直結の複合商業施設「ミナカ小田原」の14階にある「展望足湯庭園」では、無料で足湯を楽しめます。 長さ20mほどにもなる浴槽は、両サイドから腰かけて浸かれる仕様。お湯は、箱根湯本の天然温泉が使われているので体に染みわたる～！家族や仲間でおしゃべりしながら癒しのひとときを満喫しては？

今回、小田原の「ゆるキャンプ」プランを紹介してくれた根上さんがスタッフを務めているのが、アウトドア専門店、「エルブレス ららぽーと湘南平塚店」。

「エルブレス ららぽーと湘南平塚店」は、2023年4月にららぽーと内にあるスーパースポーツゼビオから隣に移転し、別テナントとしてリニューアルオープン！店舗面積が約2倍に拡充されたことで、キャンプ用品やトレッキング用品がさらに豊富になりました。 マリンスポーツのイメージが強い湘南ですが、最新のキャンプギアやグッズが手に入る品ぞろえで、初心者からベテランキャンパーまで満足できるお店です。

アクセスは、JR東海道線「平塚」駅から徒歩約12分、平塚駅から路線バスでららぽーと湘南平塚まで行くことも。約3,500台収容できる駐車場もあるので、大物を購入するときは、クルマで訪れるのが便利です。 同店ではキャンプギアの買い物はもちろん、根上さんのように小田原エリアに詳しいスタッフも多いので、キャンプや小田原観光を計画する際に、いろいろ聞いてみるのもいいかもしれません！ 【店舗情報】 エルブレス ららぽーと湘南平塚店 住所：神奈川県平塚市天沼10-1 ららぽーと湘南平塚 1階14070 電話番号：0463-25-0058 営業時間：10:00～21:00