キャンプに釣りをプラスしてマンネリ化を回避！楽しさが倍増するグッズも紹介

キャンパーのみなさんは、現地に着いたらどんなふうに時間を過ごしていますか？きっと多くの人が、焚き火や料理をしたり、音楽を聞いてリラックスしたりと、各々が心地よく感じるアクティビティに没頭していることでしょう。 毎度おなじみのルーティーンを楽しむのはもちろんアリなのですが、せっかくならこの夏は新しいコトにチャレンジしてみませんか？いつものキャンプに1つ新たな遊びを足すと、現地での過ごし方にメリハリが効いて今よりもっと充実した時間を過ごすことができますよ。 そこでおすすめしたいのが、キャンプ場内の釣り堀や付近の水場で楽しむ「釣り」。意外と手軽に始められる上に、慣れてきたら釣った魚を料理して楽しめたりと、一石二鳥です。ここでは、そんな釣りを始めるにあたって用意しておきたいギアをお届けするので、新しいモノ好きのキャンパーさんはお見逃しなく！

魚が食いつくまでの間、長丁場になることも多い釣りシーンでまず用意したいのは、「座る」ためのギア。こちらは釣りの合間にこそ使いやすい、ホールアースの「メリータイムチェア」です。そのサイズ感は、使用時で約幅30×奥行き30×高さ45cmと非常にコンパクト。

折りたためばそのサイズは約幅12×奥行き12×高さ45cmで、非常にコンパクト。ギアコンテナや車内の空きスペースにサッと詰め込めるので、場所をとりません。

ショルダーストラップ付きの専用収納袋が付属するので、手ぶらで携行することも。釣りシーンは手持ちの荷物がなにかと増えがちなので、こうした手を空けられるギアがあると便利ですよ。

座面の中心部はメッシュで、高い通気性を確保。たとえ濡れてしまっても、素早く乾いてくれます。

座面高は約23cmで、ちょいと腰掛けるのにうってつけの高さ。釣りのスタイルによっては、ずっと立ちっぱなしではなく座る場面も必要になってくるため、こうした運びやすく座り心地も上々のチェアを1つ持っておくときっと役立つはず！

続いてはこちら。「座る」に付随して活躍するテーブル、ホールアースの「コンパクト ソロ ロール テーブル」です。天板の表面の生地はポリエステル製で、汚れがついてもサッと拭き取れるイージーケアがうれしいところ。使用時の大きさは約幅44.5×奥行き34.5×高さ33.5cmと、商品名のとおりソロ使いにうってつけのサイズ感を実現しています。

上で紹介した「メリータイムチェア」と一緒に使うとこんな感じ。ロースタイルのチェアとテーブルは相性ばっちりです。ルアーを付け替えたり、針先にエサを取り付けたりと、手元で目を凝らす作業が必要になるのが釣り。そんなとき、ストレスフリーで作業ができるチェア＆テーブルは必須アイテムですよ！

アルミ合金製で軽量かつ丈夫な脚部と、5枚プレート各室構造を採用したロール式天板は分離が可能。くるくると巻いて収納することで、約幅9×奥行き7×高さ48cmとなり、コンパクトに持ち運ぶことができます。本体重量は約880g。軽さも魅力の1つです。

組み立ては脚を開き、そこに天板をパチっとはめるだけの簡単設計。この軽さ＆取り扱いの容易さにもかかわらず耐荷重が約10kgあるので、釣り道具やドリンクなどを一通り置くことができますよ。

さて、「座って作業する」ためのギア以外に、釣りシーンであると便利なのが「入れる」ための道具。まずご紹介するのは仕掛けやルアー、替え針などを収納しておける便利なコンテナ。ジャック・ウルフスキンの「JP MFL ソフト コンテナ S」です。

釣りはもちろん、キャンプ時の小物全般を収納するのにぴったりなこのコンテナは、本体に500デニールのリップストップ生地を採用。破れに強いタフな作りで、釣り針が引っかかっても破れる心配はありません。 また、両サイドにメッシュ製のポケットを設けているので、すぐに取り出したい仕掛けなどを入れておけて便利。細かいところで気が効いています。

内部には可動式の間仕切りやクッションフォームを設けるなど、大切な釣りの小物ギアが壊れにくい仕様。安心して持ち運ぶことができます。釣りは収納場所を把握していないと無くしてしまうような小さい道具が多いので、こうしたコンテナを1つ持っておくだけでかなり便利です。

続いての「入れる」道具はクーラーボックス。こちらはコールマンの「ホイールクーラー/28QT」です。 本体は約幅49×奥行き34×高さ42cmと、手持ちでも持ち運びやすいサイズ感。なにより、陽気なサマームードに浸れるようなスカイブルーがアウトドア遊びのテンションを上げてくれます。

また、手持ちでなくともハンドルを使えば、中身がぎっしりと詰まっていても転がすだけで移動が楽ちん。ハンドルは最長約94cmまで伸びるので、腰をかがめずに普段通り歩きながら引くことができます。 もちろん、ぬかるんだ路面などにも対応できるよう、タイヤは大きめのものを完備。駐車場からテントサイトまでの移動を快適にサポートしてくれますよ。

発泡ウレタンとポリエチレン素材を採用した本体は、26Lの容量を備えました。500mlのペットボトルが24本も入るので、これからの暑〜い季節にぴったり。もちろんドリンク以外にも、食材などを入れてガンガン保冷しちゃいましょう！

そして、釣りキャンプの際に必ず持参してほしいのがライフジャケット。船上や防波堤はもちろんのこと、たとえ陸っぱりであったとしても、水辺のすぐそばにいるのですから、イザという場面に備えて着用しているのがベターです。 そこでおすすめしたいのがこちら。AQA製のライフジャケット。ダークトーンでシックにまとめたこちらの1着は、お洒落なキャンプウェアの邪魔をしません。それでいて、「NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会」が認定した基準をクリアしており、その浮力や構造、強度等はお墨付き。ルックスと実用性を兼ね備えた一品となっています。

本体下部はメッシュ仕様で、水抜けがよく乾くのが早いのもポイント。背面には英字が配されており、デザイン面でアクセントを効かせました。

また、背面上部には緊急時に役立つハンドルも完備。イザという場面で、他人に引っ張ってもらえるのは安心できますよね。ライフジャケットは適切なサイズのものを着用することが大切なので、事前に目安となるサイズ表などを確認してからゲットするようにしてください！

いつもお決まりのキャンプは、ハズレがなくて楽しいもの。でも、せっかくなら常に新しい遊びにトライしながら、キャンプの経験値を上げていくのもいいのではないでしょうか。どんなアクティビティも長く続けていればマンネリは避けられません。そのため、いつだってフレッシュな気分で楽しめるように、何かしらの遊びを模索し続けるのがいいでしょう。 そんな訳で、ぜひ今年の夏キャンプには釣りをプラスしてみてください。今回紹介したギアに釣り竿さえあれば、すぐにでも始めることができますよ。

構成／辻康太郎　文／こはるん　撮影／Tat