フローティングベストおすすめ24選！選び方やライフジャケットとの違いも解説

釣りを安全かつ快適に楽しむためのフローティングベスト。ベストの中に浮力材が入っており、万が一、海に落ちてしまっても浮力を利用して体を浮かせてくれます。 収納力が高いこともフローティングベストを使うメリットです。複数のポケットが付いているため、釣りをしていてすぐ使いたい道具を収納できます。ルアーやハリ、ハサミやフィッシュグリップ、針外し、リーダーなどを収納しておけば、その都度バッグやボックスを開ける必要がありません。 このようにフィッシングベストは安全性と機能性の両方を兼ねそなえた釣りを快適に楽しむためのアイテムです。

フローティングベストは陸からの釣りで使うものです。対してライフジャケットは船釣りで使います。ライフジャケットの役割は救命胴衣だけです。複数のポケットなどの収納力や機能性はありません。 もうひとつの違いは形状です。フローティングベストはベストタイプのみで羽織るのみ。対してライフジャケットは羽織るベストタイプと腰巻タイプなど形状が多岐にわたります。

桜マークとは国土交通省が救命胴衣としての安全性を認可した証です。小型船舶に乗る際には桜マークのついたライフジャケットの着用が義務付けられています。桜マークのついたライフジャケットを着用せずに小型船舶に乗船すると違反となるので注意しましょう。

複数のメーカーから数多くのアイテムが発売されているフローティングベスト。その中から自分にあった一着を選ぶために注目するべきポイントを紹介します。フローティングベストは浮力・収納力・動きやすさの3つから選びましょう。この3点をおさえることで、安全かつ快適に釣りを楽しむことができます。

まずは、海釣りでのもしもの時のための安全性を確保するために浮力をチェックしましょう。浮力はL1、L2、L3という基準で表示されています。重りをつけた状態で淡水に浮かべて24時間以上耐えられた重量によってランクが変わります。L1は11.7kg、L2は7.5kg、L3は5.85kgです。 外洋に面した沖磯や潮の流れが早い磯地ではL1を。L2は外洋には面していいないものの、波の高い磯地など足場が悪く落ちると危険な場合に。水深のある堤防などから釣りをする場合にもL2がおすすめ。L3は砂浜などで釣りをする際に向いています。 釣りをする環境に合わせて適切な浮力を持ったフローティングベストを選びましょう。

フローティングベストには多数のポケットがあります。収納力の高いものを選べば、バッグや釣り具ボックスなどを持たず、手ぶらで釣りをすることも可能。ポケットの多さだけではなくサイズや位置も確認しましょう。ルアーで釣りをする場合はルアーボックスを収納できる大型のポケットが必要です。ベストの前面にポケットがあれば素早くルアーを取り替えられます。 磯釣りの場合はハリやウキなどの仕掛けが細かいため、道具小分けにできるタイプのポケットがあると便利です。しかし足元の悪い磯釣りの際にフローティングベストに物を入れすぎると危険です。ベストが膨らんで足元が見えにくくなるので注意しましょう。

キャスティングする際に腕を上げやすいか、リールを巻きやすいかなど動きやすさにも注目しましょう。試着してみて腕が動かしにくいものは、釣りをする時にストレスを感じてしまいます。ただし動きやすいからといって、大きいサイズを選ぶと、海に落ちた際にフローティングベストの効果を発揮しない可能性があります。また、着る服を考慮した上でサイズを選択しましょう。冬に厚着の状態でジャストのサイズでも、夏にTシャツを着ている場合はサイズが合わない可能性があります。着る服によってサイズが合わない場合は、シーズンによってフローティングベストを使い分けることもおすすめです。 釣りのスタイルによっては動きやすさを重視することがあります。先述したように磯釣りは足元が悪いため、フローティングベストが重たくなって動きにくいと大変危険です。陸からのシーバス釣りや砂浜でのサーフの釣りなど移動が多い場合はベストが重たいと釣りに集中できません。 フローティングベストは形がシンプルでポケットの数が少ないほど軽くて動きやすいです。肩の部分に滑り止めやパットが入っているタイプを選べば重量が手中する肩への負担を減らせます。釣りのスタイルや場所に合わせて動きやすいフローティングベストを選びましょう。

ここからはおすすめのフローティングベストを24アイテム紹介します。釣りをする場所やスタイルに合わせて最適な1着を見つけ出してください。信頼できるメーカーから選んでいるので、どれを選んでも安心して釣りを楽しめます。

フローティングベストを着用すれば安心で快適に釣りを楽しむことができます。釣りをする場所やスタイル、使う道具に合わせて最適なフローティングベストを見つけましょう。 選ぶ基準は浮力・収納力・機動力の3つです。十分な浮力があれば安心して釣りができます。また、収納力の高いものを選べば手ぶらになれるので、想像以上に快適に釣りをできます。ただし、動きやすさに注意が必要です。今回紹介したフローティングベストの中から、ぜひお気に入りの1着を見つけてください。