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パパがつくるバーベキューを食べる家族の画像

出典:PIXTA

【日本バーベキュー協会直伝】「父の日BBQ」で家族の笑顔を引き出す3つのテクニック

2023.06.09ノウハウPR

2023年6月18日(日)は父の日。パパが感謝される日こそ、家族に囲まれながらバーベキューパーティーはいかが?この日ばかりは、自分がホスト。手際よく肉を焼いてサーブする姿に、家族も「パパかっこいい!」と驚くはず。普段ママが焼かないような、塊肉にも挑戦しましょう!今回、日本バーベキュー協会に、パパ自身が輝き、家族も笑顔になるバーベキューの演出テクニックを教えてもらいました。

「日本バーベキュー協会」会長に聞きました!

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日本バーベキュー協会 会長

下城民夫(しもじょうたみお)さん

兵庫県芦屋市出身。過去にはアウトドアジャーナリストとして、世界のアウトドア事情を取材に巡り、テレビ・新聞・雑誌・ラジオなどのメディアへ情報提供していた。2006年に、海外の先進的なバーベキュー文化を日本に伝えるために「日本バーベキュー協会」を立ち上げ、テレビ番組、雑誌、WEBメディアなどに多数出演。

父の日は、パパが輝く日!バーベキューで家族だんらんを楽しもう

本場アメリカでは、“父の日”こそパパがリードするのが吉

BBQを楽しむ家族の画像

出典:PIXTA

毎年6月の第3日曜日に当たる父の日は、1909年にアメリカで始まって以来、父親に感謝を伝える記念日として世界中で祝われています。しかし日本の父の日は、母の日に比べて実施率が低く、父親はプレゼントをもらえないこともしばしば。 一方で、バーベキュー発祥の地でもあるアメリカでは、記念日やセレモニー、パーティーといった「晴れの日」に、ゲストをもてなす風習があります。父の日も例外ではなく、パパがホストとなってその場を切り盛りするのが一般的です。 日本のお父さんだって、「家族と一緒に過ごす時間」が一番うれしい。ならば父の日を、バーベキューの日として日本バーベキュー協会が認定。バーベキューで家族だんらんを楽しむのはいかがでしょうか。家族におもてなしをプレゼントすれば、みんなが笑顔になり、記念日にふさわしいイベントになるはずです!
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下城さん

本場アメリカにならい、パパがホストとなって、バーベキューを切り盛りすることで、「あれっ!いつもと雰囲気が違う」「本格的な調理器具を使いこなしている姿がかっこいい」と感嘆の声があがるかも?「父の日なのに、自分が働かなくちゃいけないの?」と思う人もいるかもしれませんが、家族の喜ぶ顔を間近で見ながら、食事を楽しむひと時は、最高の思い出になります。

家族の笑顔に包まれるバーベキュー"パーティー"を目指そう!

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下城さん

海外でのバーべキューは、食事会ではなくパーティーという扱いです。パパが料理を切り分けてシェアするなど、家族が笑顔になるもてなしが大切。自分の話ばかりしたり、料理の腕前を自慢しつづけるのはNGですよ!

BBQグッズを探すなら、知識豊富なスタッフのいる専門店で!

本格バーベキュー“パーティー”をつくる3つのテクニック

【テクニック1】メインは特別感のある特大の塊肉!

ポークバックリブの画像
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下城さん

とっておきのバーベキューにするには、みんながアッと驚くような特大の塊肉を焼くのがおすすめ。450gもある「ワンポンドステーキ」や斧の形の巨大肉「トマホークステーキ」、ワイルドな「骨付きリブロース」ならば、パーティーのハイライトにもぴったり。塊肉は、低温でじっくり焼かないと中まで火が通りません。調理する際は、フタつきのバーベキュー用グリルがマスト。焼き上がった肉は、パパが切り分けてみんなにシェアしてくださいね。

【テクニック2】ドリンクや前菜にも気を抜かない!

バーベキューんい振るまわれる前菜の画像

出典:PIXTA

サラダやクラッカー、チーズなど、ちょこっとつまめて小腹を満たせる前菜を並べれば、一気にパーティームードに!
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下城さん

肉が焼ける前の待ち時間には、「パーティーへようこそ!」という気持ちを込めて、ウェルカムドリンクや焼かなくても良い前菜、サラダを用意。そうすれば、火がおきてお肉が焼けるまでの、みんなのイライラがなくなるでしょう。お酒が好きなママには、ワインやシャンパン、子どもが喜ぶ優しい味つけの食べ物も忘れずに。テーブルに並べられたドリンクや食事を見れば、家族のテンションもアップ!

【テクニック3】オリジナルのデザートでエンディングの合図

オレオのベーコン巻きの画像
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下城さん

パーティーを締めることもホストの役割。食後のデザートを用意して、終盤であることを知らせましょう。フルーツを焼くのは、焼き目や香りが楽しめて、バーベキューの締めにピッタリ。砂糖をまぶして焼くだけの「パイナップルのキャラメリゼ」や、甘じょっぱさがクセになる「オレオのベーコン巻き」も、みんなが驚くデザートとしておすすめです。

万全な「食中毒」対策で家族を守ろう

肉芯温度計で焼き具合の管理をしよう

肉芯温度計の画像

出典:PIXTA

楽しいバーベキューパーティーにするためにも、絶対に回避したいのが「食中毒」。肉には、食中毒の原因となる細菌やウイルス、寄生虫が付着していることがあります。 安全に食べるためには、肉の中までしっかり火を通すことが大切。 とはいえ、分厚い塊肉の調理は、表面だけ焼けて中がレアになりがち。見ただけでは、どこまで火が通っているかわかりにくいのが難点です。かといって、何度も切って中を確かめる方法は、見た目が崩れてしまうので避けたいところ。
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下城さん

そんなときこそ、「肉芯温度計」の出番。肉の上から刺すだけで中心温度が計れるとっても便利なしろものです。安全に食べられる温度は、肉の種類によって異なります。推奨温度は、鶏肉が肉芯74℃以上、豚肉は肉芯63℃以上。牛肉はステーキをレアで食べることもあるので、表面を80℃以上でしっかり焼きましょう。

「父の日BBQ」ににマストなアイテムが勢ぞろい

食材トングは「生肉用」「取り分け用」の2つを使い分けよう!

バーベキューでトングを使う画像

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下城さん

肉芯温度計を使って安全に焼いた肉も、生肉用のトングで触ったら台無し。菌が付着し、食中毒になる危険があります。生肉用と取り分け用のトングはしっかり使い分けましょう

家族の笑顔が父の日の最高のプレゼント

ゼビオ父の日BBQ

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前菜に始まり、塊肉にデザートまで準備するバーベキューパーティーは、パパひとりではちょっと大変かもしれません。でも、一生懸命もてなそうとする姿に、家族は改めて「パパ大好き!」と実感するはず。ママや子どもがフォローしてあげることで、絆も深まります。「楽しいパーティーをありがとう」。みんなの笑顔と感謝の言葉が何よりのプレゼントです。

「父の日BBQ」に関する情報がいっぱい!

バーベキューの準備は、お近くのスーパースポーツゼビオへ

エルブレス郡山西ノ内店
スポーツ・アウトドア専門店のスーパースポーツゼビオとエルブレスは、日本バーべキュー協会の法人会員として、安心安全な楽しいバーベキューの普及に力を入れています。 全国で展開する店舗では、グリルやトング、食中毒対策グッズまで、バーベキューに必要な道具が一式購入可能。プロの視点で、道具の使い方や肉の焼き方など、ていねいにアドバイスしてくれますよ!

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