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ミリタリージャケット種類別おすすめ商品30選!コーデや着こなし方も紹介
2023.05.15ファッション
男らしさを際立たせる「ミリタリージャケット」。デザイン性と機能性を兼ね備え、アウトドアからタウンユースまで幅広く使用できる人気のアイテムです。 ただ、ミリタリージャケットといってもさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか悩みますよね…。今回はミリタリージャケットの種類別コーデや着こなし方、おすすめ商品を紹介します。自分に合ったミリタリージャケットを見つけてみましょう!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
「ミリタリージャケット」は軍用のジャケット
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ミリタリージャケットとは、軍服のデザインを模したジャケットのこと。陸軍・海軍・空軍それぞれの用途に適したデザインと機能性を持ちます。本格的な迷彩柄のジャケットや、ナチュラルに着こなせるシンプルなアースカラーなどがあり、無骨なスタイルが好きな方には外せないアイテムの1つです。
ミリタリージャケットはメンズだけでなくレディースにも人気
ミリタリージャケットは無骨な印象から、メンズの洋服だと思われがちですが、実は「カッコ良くおしゃれにコーデを決めたい」レディースにも人気があります。
最近では、レディース用の商品が多く販売されており、メンズ用にも多い「カーキ」はコーデ全体を引き締めスタイリッシュに。柔らかさを引き出してくれる「ベージュ」や「ホワイト」は女性らしいコーデに決まるため、どちらも人気のカラーです。
ミリタリージャケットは性別問わず、シーンや気分によってファッションを楽しめる魅力的なアイテムです。
「ミリタリージャケット」は全部で6種類!おすすめコーデと着こなし方
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ミリタリージャケットは、よく耳にする定番の「MA-1(エムエーワン)」や、モッズコートと称される「M-51(エムゴーイチ)」など全部で6種類あります。それぞれの特徴や、購入後のイメージが湧くようなコーデ・着こなし方を紹介していきます。
イメージにピッタリのアイテムがあったら、ぜひチェックしてみてください。
ミリタリージャケットの定番【MA-1(エムエーワン)】
襟がなくウエスト丈で、ゆったりとした袖のデザインが特徴の「MA-1」。シンプルなデザインが多く、何にでも合わせられるためミリタリージャケットの中でも特に人気の高いアイテムです。
生地にはナイロンを使用し、ゴワつかない程度に中綿が入っているため着ぶくれを防ぎつつ、保温・防寒機能も備わっています。デザイン性や機能性から、男女問わず、春・秋・冬とスリーシーズン活躍する便利なアイテムです。
- おすすめのコーデと着こなし方
襟がなく首元がすっきりしているため、どんなインナーを合わせるかで印象が変わります。軽快にすっきり見せるならTシャツ、少しボリュームが欲しいならパーカーを合わせるのがおすすめです。
レディースでは、少しボリュームのあるタートルネックを合わせると女性らしさと、カッコ良さを持ち合わせたおしゃれなコーデになります。
また、MA-1の短めのウエスト丈を利用して、少し長めのインナーを合わせると「段差コーデ」が完成。ジャケットとインナーが立体的に見え、おしゃれ感がアップします。
ただし、インナーは長すぎると子どもっぽさが出てしまうので、ジャケットからインナーが数センチ見えるくらいがベスト。さらに、大人カッコいいを目指すのであれば、襟付きシャツなど少しカッチリ系をもってくると良いでしょう。
ボトムは、ジーンズやスキニー、スウェットなど何でも合うため、シーンや気分に合わせて選べます。キレイ目に見せたい時は細めのジーンズやスキニー、スポーツMixスタイルならスウェットなど。
「ミリタリージャケットが欲しいけど、スタイリングに少し自信がない」という方にはMA-1がおすすめです。
キレイめコーデ向き【M-65(エムロクゴー)】
立ち襟で袖口のベルクロ(マジック・テープ)と、4つの大型フラップポケットが特徴の「M-65」。アメリカ軍によって用いられた野戦用のジャケットで、 1965年に正式採用されたため、下2ケタを取って「M-65」と呼ばれています。
無骨な感じが強く、ジャケットを羽織るだけでも男らしくカッコよく決まるため、インナーはシャツでも丸首のTシャツでも違和感なく馴染みます。生地はナイロン綿混で耐久性があり、立ち襟は防風性が備わっているため、秋冬のアウトドア使用に最適なジャケットです。
- おすすめコーデと着こなし方
フロントジッパーを閉めてカッチリ着こなすも良し、Tシャツ1枚でラフに着こなしてもカッコよく決まります。
ボトムは、キレイめコーデならスラックスやスキニーなど、細身のアイテムがおすすめです。裾に向かってストンと落ちる「ボックスシルエット」が細身のボトムを際立たせ、よりスタイリッシュな印象を与えます。
また、レディーススタイルでは、無骨になりやすい「M-65」にスカートを合わせると「女性らしさ×無骨」の甘辛コーデが完成。上下でメリハリが付き、ワンランク上のおしゃれを楽しめます。
ミリタリージャケットでキレイめコーデを楽しみたい方、上下でメリハリを付けたコーデを楽しみたい方には「M-65」がおすすめです。
スタイリングしやすい通称モッズコート【M-51(エムゴーイチ)】
現在のファッション界では「モッズコート」の呼び名で親しまれている「M-51」。アメリカ陸軍で採用されていた防寒衣料の、51年型モデルのためその名が付きました。主に装備の上に着用していたため、身幅が広く、ルーズなシルエットが特徴です。
M-51の後ろは燕尾状に先割れした裾があり、縫いこまれた絞り紐を股の下にくぐらせ、前裾と結べば裾の捲れやずりあがりが防止できます。
その他、着脱可能なライナーで寒暖調節できるのも大きな特徴。気候の変化に強いため、秋~春まで着用できる使い勝手の良いジャケットです。
- コーデと着こなし方
インナーにGジャンを着ればアメカジスタイルも可能。「M-51」は、1つアイテムを替えるだけでさまざまなスタイルを楽しめ、なおかつおしゃれに見せれるジャケットです。
レディースでは、ロング丈のスカートと合わせると「大人可愛く」着こなせます。
可愛らしさより、大人のキレイめコーデを目指すなら黒やグレー、カーキを使ってモノトーンカラーにするのがおすすめ。パンツスタイルにすると、より大人っぽさやカッコ良さもプラスされます。
男女問わず、さまざまなコーデにマッチする「M-51」は、ミリタリージャケットを簡単かつ、おしゃれに着こなしたい方におすすめのアイテムです。
ジャケット1枚で決まる【N-3B(エヌスリービー)】
「ヘビーゾーン」と呼ばれる-10~-30℃まで耐えしのげる、高い防寒性が特徴の「N-3B」。手袋をしたままポケットに物を出し入れできるよう、大きめに作られたポケットや、防寒・保温のためファスナーとボタンの二重の仕様になっているフロント部分が特徴的です。
その他にも、吹雪の中でも視界を遮らないよう工夫されたフード、遮風と防寒性に優れた生地や保温性の高い中綿など、全てのパーツに暖を逃がさない設計がされています。
見た目の良さだけでなく、ジャケット1枚で防寒性が抜群のため、冬の寒い時期に重宝されるアイテムです。
- コーデと着こなし方
N-3Bは、そのボリューム感から存在感抜群なため、ジャケット以外をすっきりとしたシルエットでまとめると、全体のバランスが取りやすくなります。
インナーには、カットソーやシャツ1枚など薄手のアイテムがおすすめ。逆に、厚手のインナーを着ると動きづらく、また見た目も太っているようなシルエットになってしまうので注意しましょう。
レディースでもメンズ同様、スキニーやデニムなど細身のパンツが相性抜群です。その他、暗めのスカートと合わせてもカッコよく決まります。
重ね着コーデが苦手な方や、出かける際に1枚羽織ればOKなミリタリージャケットを探している方は、「N-3B」がおすすめです。
バイク乗りにおすすめ【N-1(エヌワン)】
「N-1」は、無骨でかっこいい見た目と、防風・防水・保温力・耐久力など、高い機能性を兼ね備えたジャケットです。機能性の高さからバイク乗りにも人気のアイテムで、現代のファッション界では「デッキジャケット」の名で知られています。
襟と裏地のボアが特徴で、ボアにはアルパカ素材が使われていて保温性がアップ。さらに、フロントはジッパーとボタンが二重に装備されているため、高い保温性が期待できます。
その他、襟を立てて固定できるチンストラップや、袖口にはニット・リブを備え、外気が入りにくいように設計されています。
ミリタリーの要素を随所に感じさせつつ、高機能なうえダボつかないスタイリッシュなシルエットをもつ「N-1」。大人の渋い着こなしができる一着です。
- コーデと着こなし
また、デニムとカーキのN-1と合わせれば王道のミリタリーコーデに。無骨さと大人の渋さが際立つスタイリングです。
男らしいコーデにピッタリな「N-1」ですが、レディースでもカッコよく決まるアイテムの1つです。ベージュや白など明るめのインナーとボトムにジャケットを合わせれば、程よく男らしさをMixしたカッコいいスタイリングになります。
ミリタリージャケットでバチっとカッコ良く決めたい方は「N-1」がおすすめです。
すっきりとしたシルエット【L-2B(エルニビー)】
「MA-1」のような見た目ですが、違った特徴を持つ「L-2B」。MA-1よりスッキリとしたフォルムで重ね着に向いているため、おしゃれが楽しめる人気のアイテムです。また、10~30℃での使用が推奨されており、他のミリタリージャケットと違い暖かい季節でも着用できる仕様です。
- コーデと着こなし方
また、インナーを白シャツにすればキレイ目に、肌寒い日はパーカーをインナーにしてもおしゃれに決まります。「L-2B」は気候によってインナーを替え、さまざまなおしゃれを楽しめる使い勝手の良いアイテムです。
ボトムで合わせやすいのはデニム、全体的にスタイリッシュに見せたい時は細身のスキニーもおすすめです。その他、チノパンと合わせてもキレイめのカジュアルスタイルになります。
レディースではサイズ感でスタイリングが変わります。大人カッコよく決めたい場合はジャストサイズを、かわいらしさを少し残したい場合はオーバーサイズでゆるっと着こなしましょう。
暖かい時期でもミリタリージャケットを着たい方や、重ね着コーデが好きな方は「L-2B」がおすすめです。
「ミリタリージャケット」選び方のポイントは3つ
ミリタリージャケットは、さまざまなブランドから販売されています。さらに、種類やカラーリングも多いため、選び方を間違えると季節感がおかしかったり、ダサく見えてしまったり、「着たいのに着れない」事態になったりすることもあります。
ここからは、ミリタリージャケットの選び方のポイントを解説するので、ポイントを押さえて自分に合ったアイテムを見つけてみてください。
好きなデザインで選ぶ
自分が着たいと思える「好きなデザイン」で選ぶのがとても大事!流行っているデザインがあるからと言って、周りと同じミリタリージャケットを選んでも飽きて着なくなること必至です。
せっかく購入するのであれば、自分が納得いく「好きなデザイン」を選んでファッションを楽しみましょう。ただし、奇抜すぎるとTPOによっては着ていけないシーンが出てくるので、着ていきたいシーンなどを考えて購入するのがおすすめです。
環境に合わせた機能性で選ぶ
ミリタリージャケットは、薄手のタイプや防寒性に特化した厚手のタイプ、風を遮るために襟が立っているタイプなどさまざまです。自分がどんな気候・シーンでジャケットを使いたいかを決めて種類を選びましょう。
たとえば、暖かい季節にタウンユースで着たい場合は「L-2B」、真冬の寒さに耐えしのげるジャケットを選ぶなら「N-3B」など。
お気に入りのジャケットを購入してもシーンに合っていなければ着る機会が減って、忘れ去られてしまう可能性もあります。購入前に必ずジャケットを使いたい気候やシーンを決めてから選びましょう。
おしゃれに着こなすならサイズ感が大事
ミリタリージャケットは、種類によってシルエットが変わりますが、男らしくおしゃれに着こなすならジャストサイズがベストです。大きめのサイズはトレンド感を出せますが、バランスが難しく組み合わせを間違えるとダサく見えてしまうので難易度が少し高め。
だらしなく見えたり、幼く見えたりもするので、スタイリングに自信がない方はジャストサイズを選びましょう。
「ミリタリージャケット」のおすすめブランド5選
ミリタリージャケットは、さまざまなメーカーから販売されています。その中でも有名なおすすめブランドを5つ紹介していきます。気になるメーカーがあったらぜひチェックしてください!
アヴィレックス(AVIREX)
アビレックスは、1975年にアメリカで誕生したブランド。1986年の映画「トップガン」でアビレックスのジャケットが使用されたことで注目され、今でも人気のあるブランドの1つです。
無駄のない機能的なデザイン性と良質な生地を使い、昔懐かしのノスタルジックな味わいを醸し出すアビレックス商品。長年の研究で、新品ながらも着古した一世代前の物のように見える皮の加工技術(エイジング加工)を使用し、アビレックスにしか出せないミリタリージャケットを販売しています。
無骨さと古着感を求める方におすすめのブランドです。
アルファインダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)
アルファインダストリーズは、1959年アメリカで誕生したブランド。高品質なジャケットを作成し続け、米国軍のコンストラクターとして50年以上も君臨していたため、「KING OF MILITARY(キングオブミリタリー)」とも言われています。
特徴はブランドアイコンでもある赤いリボンと、オレンジ色の裏地。レスキュー時に活躍した裏地のオレンジは良い差し色となり、コーデを引き立ててくれます。
本格的なミリタリー機能と高品質を求める方におすすめのブランドです。
バズリクソンズ(BUZZ RICKSON’S)
バズリクソンズは、1993年に日本で誕生したブランドです。糸の紡績から織り・生地の素材・各部の軍用パーツ、全体のフォルムに至るまで徹底的にこだわり、ミリタリージャケットが持つヴィンテージの魅力を再現しています。
そして、ただ再現しているだけでなく、どのジャケットも現代風にブラッシュアップ。ほどよいヴィンテージ感を持ちつつ、さまざまなコーデに合うようなデザインに仕上がっています。
日本製でヴィンテージ感のあるミリタリージャケットを探している方におすすめのブランドです。
ヒューストン(HOUSTON)
ヒューストンは、1972年に日本で誕生したブランドです。フライトジャケットを日本で初めて作成したブランドで、品質とコストパフォーマンスに定評があります。
展開するアイテムの中でも有名なのが「M-51」と呼ばれるモッズコート。日本の大人気映画「踊る大捜査線」で使用され、一躍有名になりました。その他、日本製らしいしっかりとした縫製され、アレンジ・ディテールされた「N-1」も人気商品の1つです。
日本製の品質、コストパフォーマンスが高いミリタリージャケットを探している方におすすめです。
ロスコ(Rothco)
ロスコは、1953年にアメリカで誕生したブランド。ファッション性よりも、実用性を重視したシンプルかつ無骨な見た目が特徴です。
他のブランドと比べて単体では少しおしゃれ感は劣るものの、ドカンとしたシルエットはストリートスタイルと相性抜群。リーズナブルな価格も相まって、ロスコのアイテムは若者から人気があります。
本格派のデザインと、リーズナブルなミリタリージャケットを探している方におすすめのブランドです。
MA-1タイプおすすめ商品5選
ミリタリージャケットの定番「MA-1」。ここからは着こなしやすく、他のアイテムとも合わせやすいおすすめの商品を紹介します。
M-65タイプおすすめ商品5選
立ち襟が特徴的な「M-65」。ここからはキレイめコーデにバチっと決まる、おすすめの商品を紹介します。
M-51タイプおすすめ商品5選
別名モッズコートで有名な「M-51」。ここからはどんなコーデでもかっこよく決まるおすすめの商品を紹介します。
N-3Bタイプおすすめ商品5選
高い防寒性を誇る「N-3B」。ここからは防寒性が抜群でありながらも、ファッショナブルでおしゃれに着こなせる商品の紹介です。
N-1タイプおすすめ商品5選
別名「デッキジャケット」で有名な「N-1」。ここからは大人の渋い着こなしができるおすすめ商品の紹介です。
L-2Bタイプおすすめ商品5選
暖かい季節でも着用できる「L-2B」。ここからは着回しがしやすく、汎用性の高いおすすめ商品の紹介です。
ミリタリージャケットは古着やヴィンテージもかっこいい
当時使われていたアイテムは、経年経過により独特な雰囲気を持ち、現在販売されているジャケットとはまた一味違ったカッコよさがあります。
当時のジャケットや廃盤になってしまったジャケットなど、古着や年代物のヴィンテージ商品を一度見てみたい方は、ミリタリー商品を扱っている古着屋に行ってみましょう。
ジャケットだけでなく、ボトムやブーツなどミリタリーギアに引き込まれること必至です。
ミリタリージャケットをおしゃれに着こなして出かけよう!
ミリタリージャケットは、どれも魅力的でカッコよくきまるアイテムです。アウトドアからタウンユースまで使えるため、1着持っているとファッションの幅が広がりとても便利です。
種類が豊富にありどれを選べばいいか分からない場合は、ジャケットを着たいシーンを考えて決めるといいですよ。ぜひ今回の記事を参考に自分に合ったミリタリージャケットを選んでみてください。