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ソロキャンプでたき火をする画像

出典:PIXTA

ファミキャン卒業からソロキャンへのスムーズな移行ノウハウ!先輩パパキャンパーがレクチャー

2023.02.24ノウハウPR

子どもの進学などで、ファミリーキャンプからソロキャンプへと移行したいパパキャンパー必見!しかし、ソロでファミリーサイズのギアをそのまま使うには大きすぎたり、色合いもポップなものが多くてなんとなく落ち着かなかったり。そこで今回は、アウトドア専門店スタッフにしてソロキャンパー歴10年のベテランパパに、上手なソロキャンへの移行法を教えてもらいました。

ファミリーキャンプからソロキャンプへ

ソロキャンプを楽しむ男性の画像

出典:PIXTA

いざ、ファミキャンからのソロキャンデビューをしようとすると、考えものなのがファミキャンギアらしいポップなカラーリングと大きさ。これからソロ用ギアをそろえるにも予算はなるべくセーブしたいものです。 ここからは、10年前にファミキャンを卒業してソロキャンを楽しむ先輩パパキャンパーに、低予算で渋めなソロサイトへ移行する方法を聞いていきます

低予算で「軽量」かつ「渋め」なソロサイト作りを教えてくれました!

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エルブレスららぽーと立川立飛店

石田さん

埼玉在住。以前はファミリーキャンプがメインだったが、子どもが成長し、10年近く前からソロキャンプへ移行。現在は、自宅の敷地内にある栗畑で愛犬とまったりデイキャンプを楽しむ。焚き火の前で飲むコーヒーは、中細引きでミルク派。

ギアはどこから手をつける?予算内での妥協点

エルブレスららぽーと立川立飛店のスタッフ石田さんのキャンプサイトの画像
休日は、自宅の敷地内にある栗畑でソロキャンプを満喫する石田さん。いまでこそ、ソロキャンプに必要なギアをすべて揃えたキャンプサイトになっていますが、10年前から少しずつ買い足してきたといいます。そんな石田さんに質問!まずは、何からソロ化すればいいの?

ひとまず、テーブルとチェアさえあればOK

ソロキャンプ用のテーブルとチェアの画像
石田さんがまず最初にそろえたのはテーブルとチェア。ソロキャンプを見据えてというよりは、愛犬との散歩中に休憩するために購入したそう。2点合わせても2kgを下回る軽さで、折りたたむと片手で持てる大きさ。組み立てたときのテーブルはイスの座面と同じくらいの面積でかなりコンパクトです。
ファミリーキャンプギアとソロキャンプギアの比較画像
ファミキャン時代のギア(左画像):リクライニングチェアと家族4人で囲める120cmサイズのハイテーブル 現在のソロキャンギア(右画像):コンパクトで軽量なローチェアと一人用のコンパクトロールテーブル
ファミリーキャンプ時のサイトボリュームと比べても一目瞭然。値段がお手頃なのもうれしいポイントです。
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石田さん

まずはイス、テーブルなどのファニチャー類から変更しました。イスとテーブルさえあれば、天気の良い休日にちょこっと庭先や公園で広げて気軽にアウトドアを楽しめます。軽くて持ち運びに便利で組立も簡単。座面とテーブルの高さがほぼ同じなところも使いやすくておすすめです。

1kgを下回る軽量モデル!ヘリノックスのチェア

くるんと巻いて簡単に持ち運べる!ホールアースのソロテーブル

次にそろえるなら一人用の焚き火台

栗の木でたき火をしている画像
キャンプの楽しみといえば焚き火。ソロキャンでもぜひ、満喫したいもの。石田さんが焚き火をするときは、自宅の敷地内にある栗畑で楽しみます。上記写真のような、太い栗の枝をくべるので、3〜4人用の大きい焚き火台を使っているそうですが、持ち運ぶのであれば、ソロサイズの焚き火台の方が軽量で便利
ユーコのソロ用焚火台の画像
※民間のキャンプ場や山で焚き火をするときは、まずは周りの落ち葉などを掃き、焚き火シート(防熱効果があるシート)を敷くなど、火の粉の飛散に注意
ただし、ソロ用とはいえ小さすぎるものを選ぶと、薪をバトニングする必要あり。限られた時間の中で一人でのんびりするのなら、一般的な薪のサイズである約40cmが入る焚き火台を選ぶのがおすすめ
エルブレス立川飛立店の石田さんの画像
石田さんは、焚き火台のほかにクッカーやマグをそろえてカフェタイムを満喫しているそう。揺らめく炎を見ながら、おもむろに取り出したコーヒーミルで豆を挽いてみたり、コーヒーの香りを楽しんだり。食事はあまり面倒なことはしたくないようで、「手抜き調理でも、ほりにしのアウトドアスパイスをぶっかけておけばとりあえず何でもおいしくなります」とおちゃめな様子で教えてくれました。
オレゴニアンキャンパーの難燃ブランケットの画像
肌寒い時期であれば、難燃ブランケットがあると快適さアップ。冬キャン×焚き火の必需品です。
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石田さん

難燃ブランケットは、暖かさがプラスされるだけでなく、火の粉から洋服や靴を守ったり、生地の燃え広がりを防いだりする安全性も担保してくれます。

ユーコのソロ用焚き火台

オレゴニアンキャンパーの難燃ブランケット

ポップカラーから渋オヤジサイトへ

ファミキャンギアとソロキャンギアの大きさとカラーの比較画像
ファミキャン時代のギア(左画像):鮮やかなポップカラー 現在のソロキャンギア(右画像):落ち着いたアースカラー
ファミキャンプからソロキャンへ移行するにあたって「軽量化」のほかにも考えておきたいのが、ギアの「色合い」。カラフルなギアや小物メインのサイト作りをしていた石田さんも、ソロではメンズライクな渋めの色を選ぶようになったといいます。 各ブランドごとに、さまざまなカラーリングが展開されていますが、中でも「ホールアース」は値段もお手頃でモノトーンカラーやアースカラーなソロキャンギアがラインナップ。石田さんも同ブランドのテーブルとミルを愛用しています。
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石田さん

ファミリーキャンプ時代は目立つ色、ポップな柄、デザインのアイテムが多く、小さな子どもたちも喜ぶ楽しいキャンプサイト作りを目指していました。ソロキャンプに変更してからは、オリーブやベージュ系のアースカラー、ブラック系の渋く落ち着いたカラーでアイテムを集めています。ソロキャンプは自己満足の世界。誰に気兼ねなく自分の気に入ったアイテムを集めて使えるので、楽しいですね

まずは、テーブルとチェアを移行してデイキャンプから始めてみて

テーブルとチェアの画像

出典:PIXTA

今回は、10年前にファミキャンを卒業してソロキャンを楽しむ石田さんに低予算で渋めなソロサイトへ移行する方法を聞きました。軽量なテーブルとチェアさえ揃えておけば思い立ってすぐ、近くの公園やキャンプ場に足を運べます。ベランダや庭があれば、サッと広げるだけで簡易キャンプサイトのできあがり。自分好みのカラーリングのギアを使って、ソロキャンプの世界に飛び込みましょう!

キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ

エルブレスららぽーと立川立飛店の画像
今回取材に訪れた「エルブレス ららぽーと立川立飛店」は、キャンプをはじめ、クライミングや登山などのアウトドアに詳しいスタッフが常駐。家族連れ・グループ・おひとり様、それぞれのニーズに合った商品知識で買い物をサポートしてくれ、初心者からベテランまで満足できるお店です。 【店舗情報】 エルブレス ららぽーと立川立飛店 住所:東京都立川市泉町935-1 ららぽーと立川立飛2階(スーパースポーツゼビオ店内) 電話番号:042-540-6181 営業時間:10:00~20:00

キャンプや登山など幅広いアウトドア用品が充実!