「リン酸鉄リチウムイオン電池」がファミキャン向きの理由とは？今おすすめのポータブル電源も徹底紹介

「リン酸鉄リチウムイオン電池」は、電動工具や電動自転車などにも使われることも多いバッテリーの種類の一つ。正極にリン酸が用いられた電池で、近年はポータブル電源に採用されることも増えてきました。 キャンパーにもポータブル電源の愛用者が増加中ですが、搭載電池の種類までチェックしている人は少ないかもしれません。より良いポータブル電源に出会うためにも、容量や出力などに加え、電池の種類による性質の違いにも注目して選ぶのがおすすめです。 ここからは、リン酸リチウムイオン電池を選ぶメリットを詳しく見ていきましょう。

ポータブル電源には、三元系やコバルト系、ニッケル系の電池が採用されることも少なくありませんが、それらは220℃以上で熱分解を起こすため、危険性が高いともされています。 一方、リン酸鉄リチウムイオン電池はリンと酸素の結合が強く、600℃まで熱分解が起こりにくいのも特徴です。つまりリン酸鉄系電池を採用したポータブル電源は、そのほかの電池を使用した製品よりも安定し、安全に扱えるというわけです。

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源なら、鉛蓄電池に比べると約10分の1の時間で充放電できるのも覚えておきたいところ。コンセントにつなぐ時間を大幅に短縮できるので、いつものキャンプ準備がもっとスムーズになるはずです。

リン酸鉄リチウムイオン電池は低温に強く、氷点下でも利用可能な場合が多いのも特徴です。ポータブル電源には−10℃までなどとそれぞれ推奨使用温度が設定されていますが、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したものは−20℃でも使用できるというデータも。 キャンパーが選ぶなら、寒さの厳しい冬キャンプでも安定して使えるポータブル電源が第一候補になるはずです。

ハイスペックなポータブル電源は高価になりがちでもありますが、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したモデルは価格が抑えられていることが多いのもメリットの一つ。余ったお金で欲しかったキャンプギアを手に入れる。そんな充実したキャンプライフを楽しみやすいのも魅力です。

リン酸鉄リチウムイオン電池には、貯蔵性・耐久性に優れた特性があるのも見逃せないところです。 「リサイクル寿命(放充電の繰り返し回数)」と、「カレンダー寿命(所定の充電状態における使用可能な放置時間)」のどちらも長いので、キャンプのお供にずっと愛用できるというわけです。時間ともに電池容量が減少する「自己放電」も少ないので、いつでもスムーズに使えるのもうれしいポイント。

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源で特におすすめしたいのが、BLUETTI(ブルーティー)の「AC200 MAX」です。 リン酸鉄リチウムイオン電池の中でも安全性の高い、電気自動車用バッテリーに採用されるプレミアム版を使用。各セル電圧のばらつきを制御し安定的に保つBMS(バッテリーマネージメントシステム)も採用し、バッテリーの長寿命化も実現しています。高温保護や低電圧保護、ショート保護などの安全機能も付与。1,000回以上に及ぶ試験にもパスし、キャンパーも安心して使える1台に仕上げられています。

【基本情報】 商品名：BLUETTI AC200 MAX 容量：2,048Wh 定格出力電力：2,200W サイズ：440×296×387.5mm 充電温度：0〜40℃ 放電温度：−20〜40℃ 重さ：28.1kg

ここからはAC200 MAXをファミリーキャンプに持ち込んで、その実力をチェックしてみます。 今回試してみたのは、キャンプ歴約2年のyukaさん家族。ファミリーキャンプでは快適に過ごすための家電や子どもが喜ぶ遊び道具などと、電力を使用するアイテムが多くなりがちですが、AC200 MAXがあるキャンプの時間はどのようなものになるのでしょうか。

AC200 MAXは容量2,048Wh・定格出力電力2,200Wと、大容量かつ高出力な特性を備えています。この日は定格出力1,250Wの電気式バーベキューコンロを用意しましたが、難なくランチタイムを満喫できました。火を使わないので、小さな子ども連れのキャンパーも安心。もちろん、ホットサンドメーカーや電気ケトルなどもOKなので、親子でのキャンプ飯作りがもっと楽しくなるはず！

4口のAC出力ポート、4口のUSBタイプAポート、1口のUSBタイプCポートなどと、合計16の多彩な出力ポートが備えられているのも魅力です。DCポートやシガーソケット、スマートフォン向けのワイヤレス充電機能も助かるポイント！ パパ・ママが調理している間に子どもはゲーム機で遊びつつ、夜に向けてランタンも充電。そんなふうに「ポータブル電源待ち」をすることなくすぐに使える余裕が、ファミリーキャンプをいつもより楽しくしてくれます。

AC200 MAXには視認性に優れる「タッチ式LCDパネル」も採用されています。バッテリー残量や消費電力、入力電力、充電量などが把握しやすいので、何かと忙しいキャンプでも大助かり。スマートフォンのように直感的に操作しやすく、「ちょっと電源オンにして」と子どもにお任せすることも難しくありません。 Bluetoothを介してスマートフォンとリンクさせられるのもAC200 MAXの特徴です。アプリをインストールしたスマートフォンで、残容量と出力ポート・出力容量などをリアルタイムにチェックOK。離れた場所からでもAC200 MAXを電源オフできるのも助かるポイントです。

AC200 MAXを選ぶメリットとして、充電時間の短さも挙げられます。オプションの2個のACアダプター充電器による「デュアル快速充電」なら、最短2.5時間ほどで満充電に。 荷物が多いファミリーキャンプでは準備にバタバタしがちですが、これなら出発前でもスムーズに完了。「肝心のポータブル電源に充電するのを忘れた…」という嫌な経験も回避できるというわけです。

AC200 MAXを使うなら拡張バッテリー「B230」をチェックするのもおすすめです。専用ケーブルでAC200 MAXに接続すると容量が大幅アップ！2台まで接続でき最大6,144Whに拡張するので、消費電力が大きな家電もストレスなく使用可能に。45Wの小型冷蔵庫なら約36.4時間、80Wの車載冷蔵庫なら約20.5時間と、連泊キャンプも快適空間が続きます。 もちろん、バックアップ用としてだけでなく、単体でポータブル電源としても活躍します。AC200 MAXと同じくリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているので、3,500回以上の充放電と、低温、高温下での高い安定性も確保されています。

【基本情報】 商品名：BLUETTI B230 容量：2,048Wh サイズ：420×280×227.5mm 充電温度：0〜40℃ 放電温度：−20〜40℃ 重さ：21.8kg

AC200 MAXはソーラーパネル(別売り)での充電も可能です。200Wのソーラーパネル1枚を使用した場合は約14時間でフル充電。キャンプ場で万が一の際にも太陽さえ出ていれば大丈夫！

ポータブル電源を選ぶうえで意識したいのが「電池の種類」。特に安全性にも気を配りたいファミリーキャンプなら「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用したモデルを選ぶのがおすすめです。大容量＆充実の機能を搭載するBLUETTIのAC200 MAXなら、きっと大満足のキャンプ時間を過ごせるはずです！

「BLUETTIクリスマスキャンペンーン」と題して、2022年12月25(日)までお得なキャンペーンが開催中です。期間中は3つの特典を用意！詳細は次の通り(全てBLUETTI公式サイトでの買い物が対象)なので、ポータブル電源の購入を検討している人はお見逃しなく。

1. ポータブル電源EB3Aが「最大55％オフ」に
2. 公式サイト付与ポイントが「30倍」に
3. 購入金額に合わせて下記「景品」や公式サイトで使える「クーポン」をプレゼント

さらに、hinata読者に向けてとっておきのプレゼントも用意！記事の最後にあるアンケートに回答するだけで、BLUETTIの人気ポータブル電源「EB3A」が抽選で1名に当たります。 アンケートへの回答期限は2023年1月21日(土) 23:59まで。この機会に、ソロキャンプやデュオキャンプにもぴったりな1台をゲットしてください！

【プレゼント景品】 商品名：BLUETTI EB3A 容量：268.8Wh 定格出力電力：600W サイズ：255×180×183mm 充電温度：0〜40℃ 重さ：4.6Kg 公式サイト：BLUETTI EB3A

撮影／渡辺昌彦