ソロキャンデビューテント、今の狙い目はこれ!寒さに強い寝袋もチェック
その勢いは衰えを知らず。にぎやかなキャンプとは違った、焚き火時間をゆっくりと楽しむ時間を求めて、多くの人がハマるソロキャンプ。「軍幕や登山用テントばかりで、ソロ用は選択肢が少ない」などと言われていたのはもう過去の話です。今回は興味があるけどその一歩が踏み出せない方にこそチェックしてほしい、ゼロから始めるソロキャンプにおすすめなテントと寝袋を紹介します。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
公式Instagram:@hinata_outdoor
公式X:@hinata_outdoor
もっと見る
もくじ
今からソロキャン始めるなら!?テントは拡張性と設営の簡単さで選ぶべし
軍幕をリデザイン!ホールアースの「アース フリーリー パップ」がソロキャンデビューに最適だった
少ないポール本数で簡単に設営できることが魅力なパップテント。近年では多くのブランドが改良を加え、拡張性も楽しめるソロ用テントとして続々と登場しています。
中でもホールアースの「アースフリーリーパップ」は、フロント部を跳ね上げるキャノピーポールやインナーテントにつるせるデイジーチェーンなど、さまざまなオプションが全て標準装備。
バラバラとあれこれ買い足す必要がなく、季節やシーンに合わせてさまざまな使い方ができるので初めてのソロテントに最適です。今回は、「アースフリーリーパップ」を使った初めてのソロキャンプを紹介します。
使うほどに実感する。「アースフリーリーパップ」がソロキャン初心者にぴったりな理由
専用ポールは軽量なジュラルミン製が標準付属!
一般的に、エントリーグレードのテントは比較的安価なスチールやグラスファイバー製のポールが採用されることが多いですが、「アースフリーリーパップ」の付属ポールはジュラルミン製を採用!弾性に優れたジュラルミンポールは、テントが強風を受けてもしなって力をいなしてくれるため、もしもの悪天候の時の安心感にも直結します。
グラスファイバー製のものなどと比較して軽量でもあるため、持ち運びがラクなのもポイントです。
設営が簡単なテントは、やっぱり持ち出したくなる
一般的なテントはポールをテントのスリーブに通すタイプが多いですが、「アースフリーリーパップ」は先に組み立てたポールに、フックでフライシートを引っ掛けるだけのシンプルな構造。ポールを曲げて差し込む作業がないので、軽い力で設営できます。
標準装備のインナーも、つり下げ式で設営が簡単。パップテントはフライシートのみでシェルターのように使うことも多いですが、インナーがあれば壁が二重になり、冬キャンプでも暖かさを保ちやすくなります。
どれだけかっこいいテントでも、設営が複雑で時間がかかるものだと、「やっぱり今回はキャンプに行くのをやめておくか」となってしまいがち。その点、「アースフリーリーパップ」は設営がとにかくシンプル。サッと設営できるのは、ビギナーや上級者を問わず気軽にキャンプを楽しむための重要な要素です。
これさえあれば、タープいらずで快適!
標準装備のサイドウォールはソロキャンプに大切なプライベート感を演出してくれます。夏場の直射日光や雨の吹き込みをやわらげてくれるなど、季節によって大きく異なる日本の気候でも、このテントがひとつあれば年間を通して楽しめます。
サイドウォールを含むフライシートは表面に撥水加工を施しており、3,000mmと十分な耐水圧を確保。キャンプ場に到着してから、不意の雨に降られてしまっても安心です。(インナーテントのフロアは耐水圧5,000mm)
標準装備がうれしい!慣れるほどにより楽しめるギミックも
インナーとフライシートそれぞれに使用可能なデイジーチェーンも標準装備。LEDランタンや、キャンプで無くしやすい小物などをつるしておけます。
付属パーツが多いのは初心者のためのみならず!ギミックが多い分、慣れるほどに楽しみ方が広がります。インナーを使用せずにシェルターとして使ったり、フロントのキャノピーをアレンジしていつもと違う張り方を試してみたり。使い方に飽きのこない、ずっと持っておきたくなるテントになるはずです。
最初の寝袋、何選ぶ?
-5℃まで対応!「 LARGO -5」で備えあれば憂いなし!
寒さで寝られない夜ほどつらいキャンプはありません。「キャンプギアをそろえるなら、寝袋だけはしっかりしたものを買っておけ」と言われたことがある人も多いはず。
ホールアースの「 LARGO -5」は快適温度-5℃以上のハイスペックな寝袋です。ストローのように繊維内部に穴が空いている、保温性の高い中空ポリエステル糸ヒートバインダーを採用。寝心地も柔らかさも抜群です。同型シュラフ同士で連結もできるので、ソロはもちろん、いずれはカップルやファミリーでキャンプを楽しみたいという方にもおすすめです。
ハイスペックでありながら、程よく「ギア感」を中和してくれる裏地のデザイン。急な来客で自宅で使う…という際も、違和感なくなじんでくれるのもうれしいポイントです。
誰にも邪魔されない。自分だけの焚き火時間
やっぱり焚き火は外せない!テントの難燃加工にも注目
焚き火はキャンプをするなら絶対に外せないアクティビティの一つ。それがソロキャンプなら、より長くゆったりと焚き火時間を楽しみたいものです。
「アースフリーリーパップ」には難燃加工がされているので、小さな火の粉であればフライシートに穴が空きにくく、燃え広がりにくいのもポイント。焚き火の火をうまくコントロールしながら夕飯を調理するのも、便利なガスから離れて非日常を感じるひと時です。
いま始めるならコレ!自然の中で過ごすとっておき時間を「アース フリーリー パップ」で
今回はソロキャンプデビューテントのおすすめとしてホールアースの「アースフリーリーパップ」を紹介しました。パップテントが持つ独特なスタイルはそのままに、利便性を考えた機能や装備が詰まっており、まさにソロキャンデビューにおすすめできるテントです。デビューに合わせて買いたい寝袋なども、ぜひ一緒にチェックしてみてください。
撮影/渡辺昌彦 モデル/高久凛