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BESSが開催した新作発表会の様子

ワクワクが止まらないBESSの新提案。平屋×小屋×ログで生まれた「栖ログ」の全貌とは?

ログハウスメーカーとして絶大な人気を誇るBESS(ベス)。室内にいても自然を感じるような気持ちいい家づくりで、アウトドア好きから長きに渡って愛され続けています。2022年7月に発売された「栖(すみか)ログ」は、BESSとしては3作目となる「ログ小屋シリーズ」の最新作。平屋とログ、そして小屋。3つのキーワードをミックスさせた木の家とは、一体どんなものなのでしょうか。発表会でその魅力を体感してきました。

BESSの新作「栖ログ」に出会うため発表会へ!

BESSが開催した新作発表会の様子
これまでに、2タイプのログ小屋を展開したBESS。2016年に発表された「固定式IMAGO(イマーゴ)」と、2021年発売の「可動式IMAGO」です。 前者はセルフビルド式、後者はクルマでのけん引が可能と、どちらもログ(=丸太)を使った小屋としては斬新なスタイルが評判を呼び、DIYやクルマ好きのハートを射止めました。 そんなBESSがこのたび、上記2タイプとはまた異なるログ小屋をリリースすることに。その名も「栖(すみか)ログ」です。「暮らすログ小屋」と銘打たれた新作とは、一体どんなものなのか。hinata編集部は新商品の発表会を訪れ、その魅力をチェックしてきました!
BESSが開催した新作発表会の様子
▲会場となったのは、2022年1月にオープンしたばかりの「BESSつくば」(茨城県つくば市)

自分らしい生き方を実現できる、「広くて近い」ログ小屋。

奥行きは控えめ、天井は高め

BESSが開催した新作発表会の様子
新商品の「栖ログ」には、大きく分けて3つのこだわりが注ぎ込まれています。 1つ目はサイズ感。どこにいても外を近くに感じられるよう、設定した奥行きは4.5m。自然を愛するBESSらしさを表現しました。 2つ目はルックス。ログを積み上げたどっしりとした印象ながら、高さを抑え、全体を横に広げることで平屋の持つ軽やかさをキープ。小ぶりながらも大きな存在感を放ちます。 そして3つ目が可変性。通常、住居内の各スペースに対してはリビングや寝室といった名称が用いられますが、栖ログではその概念を払拭。各スペースはシンプルに「場所」と呼ばれ、用途に縛られない自由な発想で空間を楽しめるようになりました。
BESSが開催した新作発表会の様子
発表会場で展示されていたのは、全3つあるうちの最も大きいモデル。1階の床面積を57.96㎡、小屋裏と呼ばれるロフトスペースを33.12㎡備えた「L60(えるろくまる)」です。 ご覧のように、重厚なログハウスとしての印象を受けるものの重苦しさとは無縁。人目を引くストーンチップ鋼板の赤屋根を筆頭に、ウッドデッキや煙突など、各所にあしらわれた遊び心のあるディテールが童話の中に登場するログハウスのような雰囲気を作り出しています。
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L60の標準価格は1850万円(税込)。そのほか最もコンパクトな「S30」は1360万円、中間サイズの「M40」は1580万円。極力シンプルな平屋での生活を望む人にとって、魅力的な価格帯となっています。 ※標準価格は地域・建築条件により異なります。

室内のどこにいても心地いい空間

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室内に足を踏み入れると、まず国産杉の香りが心地よく鼻をくすぐります。 そして、なによりも驚くのはその開放感。先ほどもお伝えしたように、4.5mに設定しているため奥行きはそこまでありませんが、中心部分の天井を抜いているので頭上の空間は広々。手を広げて深呼吸したくなるようなオープンスペースが広がっています。
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「小屋裏」ことロフトスペースへは階段で。重厚な木材を使用した階段は、滑りにくく安心の設計。これなら頻繁に昇り降りしても問題なさそうです。
BESSが開催した新作発表会の様子
正面から入って左側の小屋裏。三角の頂点の部分は、大人が立って歩ける高さです。端に行くにつれて高さがなくなっていきますが、ここはモノを置いたり、寝転がった際に足を伸ばすスペースとして活用可能。計算し尽くされた構造となっています。
BESSが開催した新作発表会の様子
引いて見るとこんな感じ。まるで秘密基地のような雰囲気です。
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反対側にも登ってみました。窓が設けられているので、明かりは十分。小屋「裏」という名前ながらも、一般に想像される屋根裏のようなジメジメとした印象はまったくありません。
BESSが開催した新作発表会の様子
そしてこちら側には、三角屋根の途中に潜望窓を配しました。「小屋裏から外を眺め、庭への思いを巡らせてほしい」というBESSの粋な計らいが表現されています。
BESSが開催した新作発表会の様子
BESSが開催した新作発表会の様子
窓からの様子。童心に帰って大人たちの様子を覗き見しているような、心おどる装置に仕上がりました。

ルックスにも遊び心を効かせるのがBESSらしい

BESSが開催した新作発表会の様子
内観はもちろん、外観にもBESSの遊び心をぎゅっと詰め込んだディテールが満載。 たとえばこちらの「波板庇」は、ウェーブ状のひさしを小屋の正面に設置したもの。一般的には工場や駅舎などに使用されるインダストリアルな材質を流用することで、温かみのあるログハウスに対し、いい意味でギャップを生んでいます。
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雨の日には、波板に沿って等間隔に美しい雨だれが現れます。気分の上がりにくい雨天を、ちょっとしたユニークさで楽しい一日に変えてくれる遊び心がニクいですね。
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繊維強化セメント製なので、耐久性もバッチリ。質実剛健なメーカーの矜持が、こんな部分からも見て取れます。
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中から覗いて楽しい気持ちにさせてくれる潜望窓は、逆に外から見ると小屋全体にアクセントを加える存在に。ひょっこりと飛び出た三角窓が、かわいらしい印象です。
BESSが開催した新作発表会の様子
そして、玄関横に設置された「栖シンボル」にも触れない訳にはいきません。通常、BESSの家には盾の形をした「BESSエンブレム」が取り付けられるのですが、栖ログだけは別。新商品の開発にあたって制作されたこの抽象的なシンボルが、ログ小屋で暮らす人びとを見守ってくれます。
BESSが開催した新作発表会の様子
全体のサイズは小さいながらも、大きな存在感を放つ理由の一つがログ。太く長い丸太を積み重ねることで、どっしりとした風格を漂わせています。

ログ小屋で味わえる開放感を展示場で体験!

BESSが開催した新作発表会の様子
体感としては、これまでの2つのログ小屋がセカンドハウス的なものだったのに対し、今回の新作はメインの住居としても活躍してくれそうな印象。子育てを終えた夫婦から、極力モノを持たない傾向のあるZ世代まで、幅広い人びとが日常を送るためのログ小屋となってくれそうです。 栖ログに興味の湧いた人は、BESSの展示場「LOGWAY(ログウェイ)」に足を運んでみてください。これまでとはまったく違うスタイルを持った「暮らすログ小屋」が、アウトドア好きのあなたを楽しませてくれること間違いなしです!

栖ログについてもっと知りたいなら!



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