河口湖IC付近のスーパー・道の駅ではこれを買え!「富士吉田うどん」のアレンジ3本勝負!
2022.08.09キャンプ料理
河口湖や山中湖など富士五湖周辺でキャンプをするなら、一度は食べてほしいこのエリアの郷土料理「吉田のうどん」。今回のご当地キャンプ飯連載「ご当地ひなたごはん」では、この吉田のうどんの味変に挑戦。お店ではしょうゆとみそをベースとした吉田のうどんの麺を使い、和・洋・エスニックのアレンジメニューを作ります。夏でも食欲をそそるレシピばかりなので、ぜひお試しください!
制作者
hinata編集部 朝倉奈緒
ファッション誌の広告営業、音楽業界であれこれと経験し、出産を機にフリーランスへ転身。フェス取材や夫が出演するキャンプインフェスへの同行を重ねてキャンプの経験値を上げ、hinata編集部へ。気づけば夫婦でのキャンプ歴12年目。主にファミリー、料理系の記事を担当。
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富士五湖周辺を訪れたら「吉田のうどん」は外せない
コシが強く、かみごたえ抜群!富士吉田市の郷土料理
「吉田のうどん」は山梨県富士吉田市を中心とした、山梨県地域で食べられている郷土料理。硬くてコシが強く長めの麺と、ゴマ・山椒・唐辛子などが混ぜ合わさった激辛の薬味「スリダネ」が特徴。富士吉田市内に、50店舗近くの専門店があります。甘辛く煮た馬肉とゆでキャベツ、かき揚げ、きんぴらゴボウ、ゆで卵など、店舗ごとに個性あふれるトッピングが用意されています。
地元のスーパーや道の駅でも購入可能
吉田のうどんはおみやげとしても超定番で、山梨県内のスーパーや道の駅各所で販売されています。実際、本栖湖の洪庵キャンプ場へ向かう途中にあるスーパー「マックスバリュ富士河口湖店」や「オギノ河口湖店」「道の駅かつやま」などでも販売されていました。キャンプ飯用と自宅用に購入し、スタンダードな和風・洋風・エスニックにアレンジしてみました!
吉田のうどんを、和・洋・エスニック風にアレンジ
鍋ひとつで簡単調理!豚しゃぶ梅じそアボカドの冷たいうどん
うどんのゆで汁で豚をしゃぶしゃぶし、アボカド×トマト、梅×しそというゴールデンコンビを全部トッピング。こってり豚バラ、クリーミーなアボカド、梅じそのさっぱり感をめんつゆが上手にまとめ、食欲がないときでもつるつると進みます。
【材料】(1人分)
- 豚バラ薄切り肉 50g
- アボカド(食べやすくカット) 1/2個
- トマト(食べやすくカット) 1/2個
- 梅干し or 練り梅(チューブ) 1個分
- 大葉(千切り) 1枚
- めんつゆ(濃縮タイプなら、表示通り水で希釈) 1/2カップ
- おかか
- 万能ねぎ
うどんはパッケージの表示時間通りにゆで、沸騰している最中に肉を投入
【作り方】
①うどんをゆでる途中、同じ鍋に食べやすくカットした豚バラ薄切り肉を入れる。肉の色が変わったらすぐにボウルに移し、めんつゆを入れて2〜3分漬けこむ
肉は数分で赤味がとれ、薄茶色ぽくなります。色がまばらになりそうだったら、しゃぶしゃぶのように菜箸などでゆすりましょう
②うどんの水気をよく切って器に盛り、豚肉、アボカド、トマト、練り梅をのせる。つゆをまわしかけ、大葉、お好みでおかか、万能ねぎをトッピングする
日本一硬いといわれる、吉田のうどんの麺。太さはふつうですが長いです
嫌いな人はいない!?ワンパンでたらこ豆乳うどん
子どもが大好きなたらこパスタを、うどんでアレンジ。たらこを豆乳でときながらうどんと煮詰めるので、煮詰まったころには麺1本1本にたらこのつぶが絡みつき、やみつきのおいしさ!コシのある吉田うどんは、煮詰めても麺がぐにゃぐにゃになりません。レモンをひとふりすると大人な味に。
【材料】(1人分)
- たらこ 45g程度
- 豆乳 1/2カップ
- しょうゆ 小さじ1/4程度
- バター 5g
- 大葉(千切り) 2枚
- 刻みのり 適量
- レモン 1切れ
辛いのが得意な人はたらこを辛子明太子にしてもおいしい
【作り方】
(下準備)うどんは表示時間通りにゆで、ザルに上げる
①フライパンにバター、豆乳、しょうゆ、たらこを入れて弱火にかけ、たらこをほぐしながらゆっくり混ぜ合わせる
②たらこの色が変わったら、うどんを入れて煮詰める
煮詰めると、たらこが豆乳と同化してピンク色になり、麺に絡みついていきます
③器に移し、刻みのりと大葉をトッピングし、お好みでレモンと焼いたたらこを添える
上級者見えするこんなレシピも!鶏肉のフォー風うどん
魚醤(ナンプラー)の香る鶏出汁のスープに、おなじみパクチーとレモンを添えれば、一気にエスニック気分!おすすめのトッピングはフライドオニオン。あっさりした味つけに玉ねぎのコクと旨みが加わり、カリカリ食感がつるつるのうどんを引き立てます。
【材料】(1人分)
- 鶏もも肉 1/2枚
- もやし 1/3袋
- ショウガ(薄切り) 1片
- ナンプラー 大さじ1
- 甜菜糖(砂糖でもOK) 小さじ1/2
- パクチー
- フライドオニオン
- 紫玉ねぎ(薄切り)
- レモン
- フレッシュミント
- 生唐辛子
- 小ねぎ
沸騰しない火加減が難しければ、“ちょっとだけ沸騰”しちゃってもOK
【作り方】
①鍋に水2カップと鶏もも肉、ショウガを入れて火にかける。鍋底から少しフツフツとしてきたら弱火にし、アクを取りながら沸騰しない火加減で15分程度ゆでる
②鶏肉を取り出し、残ったお湯にナンプラーと甜菜糖を加えてスープを作る。鶏肉は食べやすい大きさに切る
スープの素となってくれた鶏肉も、おいしくいただきます
③別の鍋に湯を沸かし、うどんがゆで上がる1〜2分前にもやしを入れてゆで、ザルに上げて水気をきる
④器にうどんともやしを盛り、スープを注ぎ入れ、食べやすくカットした鶏肉をのせる。お好みでパクチー、フライドオニオン、紫玉ねぎ、フレッシュミント、生唐辛子、小ねぎなどをトッピングし、レモンを添える
レシピを考えてくれたのは、この人!
坂下真希子さん
アフタヌーンティー・ティールームのお菓子やジャムなどの開発を担当。週末は山の家での二拠点生活。ライター・一田憲子さんのウェブサイト「外の音、内の香」で日々のレシピを連載中。著者に「パンによく合うかんたんサラダ弁当」(立東舎)。 リンネル YouTube Vlog「【日々の食卓】坂下真希子さん秋食材のデリ風作り置き編」など、ライフスタイル系メディアに多数出演実績あり。13歳息子と8歳娘、ファッションデザイナーの夫と4人家族。
インスタグラムはこちら Instagram@donuts1010
お好きなうどんや麺でお試しを!
これらのレシピは「吉田のうどん」はもちろん、他のうどんや麺でもお試し可能。ぜひお好きな麺で、アレンジを楽しんでください。