今年の夏はグループキャンプへ行こう! 仲間たちと快適にワイワイ盛り上がるためのギアって?
数ある外遊びの中で、最も盛り上がるといっても過言ではないグループキャンプ。気の合うキャンパーたちと、大好きな自然の中で遊び倒す。アウトドア派のみなさんであれば、そんなグルキャンの楽しさは重々承知しているはずですよね。で、そんな外遊びだからこそ、持って行く道具はある程度の人数を見越したものを選びたいところ。みんなで一緒に快適に、そして盛り上がるためのキャンプギアをご紹介します!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
今年は友人を誘ってキャンプにでかけよう
これぞグループキャンプの楽しみ方
ひとりで気軽に行けるソロキャンプは誰かと予定を合わせる必要がない上に、好きなタイミングで食事をとり、気の向くままに寝られるのがその魅力。ふらっと非日常の世界へ飛び出せる遊びとして、人気を博しているのも当然のことでしょう。
一方で仲間たち数人と楽しむグループキャンプにも、それ特有の惹きつける力があります。
たとえば、テントを組み立てるとき。誰かと一緒だったら、設営することそれ自体がアクティビティにも成り得ます。ほかにも、焚き火でおいしい肉が焼けたとき。ともに味わう仲間がいれば、その喜びは何倍にもなることでしょう。
だから今年の夏は、せっかく外遊び好きの知り合いがいるんだったら、ぜひキャンプへと誘ってみてください。みんなで同じ車に乗ってキャンプ場へと向かえば、道中からテンションが上がって最高の週末を過ごせますよ!
仲間との過ごし方を意識した道具選びを心がけよう!
ツールームテントで広々空間を確保する
グループキャンプは当然、仲間たち数人と行うもの。だからこそ、ソロやデュオとは違った視点で道具を選ぶ必要があります。
まずキャンプ場での基地となるテントは、ゆとりのあるサイズを心がけましょう。こちらはホールアースの「アースハーフクーヘン SC」。広々とした寝室に加え、数人でテーブルを囲めるダイニングスペース、そして手軽に設置できる延長タープなど、グルキャン向きの設計がなされた大型テントです。
インナーを取り外せば広々ダイニングに
吊り下げ式のインナーテントを取り外せば、あっという間にダイニングスペースが完成。四方に設けられたメッシュ窓のおかげで、開放感がありながらも虫が侵入しにくい環境を実現しました。周囲の木々や川を眺めながらプライベート感のある空間に身を置けるため、仲間たちと食事やお酒を楽しみながら、思い切りアウトドア気分に浸れるテントなんです。
大人もゆったり眠れる広さ
もちろん、肝心の寝室スペースも快適な仕様に仕上がっています。フックを引っ掛けるだけのインナーテントを吊り下げれば、235×235cmの広~い空間が完成。大人3人で寝ることも可能なので、グループキャンプであっても十分な睡眠スペースを確保できます。
インナーテントの中はこんな感じ。ゆったりと脚を伸ばせて快適です。メッシュ部分には、防虫効果の高い「スコーロン®」素材を採用。夏キャンプの大敵である不快な虫が寄り付きにくく、睡眠を邪魔される心配も少なくて済みます。
前室が広いので、コットで寝てもOK!
インナーテントの中は3人でも寝られる広さですが、「両手を広げてぐっすり」とはいかないもの。そこで、グループ全体に余裕を持たせるため、1人は前室で寝るのもありです。コットだったら路面の影響を受けにくいですし、夏は地面からの距離をとれるので涼しく快適。前室スペースを有意義に使ってみましょう。
おすすめはホールアースの「ダディー コット」。300デニールの屈強なポリエステル生地と斜め格子構造のスチールフレームにより、睡眠時の身体をしっかりと支えてくれます。
足元側の一部の生地には汚れが落ちやすく、水に強い特殊コーティングシートを配備。いちいち靴を脱がなくても寝転がれる仕様なので、ちょっとした昼寝や休憩にもうってつけ。日中に仲間と遊び倒した後、夕食までの間にうとうと昼寝…なんて最高に気持ちいいですよ。
地面からの高さが42.5㎝あるため、ベンチとしての利用も可能。あれもこれもと荷物が増えがちなグループキャンプでは、こうした一挙両得なギアを活用していきたいところです。
蚊帳があれば虫も怖くない
コットで寝る際に、ぜひとも用意しておきたいのが蚊帳。せっかく気持ちよく寝ているのに、蚊に食われたり、虫が顔の近くを飛んでいたら不快ですよね。身体がすっぽりと収まる大きめのコットで、快適な睡眠をゲットしましょう!
こちらのホールアース「ツーリングテント ドーム カプセルシェルター」は、幅200x奥行き67x高さ67cmのゆとり設計でゆったりと脚が伸ばせる優れもの。シェルター内にはランタンフックが設けられているので、夜間でも明かりを確保できて安心です。
みんなで楽しめる遊び道具も準備しておくといい
フィンランド生まれのアウトドアスポーツ「モルック」
グループキャンプで仲間たちと過ごす時間は、ただ食事をしているだけでも楽しいもの。でも、せっかくアウトドアにいるのだから、身体を動かして遊ぶのもいいですよね。
そこでぜひおすすめしたいのが、最近キャンパーの間で流行の兆しを見せているスポーツ「モルック」。フィンランド発、1996年に開発された比較的新しいスポーツです。
ルールは至って簡単。「モルック」と呼ばれる棒を1~12が描かれた「スキットル」という棒を目掛けて投げ、倒したスキットルの数字に応じて得点をゲットするというもの。先にぴったり50点を獲得したチーム/プレーヤーの勝利です。
なんといってもモルックの魅力は、激しい運動がないところ。普段はあまり身体を動かさないけれど、気持ちが開放的になるキャンプ場では軽く運動したい…というニーズをうまい具合に満たしてくれるお手軽なスポーツなんです。
運動神経に関係なく、誰でも楽しく参加できるモルック。いつもとはちょっと違う遊びを探している方は、ぜひグループキャンプに持っていって仲間たちとワイワイ楽しんでみてください。
キャンプでも楽しいカードゲーム
それと、やっぱりあるといいのがカードゲーム。日が落ちてきてからの涼しい時間帯、お酒を片手にのんびりと、お気に入りのチェアに座りながらダラダラと遊べるのが魅力です。日中はモルックなどで身体を動かし、夕方以降はテーブル上の遊びに移行する。アウトドアの遊びではそんなふうにメリハリを効かせると、上手に体力を温存できて翌日も元気に過ごせますよ。
揺らめく炎を囲んで仲を深める
キャンプの醍醐味といえばやっぱり焚き火
みんなでテントを設営し、ひととおり遊び倒したら、お次はキャンプの醍醐味である焚き火に取り掛かるのもいいでしょう。夏といえど、山奥の夕方~夜の時間帯は冷え込みます。身体を温めるため、仲間たちと語らいの時間帯へ移るきっかけとしても、ぜひ焚き火をやってみてください。
3~4人のグループキャンプであれば、ホールアースの「クイックアップ 焚き火台」が使い勝手よし。組み立て&片付けがイージーでコンパクトに折りたためる上、四方のメッシュ構造で高い燃焼効率を実現。本体はアンダープーレートにガチッとロックできるので、うっかり倒してしまう心配もありません。
囲炉裏テーブルを囲んでチルタイム
焚き火をするときは、台をぐるりと囲んで設置できる囲炉裏テーブルがあると便利。焼いている食材はそのままテーブルにスライドさせられますし、カトラリーやトング、耐熱グローブなども手元にキープしておくことが可能です。
クイックアップ 焚き火台と相性がいいのが、ホールアースの「マルチイロリテーブル 4PC」。天板には耐熱塗装が施されているので熱々のダッチオーブンを載せられる上、脚を折り畳めば薄くなるので収納も楽ちん。1枚あたりの重量は約1.8㎏と軽量なので、持ち運びにも困りません。
みんなで火を囲めば、会話も食事もお酒も進むというもの。そこに便利な囲炉裏テーブルをプラスすれば、さまざまなギアを置けてキャンプ感を一層盛り上げられますよ。
さらにこちらのテーブルは、単体での使用も可能。焚き火台を囲んで囲炉裏スタイルで使わない場合は、チェアの足元などに設置しておけばアレコレ載せられて便利ですよ。
仲間と楽しむためのギアを準備して、最高のグループキャンプを!
広々としたテントやワイワイ盛り上げれる遊び道具など、グループキャンプでは仲間と一緒に楽しむことを念頭においてギアを選びたいところ。参加したみんなが楽しい気分になれるようなアイテムを揃えて、最高の夏キャンプを体験しにアウトドアへと飛び出しましょう!
今年の夏も猛暑が予想されます。熱中症には十分に注意しながら、快適なグループキャンプを楽しんでみてください!