瀬戸内レモン100%のレモンカード&ジャムをお取り寄せ!ご当地食材で作るキャンプ飯レシピ【ご当地ひなたごはん/広島県生口島】
フレッシュで爽やかなレモン、暑い夏に欲しくなりますよね。でも実は、国産レモンの旬は秋〜春の間。そこで、ご当地食材を使ったキャンプ飯レシピを紹介する連載「ご当地ひなたごはん」では、レモンの加工品に着目。国産レモン100%の加工品なら、旬を気にせず、レモンのおいしさを一年中楽しめます。今回は、レモンの生産数が日本一を誇る、広島県生口島産のレモンカード&レモンジャムのキャンプ飯レシピを、島の魅力とともにお届けします!
連載企画「ご当地ひなたごはん」6月のテーマは広島県!
6月1回目は広島県尾道市の生口島にフォーカス
毎月、全国各地のご当地食材を使ったキャンプ飯レシピを、地域の魅力と一緒に紹介する連載「ご当地ひなたごはん」。6月のテーマは中国地方の広島県。第1回は、南東部の尾道市に属する生口島(いくちじま)のオーガニックレモンで作られた、レモン加工品をフィーチャー!
生口島でレモン農家の見習いをしながら、レモンカードやレモンジャムを生産する
「AKEMI LEMON」(アケミレモン)代表のアケミさんに、商品や生口島の魅力についても教えてもらいました。
AKEMI LEMON代表 / レモン農家見習い
アケミさん
ジュエリーブランドTiffany&Co に16年在籍したのち、食と健康に興味をもち、おむすび店オーナーに転身。2020年、コロナ騒動に突入し、根本にある「農」に目覚め、瀬戸内海の島に移住。子どものころから大好きだったレモンの農家になるべく、現在修行中。2021年レモンカードのクラフトブランドAKEMILEMONを創業。
瀬戸内海に浮かぶ、小さなレモンの島
レモンの生産数が国内一を誇る生口島
瀬戸内海に浮かぶ大小さまざまな島と自然の織りなす景観が美しく、ドライブコースとしても人気の高い「しまなみ海道」。尾道駅からしまなみ海道で3つ目の生口島は、自転車でも2〜3時間ほどで一周できるほど小さな島。日本一のレモンの産地として知られており、通称「レモンの島」と呼ばれます。
「島ごと美術館」というコンセプトで島中にアート作品が点在しており、明るい日差しの中、豊かな自然とダイナミックなアートを体感できる島として、観光客から注目を集めています。
東京からは、新幹線(福山駅下車)とバス利用で約6時間、広島空港からは、リムジンバスで約1時間半ほどで到着できます。
無農薬レモン100%の「レモンカード」と「レモンジャム」に注目!
AKEMI LEMON レモンカード ヴィーガン
AKEMI LEMON レモンカード ヴィーガン 90g 1,980円(税込)
英国アフタヌーンティーの定番おやつ「レモンカード」。日本ではあまりなじみがないですが、カスタードとジャムの間のような、スイートスプレッドです。通常、レモンの果汁にバターや卵を加えて作りますが、「
レモンカード ヴィーガン」は動物性タンパク質を一切使わず、有機ココナッツオイルと有機豆乳を融合させた“ヴィーガン”仕様。ふわっとムースのような口どけに、あとからのどの奥でレモンがほんのり香り、はじめての食感に胸がときめきます。
AKEMI LEMON レモンジャム
AKEMI LEMON レモンジャム 130g 980円(税込)
実はレモンは、皮ごと食べると果汁のみに比べ、ビタミンCは3倍、カルシウムは10倍以上にもなります。食物繊維は皮でのみ摂取できるという栄養価の高さから開発されたのが、レモンを皮ごと“丸かじりする”感覚の「
レモンジャム」。農薬を使わず育てられた瀬戸内レモンの旨みが、ギュッと詰まっています。果汁の酸っぱさと皮のほろ苦さはほとんどなく、レモンの爽やかな香りでキビ糖を包んだようなやさしい風味。
レモンカード&ジャムでつくる、キャンプ飯レシピを紹介!
バナナレモンキャラメルのホットサンド
字面だけでよだれが垂れてきそうな、「バナナレモンキャラメル」。断面の半分を占めるのは何を隠そうクリームチーズです。冷たいレモンカードとクリームチーズを、キャラメリゼされたとろ〜りあたたかなバナナと一緒に、ふわふわのパンでぎゅーっと圧縮。
イエロー&ホワイト2色の美しい断面を見た瞬間、手を出さずにはいられません。罪悪感バッチリ、魅惑のホットサンドをめしあがれ。
【材料】(1〜2人分)
- 食パン 1枚
- バナナ 1本
- AKEMI LEMON レモンカード ヴィーガン 適量
- クリームチーズ 約40g(今回はキリ クリームチーズ2個)
- てんさい糖 小さじ1程度
- バター 適量
【作り方】
①バナナ1本を横半分、さらに縦半分にカットする
②フライパンにバターとてんさい糖を入れ、カットしたバナナ1本を入れて、全体がキャラメル色になるまで炒める
キャラメルでコーティングされたバナナは、もったりと甘さを増し、茶色く色づきながら幸せな香りを漂わせていく
③ホットサンドメーカーの内側両面と食パン2枚にレモンカードを塗り、レモンカードを塗った方が上にくるように食パン1枚をセット
④③にソテーしたバナナとクリームチーズ、もう一枚の食パンをのせる
どん、どん!と。クリームチーズは惜しみなく。バナナレモンキャラメルのハーモニーをさらに滑らかにしてくれます
パリパリチキン レモンマーマレードマスタードソース
おなじみ皮パリパリ、肉ジュワッっのオーソドックスなチキンソテーを華麗に味変。奥ゆかしい酸味と苦味、甘さ控えめなレモンジャムと、子どもも好む辛さの粒マスタードをミックスして、チキンの肉汁がしたたるフライパンの中でグツグツ。大人な白ワインの風味もみんな混ざったら、レモンマーマーレードのソースのできあがり。
チキンをソースに浸すくらいの気持ちでたっぷりつけるとちょうどいい感じ。
【材料】(2〜3人分)
[チキンソテー]
- 鶏もも肉 2枚
- にんにく 2かけ(みじん切り)
- 塩 大さじ1
[ソース]
- 白ワイン 大さじ1
- レモンジャム 大さじ1
- 粒マスタード 大さじ2
【作り方】
①鶏もも肉は室温に戻し、余分な脂肪を取り、厚い部分に包丁を軽く入れて開き厚みを均等にする。皮の方をフォークで何箇所か刺して両面塩(片面大さじ1/4程度ずつ)と、にんにくをまぶす
ダッチオーブンくらい重たい鍋などがグッド。ぎゅーっと鶏肉を押して焼くことで、中まで火が通りやすく、皮がパリッと焼きあがります
②フライパンに鶏肉の皮面を下に置き、中火にかける
③②にアルミホイルをかぶせて、その上に鍋など重しになるものをのせ、弱めの中火のまま約10分程度焼く
④重しとアルミホイルを取り、ひっくり返して2〜3分焼く。粗熱が取れたらカットする
皮がこんがり、パリパリに焼けたチキン。粗熱が取れたら、素早くカットしましょう
へらでソースをかきまぜると、レモンとマスタードの爽やかな香りがふわっと立ちのぼります
⑤チキンソテーの後のフライパンに、白ワイン、レモンジャム、粒マスタードをいれて煮詰める
レシピを考案したのは坂下真希子さん!
坂下真希子
アフタヌーンティー・ティールームのお菓子やジャムなどの開発を担当。週末は山の家での二拠点生活。ライター・一田憲子さんのウェブサイト「外の音、内の香」で日々のレシピを連載中。著者に「パンによく合うかんたんサラダ弁当」(立東舎)。 リンネル YouTube Vlog「【日々の食卓】坂下真希子さん秋食材のデリ風作り置き編」など、ライフスタイル系メディアに多数出演実績あり。13歳息子と8歳娘、ファッションデザイナーの夫と4人家族。
レモンが苦手な子どもも大満足!
レモンの酸っぱさは苦手だけど、AKEMI LEMONのレモンカードやレモンジャムはパンに塗ったり、そのまま舐めたりするくらい大好きな子どもたち。ホットサンドやチキンのソースにアレンジされた姿に目がキラキラ。「おいし〜い」と、食欲が加速していました。
次回は、広島県福山市の瀬戸もち豚!
広島県2回目の「ご当地ひなたごはん」は、尾道市のお隣、福山市。自社牧場をもち、こだわりの飼育方法で豚肉を生産する瀬戸牧場の看板商品、「瀬戸もち豚 せと姫」でキャンプ飯を作ります!瀬戸牧場さんにも登場いただくのでお楽しみに!