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自宅収納や持ち運びに苦労するキャンパー必見!ルーフボックスが圧倒的に楽だった【THULEに直撃取材】

THULEルーフボックス

キャンプ場だけでなく、日常的に街中でも見掛けるルーフボックス。その見た目からも分かる収納力の高さで、安全、安心なギアの保管を実現してくれます。ボックスのメリットやデメリットはもちろん、ルーフラックとの違いも気になるところ。そんなキャンパーの疑問を、キャンプ場でもよく見かけるTHULE(スーリー)の総輸入元・阿部商会(東京)の担当者、大畑広夢さんに直撃しました。

収納の質を上げるルーフボックス

普段からギアの収納に困っている人は「ルーフボックス」向き

山積みになったギア
普段のギア収納。ほかのキャンパーがどうしているのか、気になるところです。「自宅の収納スペースは限られる」「外で使うだけに室内での保管には抵抗感がある」と感じている人も多いのではないのでしょうか。

ルーフラックは防犯や雨風が心配、荷物の出し入れも面倒

ルーフラックに詰め込んだ荷物
バスケット状のルーフラックだと、外から荷物が丸見えで、防犯面が気になってしまいます。さらに、急に天気が変われば、載せている荷物が雨風に吹きさらしになり、落下しないかも心配。マンションやアパートに暮らしていれば、キャンプに出掛ける度、重い荷物を運び出すのも手間です。

安心安全な収納を実現するなら「ルーフボックス」

ルーフボックス
そんなキャンパーの不安を解消してくれるのが、ルーフボックス。荷物を包み込むボックスは頑丈で、鍵付きで防犯性にも優れます。キャンプに出掛けない普段から荷物をそのまま保管が可能。高層マンションやアパートに暮らすキャンパーにとって、憂鬱な荷物運びから開放されるのは、朗報です!

プロが力説する総合力!ルーフボックスの魅力とは

気になる装着方法や機能性は?

ルーフボックス
ルーフボックスは日常生活でもよく見掛けるようになりました。便利だとはなんとなく分かるのですが、なんだか敷居が高いイメージです。
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総輸入元・阿部商会のTHULE担当者 大畑広夢さん(以下、大畑さん)

見た目にインパクトがあるので、どうしても身構えてしまうかもしれませんね。ただ、使い方はシンプル。しっかりと管理すれば、長持ちするアイテムなので、愛着も湧くはずです。中には20年以上使い続けている人もいますので、費用対効果は抜群です。
▼ルーフボックスの装着に必要なベースキャリアについて知りたい方はこちら

ラックより防犯は確実!

ルーフボックス
▲「Motion XT Lサイズ」の重量は20kg。2人でゆっくり持ち上げ、ベースキャリアに載せていきます。
ルーフボックス
ルーフボックスの内部は強度を高めるため、凸凹の形状にベースキャリアに固定するためのダイヤルがあり、ボックス下面の中央に鍵が付いていて、防犯対策もバッチリです。

両サイド開きが街中では便利

ルーフボックス
ルーフボックスのダイヤル
▲ルーフボックス内に4つあるダイヤルを回し、ベースキャリアのバーに固定します。
今回、モデルとして使用したのは、THULEでもNo.1の大容量を誇るMotion XTシリーズのLサイズ。主に、スバルのXVやBMWのX1などの小型〜中型SUVに適しています。内寸で長さ180m、幅80cmのサイズ感で、容量は450L。スノーボードが最大5台も入るボリューム感です。 左右両サイドから開閉できるデュアルサイドオープンで、隣に車があったり、駐車場の壁際に停めていても、荷物が取り出しやすいので便利ですね
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大畑さん

ルーフボックスの裏底には、カニのハサミのような固定金具が4カ所あります。それらでベースキャリアのバーを挟み、ボックス内のダイヤルを締めて固定します。作業時間は2人で20分もかかりませんし、作業もシンプルですので、安心して取り組んでくださいね。

車内の荷物の山がなくなった!

プロが教える積載のコツ

収納スペース
▲ギアの山が今にも崩れそうな状況
キャンプにハマるほど、ギアは増えてしまうもの。運転席を振り返ると、そこにはギアの山が崩れそうな状況に。ルーフボックスが装着でき、いよいよ積載したいと思っています。こんな荷物の山でも大丈夫なのでしょうか…。
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大畑さん

すごい荷物ですね(笑)。ルーフボックスは容量が大きい一方、ルーフラックより高さの制約があります。底が凸凹なので、下にテーブルやシートなどを敷いて平行にすると、他の荷物が並べやすくなります。順番としては、最初にキッチンテーブルなどの硬いものを入れ、コットやタープなどを載せるのがいいでしょう。寝袋や膝掛けなど柔らかい荷物をクッションにして、バーナーやハードケースを積むもの一つのテクニックです。
ルーフボックス
早速、荷物の整理に取り掛かった大畑さん。ボックスの底にキッチンテーブルやチェアを下に敷いて凸凹を平坦に。その上にマルチケースやコット、タープなどを載せ、隙間をなくすように荷物を並べると、ボックス内は隙間がない状況になりました。最後にベルトで荷物を固定すれば、作業は終了です。 ボックスは頼もしい存在ですが、壊れやすかったり、湿気に弱かったりするアイテムは避けた方が無難。ランタンやポータブル電源などは従来通り、車内の方が安心安全でしょう。ペグなどを入れるハードケースは万が一、ふたが外れた場合に中身が飛び出して危険なので、布などで包んで入れるのがベターです。

鍵付きで安心!キャンプ場や駐車場での防犯対策にも

THULEルーフボックス
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大畑さん

ルーフボックスの大きな売りが「安全性」です。今回使用している「Motion XT」はふたを閉めると、自動的に閉まるスライドロックシステムが導入され、さらに鍵で閉める二重ロック。駐車場からキャンプサイトが離れている場合、荷物の持ち運び中や休憩中に盗難の被害に遭うことはありません。日常生活でも、そのままギアを保管できるので、楽だし、安心ですね。

ボックスとラックの長所短所、比較と注意点

ギアの収納スペースと出し入れに悩んでいるならボックス

ルーフボックス
テントをはじめ、テーブルやチェアなどかさばるギアは、自宅のどこに収納しようか、困りますよね。キャンプに出掛ける度、いちいち荷物を持ち運びする手間を考えると、少し憂鬱になります。そういう悩みを抱えているキャンパーは、ルーフボックスがベター。鍵付きであれば、安心して荷物を託せます。

立体駐車場に車高制限があるならラック

ルーフラック
住んでいるマンションなどの立体駐車場に、車高制限がある場合は、ルーフラックの方が低く抑えられて、良いでしょう。ルーフボックスは取り外しが可能ですが、かえって手間がかかってしまいます。一方、ラックでも荷物の高さによっては、車高制限を超える場合も考えられるので、しっかりと確認しましょう。

金額的にはラックが手頃、ボックスも種類によって射程範囲

ルーフラックとルーフボックス
気になる価格帯は、ルーフラックの方が手を出しやすい価格帯にあります。THULEを例にすると、ルーフラックは7〜11万円台。ルーフボックスだと8〜35万円台と値段がワンランク上がります。ただ、本体を折り畳めるソフトタイプのボックスでは5〜7万円台と、手が届きやすい範囲になります。
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大畑さん

ルーフラックは価格帯も低く、1人でも装着でき、使い勝手もいいです。一方、ルーフボックスはキャンプシーンだけでなく、普段から安心安全に荷物を収納できる大きなメリットがあります。ご自身のキャンプスタイルやギアの種類に合うアイテムを選んでください!

ルーフボックスの豊富なサイズ展開

一言にルーフボックスとは言っても、サイズやカラー、機能性などはさまざま。どのような製品があるのでしょうか。

Thule Motion XT(モーション エックスティー)

ルーフボックス

出典:阿部商会

THULEの中でもトップクラスの大容量を誇る「Motion XT」シリーズ。両側から開閉できるデュアルオープン。正しく蓋が閉まると、自動的にロックがかかるスライドロックシステムを導入。空力性能やスペース効率、車との一体感を追求したデザインです。 【基本情報】 商品名:Thule Motion XT サイズ:M〜XXL(175x86.5x46cm ~ 232x95x47cm) 重さ:18kg〜25.5kg 積載重量:75kg カラー:グロスブラック、チタンメタリック 価格:143,000円〜209,000円(税込)

Thule Vector(スーリー ベクター)

THULEルーフボックス

出典:阿部商会

上下のつなぎ目がないシームレスなスタイリングで、洗練されたTHULE製品の中でも最高峰のデザインを誇ります。夜間の積み下ろしに便利なLEDライトを装備。片手で簡単に取り付けできるパワークリッククイックマウント・システムを搭載しています。 【基本情報】 商品名:Thule Vector サイズ:M(212x88x33cm)、L(231.5x88.5x35.5cm) 重さ:29kg(M)、30kg(L) 積載重量:75kg カラー:ブラックメタリック、チタンマット 価格:341,000円(M)、352,000円(L) (税込)

ラックやボックスを上手に選んで、キャンプライフを充実させよう!

ルーフボックス
ルーフラックやルーフボックスは、優れた収納機能や洗練されたデザインで、キャンプライフはもちろん、ライフシーンを格上げしてくれる存在。プロのアドバイスを参考に、一歩を踏み出し、愛車に合うアイテムを探してみてください!
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キャンプをもっと楽しく、もっと快適にしてくれる理想のクルマをを求めて。hinata編集部がおすすめの車種、車選びや積載のポイントなどを深掘りして紹介する連載企画です。

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