お料理ニガテなキャンパーがたどり着いた、究極のお手軽キャンプ飯とは?【いつも上手くいかない人は必見】
とにかく料理が苦手なキャンパー、集合!「テントも張れる、火もおこせる、でも料理は…」という方でも、みんなが思わず膝を打つ、絶品料理を作る方法がありました。その秘けつと、誰でも簡単にできるお手軽レシピを特別に公開します!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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キャンプでウマい料理が食べたいのに…。
本当はおいしいご飯が作ってみたいんです
キャンプ場までの運転、テントの設営から火おこしまで、外遊びのことなら完璧!というパパも、料理だけは苦手でママ頼り、というケースがしばしばみられます。「休みの日くらいはパパ任せでゆっくりできると思ったのに…」と、不満のあるママさんキャンパーも多いのではないでしょうか。
今回はとあるパパキャンパーの物語。家ではママが料理を担当し、1人のときはコンビニのお弁当かレンチン惣菜で済ませる典型的なお料理ニガテさんです。
家族と予定の合わない休日はふらっとソロキャンプへ。黙々と設営を終え、ひと息ついてごはんでも…と思っても、料理担当のママがいないので、食事はひたすらカップ麺。「外で食べればなんでもおいしい…」と自分を納得させながらも「本当は豪快なステーキや、SNSで見るようなおしゃれなキャンプ料理を自分でも作りたい」というのが本音。しかし、今まで数多くの食材を黒コゲにしてきた苦い記憶がよぎります。
苦手を克服せよ!意を決して料理に挑戦
ママから託されたひみつ道具とは?
そんなパパを見かね、ママがプレゼントしたのはBRUNO(ブルーノ)の「グリルサンドメーカー」。
「キャンプ料理で一番失敗しやすいのは火加減の調整。これなら電力式だからダイヤルをひねるだけで温度調整できるし、炭火や焚き火と違って焦らず調理できるでしょ?私がいるとあれこれ口を出しちゃうし、まずは次のソロキャンプで練習してみたら?」とママに言われ、さっそく実践してみることに。ポータブル電源とともに車に積み込み、いざキャンプ場へ。
プレゼントの裏には、ママのひそかな思惑が…
実はこのプレゼントには、ママの「私も楽したい」という思惑がありました。グリルサンドメーカーを使ってパパに楽しく料理を覚えてもらうことで、きっと次回の家族キャンプでも「俺が作る!」とごはん作りに立候補してくれるはず。パパの苦手克服のためだけでなく、自分たちへのプレゼントでもあるのです。
こんなにおいしくできちゃった!?お料理ニガテさんの救世主
いつもは炭っぽいステーキがこんなにジューシーに!?
ママにもらったレシピを見ながら、まず試してみたのは、食べ応え抜群な豚肉のステーキ。今回購入したのは、お買い得品になっていた、ちょっとリーズナブルなお肉。
「高い牛肉ならもちろんおいしいけど、グリルサンドメーカーを使えば安めの豚肉もジューシーに焼けるんだよ!」と力説され、パパは半信半疑でお買い物。
グリルサンドメーカーにはシングル・ダブルと2種類のサイズがありますが、今回使用したのはダブル。面積が広く、大きなお肉も焼けるので、シングルよりもさらに調理の幅が広がります。家族で使うことを考え、ママが選びました。
ステーキを焼くために、まずはホットサンド用のプレートを付属のグリルプレートに付け替え。肉に限らず、野菜やパニーニなどを焼くのにも使えます。
グリルサンドメーカーは、上下に電熱線が通っており、両側から熱を加えられるようになっています。火にかけるタイプのホットサンドメーカーと異なり、短時間でムラも少なく焼ける優秀なアイテムです。
肉や野菜を置いたら、フタを閉めて温度と時間をセット。上下の鉄板でプレスしながら焼くので、油が食卓にはねず、食材全体に均一に火が通せるのも、料理下手にとってはうれしいポイント。
グリルサンドメーカーダブルにはふたつのダイヤルがついています。左はLO(低温)・MED(中温)・HI(高温)と3段階で温度調節ができるダイヤル、右は1分単位で焼き時間を設定できるダイヤル式タイマーです。左右ふたつのダイヤルを組み合わせて使えば、直火調理と違って、うっかり焼きすぎたり、焼き足りなかったりといったミスが防げます。
今回はお肉に焼き目をつけるため、温度をHI(高温)に設定して2分、次にMED(中温)で10分ほどじっくり加熱しました。
フタを開けた瞬間、ジュワ〜という音とともに、いい香りときれいな焼き目が。「これはたまらん…!」とパパもつい身を乗り出します。食材から出た余分な油は、鉄板の奥に流れるよう設計されており、脂身の多い肉を焼いてもギトギトになりません。
流れ出た油は、鉄板の下についた油受けトレイが受け止めます。料理に不慣れな人でも「キレイに片付ける」まできちんとやり切れるよう、細部まで気遣いの行き届いた作りにパパも感動。
子どもが喜ぶおやつもバッチリ
ステーキの成功で自信がついてきたパパは「ママや子どもに『すごい!』って言わせたい」と、さっそく次のメニューに取りかかります。ママが用意したもうひとつのレシピは、ホットケーキミックスで作るミニケーキ。
おやつ作りには別売りのオプションプレートを使用。この型に生地を流し込むだけで、かわいいミニケーキやワッフルが簡単に作れます。
今回はひと口サイズのミニケーキが焼けるプレートを使いました。ホットケーキミックスの箱に書かれた材料を混ぜて生地を作り、型にそっと流し入れて、HI(高温)で5分ほど焼くだけで完成。こんがりきれいなキツネ色になったミニケーキを見て、パパはさらに自信が出てきます。
生地を流し入れながら「帰ったら子どもと一緒におやつ作りをしよう…」とつぶやいていたパパ。火を使わず安全なので、子どもでも安心して料理が楽しめます。
味も抜群!早く家族に食べさせたい
見た目はばっちりだった2品。肝心なのは、その味です。ドキドキしながらステーキを一口食べると…「ウマい!」。お肉はしっかりジューシーに仕上がり、ミニケーキはふわふわ食感。「自分で作ったとは思えないな…!」とガツガツ料理を平らげました。
BRUNO グリルサンドメーカーの詳細はこちら
料理が苦手でも本格ステーキやかわいいミニケーキが作れるグリルサンドメーカー。電源サイトや900W以上のポータブル電源を持っていれば、外でも簡単に調理可能です。タイマーと温度調節ダイヤルでほったらかし調理ができるので、バタバタする家族キャンプやグループキャンプでも重宝します!
キャンプやベランピングではもちろん、自宅でのおやつ作りや、時間のない朝の「ながら調理」にも最適。
【基本情報】
サイズ:285mm×240mm×145(h)mm
コード長:約1.3m
重さ:約3000g
定格消費電力:900W
電源:AC100V
付属品:グリルプレート
パパもお料理上手の道へ!次はみんなで作って食べよう
「次はどんな料理を作ってみようかな」と、パパのお料理魂に火がつきました。家族に料理を振る舞うだけでなく、家族みんなで料理をしてみるのも楽しそうです。「実は料理が苦手…」というキャンパーの方は、本格調理が簡単にできるグリルサンドメーカーを、一度試してみてください。