女子2人、今年はグランピングで語らう夏休み。「森と星空のキャンプヴィレッジ」でのリゾート体験に密着
まもなく夏休みの旅行シーズン!今年も「海外に行けないし、どこに行こうか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんな中で、今注目を集めているのは、人里から少し離れたグランピング。そこで、社会人1年目の女子2人は早めの夏休みの旅先にグランピングを選び、栃木県茂木町にある人気リゾート施設「森と星空のキャンプヴィレッジ」へ。素敵な宿と自然を手軽に体験した様子に密着しました。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
少し早い夏休みをグランピングで過ごす
普段頑張っている2人の女性が早めの夏休み
普段は都心のオフィスで働き、学生時代からの知り合いであるすずねさんとわかさん。7月上旬に少し早めの夏休みをとって、2人で女子旅へ行くことに。「アウトドアに興味はあるけど、今話題のキャンプをするには少しハードルが高いので…」という2人が選んだのは、初体験のグランピング。キャンプと同様に豊かな自然の空気を味わいながら、快適な宿泊ができるのは、アウトドアに不慣れな人にもうってつけです。
2人が来たのは、栃木・ツインリンクもてぎ内の森と星空のキャンプヴィレッジ
彼女たちが東京から約2時間半レンタカーを走らせて到着したのは、モビリティテーマパーク「ツインリンクもてぎ」(栃木県茂木町)にあるアウトドアリゾートエリア「森と星空のキャンプヴィレッジ」。この夏、新たなエリアを追加し、リニューアルしたばかりのグランピング施設です。
体よりも心をリセットする休日の過ごし方。
ホテルもいいけど、グランピングテントはより特別に感じる
2人が泊まったのが、新エリアにある、花のつぼみ型の大きなテント「ロータステント」。普段の旅行ではホテルに泊まることの多い2人。初めてのグランピングテントに「テントの中にベッドが入ってる!」(すずね)、「快適すぎて住めそう!」(わか)など、チェックインした瞬間から豪華なテント内に興奮を隠せません。
ホテルの部屋にはない、見た目可愛さや、非日常感
リゾート地のホテルにも快適で素敵な部屋はいくらでもありますが、グランピングテントにはそれらにはない魅力が多数。森と星空のキャンプヴィレッジのロータステントは、天窓があり、青空に流れ行く雲や、星空や月明かりを楽しみながら就寝もできます。
さらに、テントでありながら、ベッド、テーブル、照明、冷蔵庫など、備品も充実。リゾートホテルにも劣らない快適さを誇ります。
体を動かし心をリフレッシュ
2人は森林散歩のアクティビティに参加
チェックインした後、2人はツインリンクもてぎ内の森「ハローウッズ」に散歩へ。豊かな森の道をゆっくりと歩きます。歩きやすいようウッドチップが敷き詰められた道に、普段山登りなどしないわかさんも「地面がフカフカで疲れないね」と、安心している様子。
さんぽ道の間には、小さい鳥小屋やイノシシ道路の標識など、動物のための設備がところどころに見られます。ハローウッズではグランピング宿泊者向けの早朝アクティビティとして「季節の森さんぽ」実施しています。季節の森さんぽでは、ガイドによる季節の動植物の説明を聞きながら、森を歩きます。散歩が終われば、少し物知りになった気分です。
大自然から活力を受け取る
森の道を抜けると展望台へ。展望台から見えるのは50km先まで続く森と山。日本の国土の3分の2は森ですが、東京に住んでいてはなかなか実感できません。2人はこの場所で、自分たちが森の国の住人であることを再確認。森を眺めながら吸い込む空気は新鮮で、大自然から活力を得られます。
森のさんぽルートにある高台のブランコでは、ツインリンクもてぎでしか見られない景色との出会いがあります。ブランコから見下ろした先はMotoGPやSUPER GTが開催されるサーキット。日々レースや練習が行われています。
高速で走る車やバイクを眺めながらブランコに揺られるのはまさしくここでしかできない体験。ブランコに乗ったすずねさんも、「絶景の中でしたブランコはめちゃ気持ちよかった!」とご満悦。
バーベキュー慣れしてなくても大丈夫
食事は調理しやすいよう準備されていて、初めてでも簡単にできる
散歩から戻れば、もう日が傾き夕食の準備へ。夕食は、バーベキューセット。アメリカの本格的バーベキューコンロのウェーバーを使って、自分たちで調理します。しっかりと準備された食材と調理手順書で、本格バーベキューは初めての2人でも簡単。
自分たちで夕食を準備するのも、グランピングならではの楽しみです。用意された巨大な肉塊にわかさんは「視覚的なインパクトすごい」と驚きを隠せません。
美味しい食事で自然と会話も弾む
バーベキューが完成すると、自分たちで調理したとは思えないほど豪華な料理がテーブルの上に並びます。大きなステーキや、新鮮な焼き野菜でするチーズフォンデュ。どれもおいしく自然と笑顔になって会話もはずみます。骨つきの大きなお肉に、「(海賊漫画の)ワンピースみたい(笑)」と、すずねさん。お肉にかぶりつく食べ方も楽しんでいます。
プライベート感満載のダイニングは、宅飲み女子会かのように、つい秘密の話も飛び出してしまいそうです。
食後は焚き火を囲んでまったり
豪華なバーベキューでお腹が満たされた後は、焚き火を囲んで一息。火を眺めながら食後のコーヒーを味わいます。焚き火など、アウトドアらしい過ごし方ができるのも、森と星空のキャンプヴィレッジのうれしいポイントです。
茂木だからこそ見られる圧巻の星空
写真はイメージです。
日が暮れたら、後はテントの中で楽しむだけ。でも森と星空のキャンプヴィレッジでは少しもったいないかもしれません。名前にも入っているように、茂木は非常に星空が綺麗に見えるエリア。夜になったら一度外へ出て星空を眺めてみてください。都会では決して見られない幻想的な風景が広がっています。
圧巻の星空に、わかさんとすずねさんも「都会じゃ見られない」「テントの中からも星が見えて綺麗」と、今回来たことを心から満足している様子です。
世界に一つだけのお土産
旅の思い出は手作りのハーバリウム
いい旅には、いいお土産が必要。自分だけの特別なお土産を作ってみるのもいいかもしれません。ツインリンクもてぎのアクティビティの一つに、場内にあるクラフト工房で行うフラワーアレンジメントがあります。2人も今回の旅の締めくくりに、世界に一つだけのオリジナルハーバリウムを作りました。定員があるので事前に予約をしておけば安心です。
スタッフが優しくレクチャー
ハーバリウム作りは、瓶の中にドライフラワーを詰め、その中にオイルを流し込んで作る置物。クラフト工房では、スタッフの方からハーバリウム作りの手順やコツを教われます。綺麗にできるかどうかは作る人のセンス次第。2人ともドライフラワーのチョイスからオイルの流し込みまで、集中して作っています。
センス良くできたのか、完成したハーバリウムに2人ともご満悦。家に飾ったハーバリウムを見るたびに、楽しかった思い出が蘇ります。
ハーバリウム作りを終えた、すずねさんとわかさん。「優しく教えてもらえて、なんでも可愛くできそう」「塗り絵とか、工作していた時の子どもの気持ちに戻れた」と童心に戻って楽しめたようです。
この夏はツインリンクもてぎでリフレッシュ
自然を感じ、おいしい食事をして、豪華なテントに泊まり、お土産が作れたところで、2人の夏休みは終了。すずねさんは「特別な日の贅沢だった」と満足感にあふれた笑顔。わかさんは「お金を貯めてまた行きたい」と明日からのやる気に満ちていました。心も体も活力を得て、また次の日から仕事を頑張れそうです。
ツインリンクもてぎ、そして森と星空のキャンプヴィレッジは、都心では味わえない体験や感動がたっぷり詰まった場所。この夏は、ぜひツインリンクもてぎで、彼女たちのように心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
基本情報
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
電話:0285-64-0489
営業期間:12月~2月は月~水定休、1月下旬~2月上旬にシステム点検休
料金:
[グランピング]
ロータスワイドサイト :46,800円~
ベルテントワイドサイト:43,200円~
ロータステント :42,300円~
ベルテント :37,800円~
[ログキャビン]素泊り:17,300円~
[林間サイト]素泊り:4,900円~
チェックイン / チェックアウト:
[グランピング・ログキャビン]15:00〜18:00 / 10:00
[テントサイト]13:00〜18:00 / 11:00
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