谷中さん
キャンプで使う調理器具の中では、外でキッチンスペースをしっかり作って使うツーバーナーよりも、卓上で手軽に使えるシングルバーナーが人気です。特にカセットガスを使うタイプは、手軽に使えるので初心者の方におすすめ。
中でもイワタニの「炉ばた焼器 炙りや」は根強く支持されています。
ベランダがたった1畳でもおうちキャンプはできる！マンション・アパート住まいの救世主グッズ5選
「自宅でもキャンプ気分を味わいたいけど、マンション住まいでバーベキューはなかなか難しい…」。そう考えているマンションやアパート住まいの方に「ベランダ一畳でも楽しめるおうちキャンプ」をhinata編集部がお届けします。大型アウトドア専門店「エルブレス新宿店」で、コンパクトに楽しめるグッズを探してきました。
制作者
hinata編集部
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
「ベランダでバーベキューは無理」。そんな常識を覆します
庭はないけど、こぢんまりとおうちキャンプを楽しむには…。
出典：PIXTA
コロナ禍で外出を控えている人が多い中、昨年からトレンドになっている「おうちキャンプ」。広い庭に小さめのテントを設営したり、バーベキューこんろを出して昼食をキャンプ風にしたりと、家でもアウトドアを楽しむ素敵な工夫があちこちで見られます。
ですが、そんな理想のおうちキャンプはなかなか真似できないものです。「自宅バーベキューでキャンプ気分なんて夢のまた夢」というマンションやアパート住まいの方も多いはず。
専門店でぴったりなグッズを聞いてみた！
たった一畳のベランダでも、なんとかアウトドアを楽しめないか…。
その解決手段を求めて、hinata編集部はアウトドア専門店を訪れました。今回選んだのは、マンションやアパート住まいのお客さんが多いエルブレス新宿店。キャンプコーナーのベテランスタッフである谷中祐介さんが相談に乗ってくれました。
特に最近は、自宅でも外でも使えるものをお客さんから求められることは多いそう。家でもアウトドア気分を感じたい事情を話すと、今回のテーマにぴったりな5つのアイテムを紹介してくれました。
①家飲みを拡張したいお父さんに。【炉ばた焼器 炙りや / イワタニ】
谷中さん
ガスコンロにもかかわらず網焼きや串焼きができるところが、人気の秘密。油がガスの吹き出し口に落ちて詰まる原因になるため、通常ガスコンロでは網焼きはできないのですが、炙りやは吹き出し口を守るカバーがついているため、詰まることがありません。
谷中さん
下に油受けもついているため、手入れも比較的簡単。自宅で飲む頻度が高くなっているお父さんは、炙りやを使って居酒屋気分でしっぽりお酒を楽しんではいかがでしょうか。
【基本情報】
サイズ：40.9×21.4×13.4(h)cm
重さ：約2.4kg
連続燃焼時間：約90分
価格：オープン価格
②電気を使ってプチパーティー【スリムホットプレート / PRISMATE】
谷中さん
コンセントの使えるおうちキャンプということで、PRISMATEの「スリムホットプレート」もおすすめ。
最近はポータブル電源の普及もあって、電化製品をキャンプで使う方が増えています。なのでエルブレス新宿店でもアウトドア家電を強化中。ボタン一つで使えて、手間が少ないのが家電のいいところです。
谷中さん
スリムホットプレートは名前の通り、横幅約40cmに対して縦幅が16cmと細長く作られているため、小さめのテーブルでも場所を取りません。通常のプレートに加え、たこ焼きプレート、グリルプレートも付属し、さまざまな料理が楽しめます。
谷中さん
温度調節もダイヤル式で簡単。温度を下げて料理を保温しておけるので、料理をゆっくり楽しめます。これは炭火や焚き火の調理では少し難しいところですね。
自宅でバーベキューやアヒージョなどを作って、ちょっとしたパーティーが開けます。
【基本情報】
サイズ：40.2×16×13.4(h)cm
重さ：2201g (本体・フタ・プレート3枚を含む)
消費電力：約650W
価格：5,478円(税込)
③使い道はパンを焼くだけじゃない【グリルサンドパン / ロゴス】
谷中さん
各メーカーがこぞって販売しているホットサンドメーカーは、ステーキ肉や魚など、パン以外を焼くという使い方に注目が集まっています。箸などを使わず、くるっと回転させるだけで火にかける面を簡単に変えられるのが魅力。さらに食材を挟んで焼く蒸し焼き調理で、魚などは身がふっくらとおいしい仕上がりになるのです。
谷中さん
ロゴスの「グリルサンドパン」は、焼き面が約23×41cmと食パン一枚を折らずに丸々挟めるサイズなので、パンに限らずさまざまな食材の調理にも最適。パッケージにも、パンではなく肉を豪快に焼く様子がのせられているほどです。
プレートは外しても使用できるので、ちょっとしたものを焼くフライパンとしても活躍します。
【基本情報】
サイズ：約23×41×4.5(h)cm
重さ：約980g
価格：5,940円(税込)
④外でもホッと一息【マイクロコーヒードリッパー / RIVERS】
谷中さん
おうちキャンプやベランピングだけでなく、もう少し外に出たいという方は、ピクニックや散歩に出かけているという話をよく聞きます。そういう方からよく求められるのが、アウトドア向けのコーヒー器具。ミルやドリッパーなどは、入荷してもすぐに品薄になってしまいます。
谷中さん
今人気があるのは、RIVERSの「マイクロコーヒードリッパー」。洗って繰り返し使えるドリッパーで、環境に優しく経済的です。コーヒーを抽出するメッシュの素材はステンレスで耐久性が高いため、長く使えます。
谷中さん
シリコン製なので、折り曲げてお気に入りのマグカップやタンブラーに入れ、コンパクトに持ち運べます。自宅ではもちろん、ちょっとしたお出かけでも活躍してくれるドリッパーです。
【基本情報】
サイズ：約81×81×46(h)mm
価格：770円(税込)
⑤卓上を優しく照らす【キャンドルランタン / UCO】
谷中さん
手っ取り早くアウトドアな雰囲気を出すなら、ランタンが適役。特にキャンドルランタンは、優しい光量で雰囲気抜群です。
王道はUCOの「キャンドルランタン」。レトロ感のあるデザインが気分を盛り上げてくれます。
谷中さん
窓の部分を収納すると、すっぽり手のひらに収まるサイズに。収納時も場所をとりません。
▲左から、スペアキャンドル、シトロネラ スペアキャンドル、ビーズワックス スペアキャンドル
谷中さん
UCOはキャンドルの種類も豊富。シトロネラというアロマ成分が配合された防虫のものや、蜜蝋(みつろう)から作られた長時間燃え続けるものなどがあります。これらに限らず、別のブランドから発売されているものも使えるので、香りや効果でキャンドルを選ぶ楽しみもあります。
【基本情報】
使用サイズ：16.5×直径5cm
収納サイズ：10.6×直径5cm
重さ：180g
カラー：グレー、レッド、グリーン、イエロー、アルミ
付属：キャンドル×1
価格：3,850円(税込)
道具で工夫して、おうちキャンプを楽しもう
庭がなくても、アイテムの選び方次第でおうちキャンプは楽しめます。自宅で過ごすことに飽きてきた方は、ぜひベランダを有効活用してみてください。
今回のアイテムはエルブレス各店で購入できます。おうちでじっくり商品が見たいという方はオンラインストアを、どんなものを買えばいいか相談に乗ってもらいたいという方は店舗を、一度のぞいてみてください。
【店舗情報】
住所：東京都新宿区新宿4-1-11
電話：03-3354-8951
営業時間：
[平日・土曜]11:00～20:00
[日曜・祝日]10:30～19:30
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