【女子ソロキャンプ体験談】危険を避ける防犯術&安心な場所選び方法も取材
ソロキャンプを楽しむ女性も増えてきました。周りを気にせず自由にひとりの時間を楽しめるソロキャンプは確かに魅力的ですが、身に迫る危険など、女性一人だけのキャンプには不安要素もたくさんあるはずです。そこで今回は、女子ソロキャンプを楽しむキャンパーに、気をつけたいことや防犯対策、成功させるための秘訣などをインタビューしました。
女子ソロキャンプは危ないこともたくさん!?
女子ソロキャンプを楽しんで見たいけど、なかなか始められないという人も多いのではないでしょうか?
自由に過ごせる魅力がある反面、場所選びやキャンプサイトの設営、防犯対策などの解決しておきたい課題はたくさん。女性でも安全にソロキャンプを楽しむためには、事前に知識を深めておく必要もあるはずです。
女子ソロキャンパーに体験談を取材!
そこで今回は、インスタグラムにおしゃれな写真を投稿している、3人の憧れ女子ソロキャンパーさんに女性一人でもキャンプを安全に楽しむための注意点について取材しました。
女子ソロキャンプにおすすめのアイテムやこれまでのキャンプ体験もたっぷりと伺ったので、これからソロデビューしたい女性は要チェックです!
安全に楽しむには「前準備」が大切(reo_outdoor_onlyさん)
両親のギアを譲り受けてキャンプデビュー
女子高生たちがキャンプを楽しむ姿に癒されるアニメ『ゆるキャン△』ブームを受け、思いきってソロキャンプを始めたというreo_outdoor_onlyさん。
幼い頃に両親が連れて行ってくれたとき以来のキャンプでしたが、当時のキャンプギアを一式両親から譲り受けてソロデビューを果たしました。
「安全」なキャンプ場&「明るい」サイトを選ぼう
そんなreo_outdoor_onlyさんが安全にキャンプを楽しむために注意していることが「キャンプ場選び」です。高規格キャンプ場や、管理が行き届いているキャンプ場はもちろん、明るく見通しのよいキャンプサイトを選ぶ際の指標にしています。
また、野生動物が出るようなキャンプ場の場合、就寝時に外に食べ物を放置しないようにもしています。食べ物を求めて動物がサイトに近づかないよう、車の中やテント内に食べ物をしまいましょう。
なるべく荷物を少なくコンパクトにするよう心がけているのもポイントです。車から荷物を下ろすだけでも、女性にとってはかなりの重労働。体力的な負担を減らすために、ギアはボックスなどにまとめて整理し、持ち運びや物を探す苦労を緩和するようにしています。
女子ソロキャンパーに一言アドバイス
reo_outdoor_onlyさんに、これから女子ソロキャンプを始める人へのアドバイスを聞いたところ「キャンプ場選びや、防犯面を事前に調べておくことが大切です。慣れるまでは友人とソログルでキャンプを楽しむのもおすすめです」と教えてくれました。
ソログルとは、ソロキャンパーが集まってひとつのグループとなり、その中でそれぞれがキャンプを楽しむスタイルのこと。ソロキャンプを楽しみながらも、いざというときに助けてくれる仲間が近くにいるので、安心して女子ソロキャンプを楽しめます。
reo_outdoor_onlyさんの愛用ギアはビジョンピークスの「クラシックキャンパーズコット」です。体が痛くなりにくく、地面からの熱や冷気を防ぐコットは、快適な睡眠のために大切なアイテム。
ビジョンピークスのコットは、コンパクトで比較的楽に設営できるので、女子ソロキャンプにぴったりです。
【基本情報】
- 使用サイズ:約190×62×20cm
- 収納サイズ:約70×8×20cm
- カラー展開:コヨーテ、オリーブ
- 重さ:3.95kg
いざという時は「周りに頼って」安心のキャンプを(chisa_campさん)
友人とのキャンプにハマりソロキャンプに挑戦
chisa_campさんは以前から友人とキャンプを楽しんでいました。とはいえ、予定の調整なども必要なので、キャンプに行ける回数が少なくなりがち。そこで「もっとキャンプを楽しみたい」と考えたchisa_campさんは、一人でもキャンプに出かけるようになりました。
周りに人がいるサイトを!テントへの鍵も効果的
chisa_campさんがソロキャンプの際に気をつけているのは「周りにキャンパーがいるサイトを選ぶこと」。ファミリーやグループでキャンプをしている人が周りにいれば、困ったことがあったときにも助けを求めることができます。ソログルキャンで、ソロキャンパー同士で集まってキャンプをするのもおすすめです。
また、最近になって意外と多いのが盗難被害。貴重品を常に身につけておいたり、テントに鍵をつけておいたりと、しっかりと防犯対策しておきましょう。
chisa_campさんは以前、ペグを忘れてしまったことがあったのだとか。ソロキャンプでは、誰かにギアを借りることも難しいため、忘れ物はしないようにくれぐれも気をつけましょう!
女子ソロキャンパーに一言アドバイス
「いつもキャンプでお菓子作りをしてゆったりとした時間を過ごしています。自分の好きな時間に行って好きなことができるので、優雅な気分になるんです。みなさんも、本を読んだりぼーっとしたりと、何か目的をもってソロキャンプをしてみると楽しいと思います」とchisa_campさん。みなさんもソロキャンプならではの過ごし方を楽しんでみてください!
chisa_campさんの愛用品は、ホットサンドメーカー「4w1h ホットサンドソロ」。1枚の食パンを挟むスタイルなので、ソロキャンプに丁度よい量のホットサンドを作れます。返し間違いを防止できるツートーンカラーに仕上げられているのもうれしいところ。
約140×285×40mm・約405gとコンパクト&軽量で、荷物を減らしたいソロキャンプにもぴったりです。
【基本情報】
- 使用サイズ:約140×285×40mm
- 重さ:約405g
女性が「過ごしやすい設備のあるキャンプ場」を選ぼう(mii.jeepさん)
行きたいときに楽しめるソロキャンプのとりこに
もともとグループキャンプを楽しんでいたというmii.jeepさんも、ソロキャンプを楽しむ女性の一人です。
場所や予定を合わせなければいけないグループキャンプとは違い、ソロキャンプでは「好きなキャンプ場」や「好きなタイミング」でキャンプに行けるメリットも。今ではさまざまなロケーションでソロキャンプを楽しんでいます。
荷物運びの負担をできるだけ減らす!
mii.jeepさんはソロキャンプの際、荷物を運ぶ手間をできるだけ減らしています。オートサイトを選んだり、車が乗り入れできない場合に備えてキャリーワゴンを車載しておいたりと、体力面の負担を少なくして快適にキャンプを楽しんできます。
また、オートサイトなら就寝時に大切なギアや持ち物を車内に保管するようにし、鍵や貴重品は常に肌身離さず持つように心がけています。
女子ソロキャンパーに一言アドバイス
「キャンプ場を選ぶ際は、どのような施設が備えられているかを確認するのがおすすめです。設備にこだわると快適に楽しめます」と教えてくれたmii.jeepさん。
例えばトイレの清潔さや炊事場までの距離、近くに温泉施設があるかなど、女性ならではの気になる設備はしっかりとチェックすることをおすすめします。アクティビティやその土地の食べ物を楽しめる施設が併設されたキャンプ場もあるので、目的に合わせて選んでみてください。
イワタニの「タフまるJr.」を愛用するmii.jeepさん。準備が楽なことに加え、風にも強く火力が安定するので、キャンプ飯の調理を楽しみたい女子キャンパーにも人気のカセットコンロです。
【基本情報】
- 使用サイズ:286×192.5×122mm
- カラー展開:オリーブ、ブラック
- 重さ:約1.6㎏
危険や不安をクリアにして女子ソロキャンプを成功させよう
女子ソロキャンプでは、いつも以上に注意深く準備をすることが大切です。危険や不安をクリアにしておけば、女性一人のキャンプでも安心して快適に過ごせるはず。おひとり様時間をゆったりと楽しめるソロキャンプ。これを機にぜひ挑戦してみてください!
【初心者必見】ソロキャンプの始め方を徹底解説!道具の選び方からおすすめ場所まで
ソロキャンプは大自然の中で、自分のためだけに時間を使って、自分と向き合える贅沢な時間です。無限の星空、小川のせせらぎ、パチパチと揺れる焚き火など、実際に体験してみないと分かりません。ソロキャンプに挑戦する初心者さんに向けて、必要な道具や服装選びのポイント、一人の時間をゆっくり過ごせるおすすめのキャンプ場まで紹介します。本記事を参考に、日々のストレスをさっぱりと忘れられる癒しのソロキャンプの世界への一歩を踏み出してみましょう!
女子ソロキャンプのヒントはこちらの記事でも!