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ポータブル電源、実際どの容量が最適?アウトドアで家電が大活躍する「Eキャンプ」のススメ

2021.05.07ノウハウPR

一つあるだけでキャンプがグッと快適になるポータブル電源。数多くのメーカーがさまざまな容量のポータブル電源を販売していますが、実際どれを使うのが最適なのか、いまいちピンときていない方も多いのではないでしょうか。そこで、どう選ぶべきかhinata編集部が指南します。今、キャンプのトレンドとなっている「Eキャンプ」にも注目です!

選び方が分からない!ポータブル電源の困りごと

初心者にもおすすめ!トレンドスタイル「Eキャンプ」って知ってる?

Eキャンプ
「不便を楽しむのがキャンプ」とはいえ、ときにはあれもこれも手間をかけるのがおっくうになってしまうこともあるものです。「自然は楽しみたいけど、快適さは捨てられない…」。そんなニーズに応えるのが、今トレンドになっている「Eキャンプ」(Electronic Camp)です。 ポータブル電源を使い、ちょこっと家電を活用して快適にキャンプを楽しむスタイルがEキャンプ。使い慣れた電化製品なら、キャンプ初心者も安心して自然の中で過ごせます。

ポータブル電源、どれを選べば良いの?

Eキャンプ
Eキャンプには欠かせないポータブル電源ですが、実際に使ってみないと必要なバッテリー容量はあまりピンとこないものです。特に250Whのものと500Whのもので迷っている方が多いのではないでしょうか? ポータブル電源でよく見かける単位の表記といえば、「Wh」と「W」。Wh(ワットアワー)とは電力容量のことで、どれくらいの電力量を蓄電できるのかを表しています。それに対してW(ワット)は消費電力のことで、電気製品を使うためにどれくらいの電力量を消費するのかを表すものです。 これを踏まえ、hinaha編集部が、Eキャンプの楽しみ方とぴったりのポータブル電源を紹介します!

Eキャンプするなら?この容量が最適!

【250Wh】2人キャンプで「映え」狙い!

男女二人がキャンプをしている様子

出典:PIXTA

カップルや夫婦、友人と2人でキャンプに行くなら、250Whのポータブル電源がおすすめ。特に写真映えを意識する方なら、スマートフォンや一眼レフカメラを使って思い出をたくさん残したいところです。 250Whのポータブル電源なら、スマートフォンなら約21回分、カメラなら約33回分と、たっぷり充電できます。ノートPCも約5回分充電できるほどの電力があるため、撮った写真をその場で編集したりSNSで発信したりと、すぐに共有もできます。 【バッテリー容量の目安】 スマートフォン:約21回分 ノートPC:約5回分 カメラ:約33回分 ケトル:約0.4時間分 電気フライパン:約0.4時間分 炊飯器:約0.4時間分 コーヒーメーカー:約10〜12カップ分

2人キャンプで使うなら!

【500Wh】大人数でワイワイ!外ごはん

火起こし

出典:PIXTA

家族や友人グループなど、4人〜6人ほどのキャンプなら、500Whがおすすめ。炊飯器でさくっと米を焚いたり、ケトルで素早くお湯を沸かしたりと、大人数でも料理が楽にできあがります。500Whのポータブル電源なら、どちらも最大約0.8時間分稼働できるので、1泊のキャンプなら十分対応できます。 ほかにも扇風機で涼しく過ごしたり、掃除機で車のトランクやテント内を簡単に清掃したりすれば、快適さがアップします! 【バッテリー容量の目安】 スマートフォン:約42回分 ノートPC:約10回分 カメラ:約66回分 ケトル:約0.8時間分 電気フライパン:約0.8時間分 炊飯器:約0.8時間分 コーヒーメーカー:約21〜25カップ分

家族やグループで使うなら!

家電活用!キャンプで優雅にカフェタイム

屋外でコーヒーを淹れている

出典:PIXTA

さて、家電が使えるとなったらあなたはキャンプで何をしますか?hinataからのおすすめは、外でコーヒーを楽しむ時間を作ること。用意するのは以下の道具です。 ①充電式コーヒーメーカー CM501DZ / マキタ ②コンパクトホットプレート レッド / BRUNO ③ホットサンドメーカーシングルレッド / BRUNO ④充電式スピーカ MR202 / マキタ

①充電式コーヒーメーカー CM501DZAR / マキタ

ボタン一つで本格コーヒーが楽しめる、マキタの充電式コーヒーメーカー CM501DZ。マキタの目印であるブルーのほか、色違いでオーセンティックレッドのCM501DZARもあります。 バッテリーは別売りで、電圧10.8Vのものを使えば一度の充電で約2.1杯、14.4Vなら約4.3杯、18Vなら約5.3杯のコーヒーをいれられます。粉状になった一般的なコーヒーのほか、カフェポッドという真空パックされた小分けのコーヒーも使えます。カフェポッドは鮮度の高いコーヒーが楽しめるうえ、分量を計る必要がなく、抽出後も後片付けが簡単なので、アウトドアシーンでも活躍します。 ハンドル付きで持ち運びやすく、中身が冷めにくい中空ステンレス製のマグカップも一つ付属しています。

②コンパクトホットプレート レッド / BRUNO

ホットプレート
多くの女性をとりこにするキッチン用品ブランド・BRUNO(ブルーノ)。とりわけ人気のあるホットプレートシリーズは、鋳物ホーローをイメージしたデザインに明るいカラーで、食卓を彩ります。定番カラーはレッドとホワイト、ネイビーのほか、シーズンによっては期間限定色がラインナップしていることも。
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今回ピックアップしたコンパクトホットプレートは、2~3人にちょうど良いサイズ。パンケーキを焼いてみたり、パエリアに挑戦してみたりと、カフェタイムから昼食まで、さまざまなシーンで活躍します。

③ホットサンドメーカーシングルレッド / BRUNO

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キャンプのおやつの定番といえば、ホットサンド。バーナーや焚き火を使う場合、火加減がちょっぴり難しいですが、電源式なら均等に加熱できるため失敗も少なくなります。
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ブルーノのホットサンドメーカーは、ダイヤル式のタイマーが採用され、1分単位で細かく焼き時間が設定できます。コードは本体裏に巻きつけて収納できるため、持ち運ぶ際に邪魔になりません。 カラーはレッドとホワイトの2色。サイズはシングルのほかに、一度に2つホットサンドが作れるダブルもあるので、大人数でのキャンプが多い方はそちらがぴったりです。コーヒーと一緒にホットサンドを食べて、ぜいたくな時間を過ごしましょう。

④充電式スピーカ MR202 / マキタ

カフェにはリラックスしたメロディが必須。外で音楽を聴くなら、マキタの充電式スピーカ MR202がおすすめです。音源は、USBメモリ・Bluetooth・AUX外部出力の3つの中から選べ、液晶パネルに曲名やアーティストが表示されるうれしい仕様です。 歪みがなくクリアな音質で、迫力のある重低音もしっかり聴こえます。USBケーブルを使えば、このスピーカーからスマートフォンなどを充電できるほか、防じん・防水性能もあり、まさにアウトドアにぴったりの一品です。

外でも音楽にいやされる

便利なアウトドア家電で快適!Eキャンプを始めてみよう

キャンプにまつわるあんな手間やこんな手間を減らしてくれるEキャンプ。不便さにちょっと疲れてしまった方や、初心者の方にぴったりな新しいキャンプスタイルです。この春、あなたもこの新スタイルを取り入れてみませんか?

他にも役立つ豆知識や使いたくなる道具がたくさん!


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