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【おしゃれ派vs実力派】あなたはどちらが必要!キャンプのLEDランタン対決
「自分に一番合ったキャンプギアはどれだろう?」。そんな疑問に答えます!テーマに合わせて厳選した5つのキャンプギアを徹底比較。あなたに最適なものが必ず見つかります。今回は、最近めきめきと実力を上げているLEDランタン編です。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
初心者に人気のLEDランタン、あなたはどっち派?
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これまでは、光量に頼りないイメージのあったLEDランタン。最近は各メーカーの技術力が上がり、ガスランタンやガソリンランタンと比べても遜色ないほどの明るさで、メインランタンとして使えるものも多数。スマートフォンの充電など、キャンプだけでなく、防災面でも活躍するさまざまな機能を持つようになりました。
扱いやすさや価格のお手頃さから、初心者に人気の高いLEDランタン。おしゃれなデザインのものと機能性の高いもの、あなたはどっち派ですか?
あなたにぴったりのLEDランタンは?hinata編集部が本気でジャッジ!
おしゃれ派なあなたにも、実力派なあなたにも、hinata編集部がおすすめのLEDランタンを紹介します!LEDランタンはすべて、大手スポーツ・アウトドア店「スーパースポーツゼビオ」とアウトドア専門店「エルブレス」で購入できるものの中からピックアップ。細かいポイントを解説するので、それぞれ見比べて、ぴったりのものを探してください。
今回選んだのは以下の5つです。
①【おしゃれ】ロゴス Bamboo ゆらめき・モダーンランタン
②【おしゃれ】スノーピーク ほおずき
③【実力】ホールアース フォールディングランタン コンブリオ
④【実力】コールマン クアッド マルチパネルランタン
⑤【番外編】コールマン ノーススターガスランタン
あなたが手に入れるべきは、どのLEDランタンでしょうか?それぞれ解説していきます!
①【おしゃれ】ロゴス Bamboo ゆらめき・モダーンランタン
ここが良い!
クラシカルなデザインが魅力的なロゴスの「Bamboo ゆらめき・モダーンランタン」。ボディには竹素材が採用され、優しい手触りとおしゃれな風合いに仕上がっています。ホヤにはガラスを使い、高級感もアップ。つまみを使って無段階で調整でき、明るさは自由自在です。「ゆらめきモード」を搭載し、LEDランタンでありながら、まるで本物の炎のようにゆらゆらと灯りが動く様子を楽しめます。ぬくもり感のある色合いにも癒されます。
乾電池が不要な充電式で、外部USB機器への給電も可能。スマートフォンなら約2台分充電できます。アウトドアシーンだけでなく、自宅でインテリアとしても活躍してくれそうです。
ここが気になる
明るさは約293ルーメンと、夜のテントサイトではぼんやりと手元が見える程度。メインランタンにするには物足りなさを感じます。また、ホヤがガラス製のため、取り扱いには少し慎重になる必要がありそうです。夕食どきに使うメインランタンを併せて持っておいた方が良いでしょう。
②【おしゃれ】スノーピーク ほおずき
ここが良い!
手のひらサイズの小さなランタン「ほおずき」。小さな灯りがテントの入り口や枕元を照らしてくれます。フック付きのコードは長さ調節が可能。USB充電式で、いつでも手軽に使えます。
ほおずきならではの機能として、風が吹くと灯りが揺らぐ「ゆらぎモード」、辺りが静かになると光を抑える「おやすみモード」があります。周囲の環境に合わせて光の加減が変わるので、その場のムードを楽しめます。
ここが気になる
明るさは100ルーメンと、ロゴスのランタンよりさらに光量が少なくなっています。また、サイズの小ささや光量の少なさに比べ、価格が少し高めなのがネック。複数個用意し、キャンプサイトで雰囲気を出すのに最適なランタンです。
③【実力】ホールアース フォールディングランタン コンブリオ
ここが良い!
直径9×高さ18.5cmと小さいサイズ感が便利な「フォールディングランタン コンブリオ」。伸縮型になっており、持ち運びが簡単な仕様です。また、シーンに合わせて光量の調節ができるため、使い方も自由自在。ボタンを使った「HIGH」「LOW」の2パターンの調整だけでなく、ランタン折りたたみ時の幅でも光量が調節できるため、状況に合わせてほどよい明るさにできます。重量も300gと軽量。使い勝手の良いLEDランタンです。
ここが気になる
連続点灯時間が一般的なLEDランタンに比べて、やや物足りないのが難点。HIGHモードの際は160ルーメンで4.5時間、 LOWモードの際は60ルーメンで10時間と、キャンプ一泊分程度の電力量です。夜に水場やトイレに行く際の懐中電灯がわりには最適なランタンです。
④【実力】コールマン クアッド マルチパネルランタン
ここが良い!
約800ルーメンと、一つあるだけでかなりの明るさを誇るコールマンのLEDランタン「クアッド マルチパネルランタン」。ファミリーキャンプのリビングを照らすのに十分な光量です。最大約20時間ほど使用できるため、2泊3日のキャンプもへっちゃらです。何と言っても特徴的なのは、ライトを本体から取り外して4つのミニライトに分割できる点です。これによって、メインランタンになるだけでなく、取り外してサブランタンとしても活用できるのです。また、USBポート付きなのがうれしいところ。スマートフォンの充電もできます。
ここが気になる
外につけられたパネルランタンは約100ルーメンとなるため、少々明るさが心もとないのが気になるところ。さらに、重量が1.2kgと一般的なLEDランタンにしては重めなのがネックです。子どもがいるファミリーキャンプや、グループキャンプなど、いくつか灯りが必要なキャンプで使いたいですね。
⑤【番外編】コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン
レトロチックな雰囲気があり、かつ圧倒的な明るさが欲しい!という方には、キャンパーに長年愛されてきたガスランタン、コールマンの「2500 ノーススター LPガスランタン」がおすすめです。LEDランタンでは再現がなかなか難しいガスの煌々とした明るさや、雰囲気を出すために抜群のアイテムです。扱うのに少し手間がかかりますが、その分愛情も深くなるはず。LEDランタンはあくまでサブ、と考えている方には、こちらがおすすめです。
あなたはどのLEDランタンを選ぶ?
機能やデザインなど、アイテムによってさまざまな顔を見せるLEDランタン。どのアイテムも、スーパースポーツゼビオもしくはエルブレスで購入できます。気になるものは、ぜひ店頭で実際に手にとって比較したり、オンラインストアをのぞいてみてください。