今年は車中泊キャンプに挑戦! 冬でも快適に過ごすための睡眠グッズとは?
車中泊をしながら、キャンプ場でのお外時間も楽しめるのが「車中泊キャンプ」。まさに車中泊とキャンプのいいとこ取りです。今回は、車中泊の達人を招き、冬の車中泊キャンプを快適に過ごすために必要な睡眠アイテムとその選び方を紹介します。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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冬は車中泊キャンプがおすすめ
冬の車中泊キャンプで特別な体験を
「車中泊キャンプ」とは、キャンプ場で外ご飯や焚き火を楽しみ、寝るときは車の中で過ごすスタイル。テントの設営と撤収の時間が節約できるので、キャンプの時間をたっぷりと確保できます。まさにキャンプと車中泊のいいとこ取りです。
冬は特に、この「車中泊キャンプ」がおすすめ。冬のテント泊と比較して、少ない装備で快適に過ごせます。「車内は気密性が高く、隙間風もあまりないので、冬だからといってそこまで持ち物は変わりません。この手軽さがいいんですよね」。こう語ってくれたのは、キャンプ歴10年・車中泊歴2年半で、DIYをした愛車で月に1〜2回の車中泊を楽しむ小濵潤平さん。
寒空の下で、テントの設営と撤去をしなくても良いということにも、大きなアドバンテージを感じています。
冬の車中泊で気をつけてることとは?
「エンジンを付けっぱなしにしない」というのが車中泊のマナー。環境やエンジン音による騒音への配慮はもちろん、積雪があるときにエンジンを付けっぱなしにしていると、マフラーが雪でふさがれて一酸化炭素中毒になる可能性があります。寒くても車内のエアコンに頼らない工夫が必要。ポータブル電源と電気毛布を持ち込めば、冷える夜でも暖かく過ごせます。
冬の車中泊キャンプに必要なアイテムとは?
【持ち物】
・寝具(マット、シュラフ、ピロー)
・テーブル、チェア
・ポータブル電源
・防寒アイテム(電気毛布、ホットカーペット、ストーブなど)
・ランタン
・調理器具
・焚き火台
・防寒着
ゴロ寝が心地良い車中泊は必ず快適!
マットを敷いて寝心地アップ
車中泊であっても、床からの冷えを防ぐマットは必要です。小濵さんは、車の荷台部分に木製のベッドをDIY。その上にマットを敷いて就寝するスタイルです。マットは床の硬さや凸凹を緩和してくれるので、寝るときはもちろん、車内でくつろぎたいときも心地良く過ごせます。
空気を注入して膨らますインフレータブルマットレスは、エアマットと異なり、中にウレタンマットが入っているので、冷気で背面が冷えるということがありません。使わない時は空気を抜いてコンパクトに収納できます。
今回使用してもらったホールアースのHEALING INFLATABLE MAT SINGLE JYUKUSUI6は厚みが6mmなので、ほどよい反発力があり、寝返りを打つときも不快感がありません。
空気の出し入れは、このバルブを使用。使う前にバルブを開けたままにして敷いておけば自動的に空気が入り、使える状態までふくらみます。設営に時間がかからず、手間取りません。
リラックスアイテムを詰め込んで
クッションやブランケットなどのリラックスアイテムがあれば、車内で過ごす時間はさらに快適に。心地良く過ごすためにもリラックスアイテムは積極的に積み込みたいところですが、その分荷物が増えてしまうのは考えもの。
そんなときは、複数の使い方ができるアイテムを選ぶと荷物の削減につながります。ホールアースの「Largo 0」は、1つでクッション、シュラフ、ブランケットの3役をこなす便利アイテム。
最適使用温度0度なので、0度前後まで冷え込む冬場の車中泊キャンプにぴったり。封筒型なので、足元のスペースが広々としており、寝返りが打ちやすいのも特徴。表面がコットンに似た素材でできているので、肌触り爽やかです。
ジッパーをフルオープンにすれば、一枚の掛け布団のような形状に。膝や肩にかけて、ブランケットとしても使えます。
ピローの有無で睡眠の快適度が左右される?
寝具の中でも重視される「枕」ですが、なぜか車中泊やキャンプの際には忘れがち。あるのとないのとでは、睡眠の質が大きく違います。
おすすめは空気で膨らまして使う、携帯用のピロー。使わない時は小さく収納できます。今回使用したホールアースの「AIR PILLOW」もマット同様、自動で空気が注入される仕様です。空気の量を加減して、自分好みの高さに調節できます。ピローの中央にはくぼみがついており、頭にフィット。裏面の滑り止めと相まって、睡眠時に滑って、朝にどこかにいってしまう心配がありません。
外で過ごす時間も大切。
暖かい食事なら外でも寒くない
寒ければ寒いほどに、よりいっそうのおいしさを感じるのが、温かいキャンプ料理。せっかくだから外に出て、冬の澄んだ空気を感じながら食事を楽しみましょう。寒くなったら、電気毛布やストーブを使って暖まりながら、充実したアウトドアの時間を過ごしてください。
車中泊キャンプは焚き火もあり!
冬キャンプに欠かせない「焚き火」の準備もお忘れなく。ホールアースの「QUICK UP 焚き火台」なら、4面メッシュなので、焚き火の上部だけでなく足元まで暖まれます。
耐荷重は30kgまでの非常にタフな設計。専用のロストルを使用すれば、重たいダッチオーブンを使った料理もできます。ただし、焚き火をする際は車から離れた位置で、注意しましょう。
十分な準備をして快適な車中泊キャンプを
テントに宿泊する通常の冬キャンプに比べて、ハードルの低い車中泊キャンプ。手軽に快適さを手に入れたいのであれば、チャレンジしない理由はありません。初心者キャンパーも奮ってお試しください。紹介したアイテムは全国のゼビオ・エルブレスで購入できます。
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