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ROKXのウェア

エクストリームカジュアルを体現する「ROKX」。 ROKXディレクターがその魅力を語る

2020.11.10ファッションPR

人気クライミングウェアブランドのROKX。快適な着心地とシンプルなデザインで、クライマーだけでなく、キャンプなどのアウトドアを楽しむ人の間で人気を集めています。そんなROKXのブランドストーリーや、今季のおすすめアイテムを紹介!こだわりあふれるデザインや機能性に注目です。

「エクストリームカジュアル」をコンセプトに掲げるROKXとは?

2000年のROKX立ち上げの当初から、日本でのブランドディレクターを務めているのが、エスシーティージャパンの細野猛彦氏。創設者のマイク・グラハム氏が作り上げた世界観を受け継いでいくことを使命とし、日本でのブランド展開に貢献しています。今回は、そんな細野さんから、ROKXの魅力や注目アイテムについてお聞きしました。

創設者マイク・グラハムが作り出す世界観

ROKXについて語っている細野さん
▲ROKXブランドディレクターの細野さん
アメリカのフリークライマーで、マイク・グラハム氏がROKXを立ち上げたきっかけは、1970年代にさかのぼります。当時のアメリカは、若者が国内の安定した中流階級に反発し、ロックやフォークミュージック、はたまたドラッグの肯定など、社会的に大きな変化が起きている時代。 そんな混沌とした時代の中で、カリフォルニア州のクライミングの聖地、ヨセミテで命知らずなクライマーとして知られていたのがグラハム氏。当時の社会から自由を求めた1人で、フリークライミングという新たなクライミングカルチャーを生み出した1人でもありました。
マイク・グラハム氏
▲ROKX創設者のマイク・グラハム氏
ヒッピーやイギリスらしい要素を取り入れたファッションも流行した時代。多くの若者が、さまざまな国や地域の文化をファッションに反映させ、自由に表現。そんな中でグラハム氏はクライミングだけでなく、クライミングのウェアを作りはじめることなります。 そんな当時の自由を求めた文化とクライミングウェアとしての機能性を反映させ、2000年に長年の思いを実現したブランドが「ROKX(ロックス)」でした。

「エクストリームカジュアル」の特徴とは

ROKXのロゴ
ブランド名のROKXの由来は、「ROCK(岩)」と「EXTREME ACTIVITIES(クライミング)」を掛け合わせた造語。ヨセミテでの険しいクライミングに耐えうるだけの機能性とアクティブに動ける着心地の快適さを追求したアイテム作りを目指しています。アウトドアシーンではもちろん、タウンユースできるデザインで、主に30代〜60代の男性から熱心な支持を得ています。

ROKXを語る上で欠かせない「ポーラテック」の存在

ROKXとポーラテックの〇〇な関係性

ブランドについて語る細野さん
「ポーラテック」という言葉を聞いたことはないでしょうか。フリースや中綿入りパーカなど、多くのアウトドアウェアブランドで採用されている合成繊維の素材を幅広く扱う世界的なメーカーです。保温性や通気性、そして合成繊維とは思えないほど柔らかい触り心地が特徴のアイテムを多く開発しています。 ROKXが目指すのはクライミングでも使える機能性の高さとデザイン。その両方を叶えるポーラテックの素材は、ROKXの商品でも多く使われています。アウトドアシーンでのあらゆる状況に対応するタフさ、着心地のどちらにも妥協のない姿勢が、ポーラテックを採用するROKXのアイテムに現れています。

70年代のアメカジブームとともに日本へきたポーラテック

アイテムの解説をする細野さん
1970年代にアメリカで自由を求める若者によるカウンターカルチャーが醸成されていた一方、日本ではアメリカらしいファッションや着こなし、いわゆる「アメカジブーム」が起こりました。西洋の文化やファッションを積極的に取り入れる潮流だった当時、「アウトドアファッション」という認識よりも、「アメリカらしさ」を求めて着用していた製品に、実はポーラテックの素材が多く使われていたのです。
1970年代のアメリカで流行ったファッションスタイルの一つ
▲1970年代のアメリカで多かったファッションスタイルの一つ。フリースジャケットにデニムのパンツのスタイルが日本のアメカジブームでも取り入れられました。(写真左)
ポーラテック独自の肌触りの良さや機能性の高さは当時からありましたが、ポーラテックを知る人は日本ではほとんどいませんでした。ただパタゴニアなどの人気アウトドアブランドがフリースなどに採用するにつれて、認知度が拡大。そして現在、多くのアウトドアウェアブランドにとって、欠かせない素材になっています。

アウトドアシーンに広まるポーラテック生地採用アイテム

ポーラテック生地を採用したROKXのパンツ
ポーラテックの生地を採用したアイテムを多く生産しているROKX。その代表的な製品の一つが、「POLARTEC(R) THERMAL PRO」という素材を使ったTHE GOOSE PANT。「薄手に見える以上の保温性と速乾性があります。アウトドアだけでなく、ルームウェアとしてもさらっと着られ、キャンプでも重宝する一着です」。 【基本情報】 商品名:THE GOOSE PANT サイズ展開:S〜XL(メンズ) カラー展開:グレー、ベージュ、ブルー 素材:ポリエステル100% 価格:12,980円(税込) 詳細はこちら:ROKX

2021年秋冬、ROKXの新作がアツい

マイク・グラハムの意思を受け継ぎ続けること、それがこだわり

カモプリントのパンツ
「ROKXでは、毎シーズンコンセプトを設定し、それにあったアイテムを作る、といったことしていません。なぜなら、ROKXはブランド創設者のグラハムが当初作っていたアイテムに反映されている歴史的、文化的背景をデザインとともに継承したい、という思いがあるからです」。 あえてシーズンごとにコンセプトをたてないのは、グラハムのこだわりを受け継ぎ、それに共感してくれた人に着てほしいから、という強いが感じられました。

細野さん一押しアイテムはこれ!

ROKXのパンツ
誰にでも分かる使い勝手と着心地の良さを追求したROKXの今季の一押しがこれ。ポーラテックのフリース素材で定番となっている「クラシック200」という生地を採用しています。今季アップデートされたのが、ポーラテックのフリースとしては初となるオリジナルのプリントを入れたこと。技術の進歩により、柄プリントが可能になりました。今季は、ROKXで定番人気となっているカモプリントを採用しています。 【基本情報】 商品名:CLASSIC 200 FLEECE PANT CAMO PRINTED サイズ展開:S〜XL(メンズ) カラー展開:カーキ、グリーン 素材:ポリエステル100% 価格:15,180円(税込) 詳細はこちら:ROKX

自然を愛するクライマースピリットが共鳴するサステナビリティな服作り

広がる、環境に配慮した服選び

服の生地
ほかの産業と同様に、アパレル産業でも、環境に優しい服作り、服選びをする動きが広がっています。サステナブル(持続可能)な社会を目指し、一人ひとりの選択もまた、環境を守ることにつながるのです。
「POLATEC」のロゴ
ポーラテック社は従来の高い機能性は変えずに、環境への影響が少ないリサイクルや生分解が可能な繊維の開発に取り組み中。両者を備えたウェアが着られる日は、そう遠くはありません。

エコ素材を使用した、人気のアイテムはこちら

ROKXのカーディガン
中綿に、再生繊維利用率80%以上のエコ素材「POLARTEC(R) POWER FILL」を採用したアイテム。もちろんエコな素材を使用しただけでなく、防風性と保温性を兼ね備えたキルティングカーディガンとなっています。コンパクトなシルエットなので、アウターとしてスタイリッシュに着こなせたり、アウトドアシーンではプラスでアウターを重ね着できるミッドレイヤーとしても活躍してくれます。 【基本情報】 商品名:QUILT CARDIGAN insulated POLARTEC® POWER FILL サイズ展開:S〜XL(メンズ) カラー展開:ブラック、カーキ、オリーブ 素材:ポリエステル100% 価格:18,480円(税込) 詳細はこちら:ROKX

ROKXの進化に今後も目が離せない

「POLATEC」のロゴ
クライミングウェアブランド・ROKXを、アイテムや歴史とともにお伝えしてきました。ROKXを語る上では欠かせないポーラテック生地は、今後も着る人の着心地や機能性をアップデートし、ROKXのアイテムにも反映されていくことでしょう。自由を継承しながらも、進化しているROKXの動きに注目です。

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