青空の下で過ごす時間は最高!ピクニック&デイキャンプを何倍も快適にしてくれるアイテム大紹介
「外で過ごしやすいこれからの季節に、外遊びをさらに充実させるアイテムって何だろう?」ふと疑問に思ったhinata編集部。そこで今回は、これまでより外遊びを快適にしてくれるデイキャンプ向けのアイテムを調査しました。収穫してきた情報を、さっそくご紹介していきます!
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
公式Instagram:@hinata_outdoor
公式X:@hinata_outdoor
もっと見る
教えて!キャンプの達人
今回教えてくれるのはこの人!
スーパースポーツゼビオ ビバモールさいたま新都心店:矢澤さん
普段はゼビオ店頭に立ちながらも、研修でキャンプのノウハウを指南することもあるキャンプのエキスパートです。前回はロースタイルのキャンプについて熱く語ってくれました。そんな矢澤さん、実はキャンプだけでなく、ピクニックやデイキャンプに役立つ知識もたくさん持っている、頼もしい人物です。
春のピクニック・デイキャンプを楽しむコツは?
便利さと手軽さのバランスが大事!
━━━ 春のピクニックやデイキャンプを快適に過ごすためのコツを教えてください!
矢澤:キャンプと比べてお手軽なので、ピクニックやデイキャンプはこの時期おすすめです。しかし、春とはいえ、朝晩は寒暖差が激しかったり、紫外線が強かったりと、本当は意識したほうがいいことが意外と見落とされがち。そういった注意点をおさえながら、快適に過ごすための素晴らしいアイテムがあるのでご紹介していきます!
外遊びを快適にする最愛アイテム
お手軽だから使いたくなるテント
━━━ 確かに、春だからと油断してしまう気持ち、わかります…!ピクニックやデイキャンプへ行ったら、どんなアイテムで回避したらいいのでしょう…?
矢澤:春とはいえ、時間によっては肌寒い場合もありえます。そんな時に、ホールアースの「イージーサンシェード」があれば万事解決!撥水性がある生地を使用しているので、急に雨が降ってきても中で雨宿りでき安心です。ファスナーで完全に締め切ってしまえば、ちょっとした強風も防いでくれます。
━━━ 突然の悪天候時にも、心強いですね…!
矢澤:そのためにも設営時には、標準装備されているペグをちゃんと打ち込むことを徹底して欲しいです。ペグを打っておくことで、強風が吹いてもサンシェードが飛んで行ってしまうのを防げます。また、春の強い紫外線もカットしてくれるので、日焼け防止にも効果的です!
▼手早く設営・撤収できる便利な「フルクローズサンシェード」のたたみ方はコチラをチェック
レジャーマットがあれば、楽しくみんなで集まれる♪
矢澤:サンシェードをファミリーで使用する場合は、みんな同じ目線で座れるレジャーマットも一緒におすすめ!また、このマットは一般的なレジャーシートに比べクッション性も抜群で、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくいです。
━━━ 確かに、よくある薄いレジャーシートとは厚さが全く違いますね。表面もツルツルとした生地ではなく、さらっとしたラグのような手触り…。これはリラックスして過ごせそうです!
矢澤:折りたためばこんなにコンパクトになり、持ち手が付いているから持ち運びしやすい設計になっています。マット自体にベロがついているので、収納用の袋とバラけてしまう心配なく収納できるのも好印象!
コンパクトで持ち運び簡単♪組み立て式チェア
矢澤:レジャーマット以外におすすめな休憩アイテムは、持ち運ぶときは非常にコンパクトになる「ジェリーフィッシュチェア」。脚をポキポキ折り曲げずにたためるポールを採用しているため、組み立てやすさはピカイチです。座り心地も申し分ないため、キャンプはもちろん、ピクニックやフェスなど荷物を増やしたくない時にも大活躍してくれます!
━━━ 子供と遊びまわった後、ちょっと腰掛けたい時なんかにとてもいいですね…。そしてポップなパイナップル柄もかわいい!
組み立て簡単なのに安定感抜群!ミニローテーブル
━━━ このテーブル、あまり見ない高さですね…。どんな場面で使うのにおすすめなのでしょう…?
矢澤:レジャーマットに座って使用するのに、ちょうど良い高さなんじゃないかな。直接マットや地面に置けないものなど置くのに最適です。790gと軽量でありながら、スチールでできているので強度もあります。
━━━ 持ち運びやすさまで考えられているので、あれこれ荷物が増えてしまいがちなデイキャンプやピクニックにもこの軽量性&コンパクト性はありがたいですね!
矢澤:シンプルな設計で、組み立ても非常に簡単です。パーツはすべて本体に付属しているため、持ち運んでいる最中に部品を紛失するという心配の必要もありません。直接地面には置きたくないけれど、そんなに高さも必要ない、なんて絶妙なシーンでも大活躍してくれます!私だったら、お弁当や飲み物を置いたりするかな〜。
計量もできる!お手入れ簡単なボトル
矢澤:ミニローテーブルと一緒に写っていたボトルは、部品の少ないシンプルな設計だからこそ、お手入れ簡単なアイテム。メモリがついているので計量もでき、子どものミルク作りに使用するのもおすすめです。汚れがすぐに見つかる透明ボトルなので、清潔な状態をキープしやすいのもポイント!
━━━ メモリが付いているので、とっさに何か軽量したい時に便利ですね!クリアボトルというのも、中身の増減が確認できていいかも!
ソフトボックスなら折り畳むことも可能!
━━━ 青空の下で食事をするのは、ピクニックやデイキャンプの醍醐味ですよね!ただし、快晴がゆえ飲み物がすぐぬるくなってしまう弊害も…。そんな問題を解決してくれる、おすすめのクーラーボックスを教えてください!
矢澤:ちょっとした外出で役立ってくれるアイテムたちの共通点は、軽量性とコンパクト性です。
━━━ ということは、この話の流れ的に、クーラーボックスにもその条件が当てはまるのでは…?
矢澤:ご明察!まずソフトクーラー8(写真左)は、350ml缶がちょうど6本入るサイズ感なので、本当に必要最小限のものを入れるのに最適です。肩掛けできるベルトもついているので、持ち運びの際にも両手がふさがらず便利!中身がなくなれば、小さくたたんでカバンの中に入れられるため、荷物になりません。ひと回り大きい「ソフトクーラー17」もサイズ展開しており、2Lのペットボトルが4本入るサイズ感。必要量に応じてサイズを選べるのもポイントです!
━━━ 持ち運ぶ中身の量を鑑みて、クーラーボックスのサイズを選ばないとですね。あれ、一緒に写っている黒いのもクーラーボックスですか…?
矢澤:正解です!続いてご紹介するソフトクーラーボックス(写真右)は、お弁当を入れるのに便利な形のソフトクーラーボックス。浅めの設計なので、鞄に入れて持ち運ぶのにも安定感があります。小さなアイテムを収納する、ツールボックスとしても活用できます。
矢澤:保冷剤の「ICE KEEP BLOCK -16℃」(左のクーラーボックス内)は、クーラーボックスの保冷機能をパワーアップさせてくれるアイテムです。なんと2日間も冷たさを保てる優れもの。
━━━ 2日間も…!?いまの季節だけでなく、夏場も活躍必至ですね!
矢澤:その分、非常に冷却効果が高いので、直接触ると低温やけどしてしまう危険性も…。なので、本品を持つときは必ず手袋やタオル越しに触るようにしてください。ちなみにサイズは3種類で展開しており、クーラーボックスの大きさに合わせて選べます。
最小限の力で運べるバギーも外せない!
━━━ 軽量コンパクトなアイテムが多いとは言え、ファミリーでのデイキャンプやピクニックを想定したとき、お子さんの荷物も一緒に運ぶ場面がありそうです。大きすぎず、使い勝手の良いバギーはありませんか?
矢澤:それなら、このバギーがおすすめです!運ぶ・座るの2WAYで使用できるこのバギーは、畳むとコンパクトになる設計なので、手軽に出かけたいピクニックやフェスにもおすすめです。荷物の落下を防止するベルトも付いており、安全に荷物を運べます。
矢澤:下に付いている脚を起こしてあげれば自立するので、座る時も安定します。軽くて持ち運びやすいと評判のこのバギー、耐荷重は80kgまでと大人でも安心して座れる頼もしさも!屋根を広げれば、日差しを避けられて快適です。地面に直置きしたくない荷物の置き場所にもおすすめです。
矢澤:タイヤを外して畳んでしまえば、薄くなるので、収納にも困りません。タイヤ専用の収納袋も付いており、持ち運びの際に他のものを汚してしまう心配もありません。
身軽に快適にアウトドアを楽しもう!
今回、矢澤さんに紹介していただいた、デイキャンプ・ピクニック向けアイテムは、どれもが手軽さと便利さを兼ね備えた優れものばかりでした。また、1つのアイテムで数パターンの使い方ができるアイテムもあり、様々な場面で活躍しそう。今回紹介したアイテムを使って、気軽に外遊びをランクアップさせましょう。