真冬にはワイルドシングスの「モンスターパーカー」！コーデ術も合わせて紹介

圧倒的に暖かく、ビッグシルエットが特徴のモンスターパーカー。防寒性はもちろん、最近のファッショントレンドにもマッチすることから人気を集めています。 元々は過酷な環境下で働くアメリカ軍の特殊部隊のために開発されたミリタリーウェアで、正式名称は「US Armed Force PCU Level 7 MONSTER PARKA」。「PCU」とは米軍特殊部隊向けに開発されたレイヤリングシステム「Protective Combat Uniform」の頭文字。PCUは7段階になっており、最も肌に近いインナーをレベル1、最も外側に着用するアウターをレベル7としています。 モンスターパーカーはこのレベル7に分類されており、レイヤードすれば-46℃まで対応。そのため、寒冷地に最適なアウターと言っても過言ではありません。

モンスターパーカーは複数のブランドから出ていますが、その中でも注目したいのが、ワイルドシングス。アウトドアブランドであるワイルドシングスはタウンユース向けの商品も展開しており、モンスターパーカーも多くの人から支持を集めています。ここでは、ワイルドシングスのモンスターパーカーの魅力を紹介します。

モンスターパーカーには「プリマロフト」という、羽毛の8倍暖かいと言われる化学繊維の中綿が使用されています。プリマロフトは熱伝導率が低い空気をたくさん含むことで、暖かさをキープしてくれるのが特徴。 また、ダウンは水に濡れるとボリュームが減り、保温力が落ちてしまいますが、プリマロフトは濡れてもボリュームはそのままのため、保温力が落ちることもありません。

高い保温性をそなえた中綿プリマロフトは、ほかにも優れた性能を持っています。 まず注目したいのが、高い撥水性。水に強いため保温力が失われにくいだけでなく、汚れたら水洗いが可能です。また、通気性も良いため汗をかいても蒸れにくく、快適に過ごせるのもうれしいポイント。さらに、軽量かつ収納性に優れているのも魅力のひとつです。

モンスターパーカーは、元々レイヤードスタイルの一番外側に着用するアウターとして誕生したアイテム。標準装備やリュックの上から羽織ることが想定されているため、オーバーサイズなつくりになっています。 また、丈も長くとにかくボリューミーなため、存在感も抜群。合わせやすいシンプルなデザインでありながら、羽織るだけでインパクトのあるコーディネートが完成します。

モンスターパーカーはアメリカ軍が実際に着用していたものの質感を再現しているのも特徴。動きやすさを重視しているため、軽量かつ柔らかな素材を使用しているものが多いです。 また、裏地にスベスベしたリップストップナイロン生地を使っているので滑りが良く、セーターの上からでもサラリと着用できます。また、フードは出し入れ可能で、必要ないときは襟の中に収納できます。

ワイルドシングスからは、さまざまなタイプのモンスターパーカーが展開されています。そのため、どれを購入しようか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここからは、ワイルドシングスのモンスターパーカーとおすすめのコーディネートを紹介します。

ボリューミーかつワイドなシルエットのモンスターパーカーは、引き締め効果のある黒のボトムスと好相性！全体的に引き締まった印象に仕上がるため、大人っぽいコーデが完成します。

ミリタリーテイストなモンスターパーカーと、カーゴパンツを組み合わせることで統一感のあるコーデが完成。どちらも落ち着いたトーンで、個性的でありながらスタイリッシュな印象に仕上がります。

ホワイトのモンスターパーカーとブラックのボトムスは、誰でも挑戦しやすい定番コーデ。フロントのジッパーを上げて着れば、暖かいだけでなくきれいなシルエットを生かしたコーデができます。

ミニマルなコーデに仕上げたいなら、オールブラックもおすすめ！裏地がオレンジなので、重たい印象になりすぎず遊び心のあるコーデができます。

ワークマン独自の防融加工生地FLAME-TECH(R)を採用したモデル。火の粉による穴が燃え広がりにくい加工が施されているので、焚き火をする時にも活躍します。裏地にはブラックアルミを採用しているので保温性も抜群です。ワークマン 公式HP

モンスターパーカーの購入を検討している人の中には、お手入れのしやすさや着心地などが気になる人もいるでしょう。ここでは、洗濯ができるかどうかや重さなど、モンスターパーカーの気になるポイントを解説します。

モンスターパーカーは自宅で手洗いできます。洗濯表示に沿って「40℃までの液温で手押し洗い」をし、ハンガーにつるし陰干ししてください。 漂白やタンブラー乾燥、アイロンがけ、ドライクリーニングは厳禁です。デリケートなウェットクリーニングは推奨されているので、汚れが酷くなった場合は信頼のおけるクリーニング店に依頼しましょう。

アウターとしてはなかなかの重量があるモンスターパーカー。中綿が入っているオーバーサイズのモンスターパーカーはやはりそれなりに重くなってしまいます。ただ、このパーカーを羽織ればインナーはほとんど気にしなくても良いぐらい暖かいので、極寒でなければミドルレイヤーを調整することで体への負荷は軽くできます。

寒い冬の街を颯爽と歩くのにピッタリの「モンスターパーカー」。春夏仕様のニューモデルや別注モデルなどタイプも多く、年間通して楽しめるアウターに進化していて目が離せません。ぜひお気に入りの一点を見つけて街に繰り出してください。