【武山店長の辛口ジャッジ!vol.16】初心者向けファミリーテントの2大定番、どっちがいいの?

 キャンプ用品

キャンプデビューを考えたときに、まず悩むのがテント選び。初心者向けのファミリーテントは種類が豊富にありますが、その分、どれが自分に合っているのかは分かりづらいものです。そこで今回は「ド定番」の初心者向けファミリーテントを紹介。スノーピーク「アメニティドーム」とコールマン「タフワイドドーム」を、エルブレス名古屋みなと店の武山店長に辛口ジャッジしてもらいました!


 目次


連載企画「武山店長の辛口ジャッジ!」16弾!

キャンプギアの疑問に答える連載企画「武山店長の辛口ジャッジ」。どっちつかずな紹介をされがちなキャンプギアについて、キャンプマスターであるエルブレス名古屋みなと店の武山店長が独自の目線で本当におすすめのギアだけを紹介します。さまざまなキャンプギアがある中、「違いがよくわからない…」と悩んでいるキャンパーは必見です。

今回のテーマは初心者向けファミリーテント!

テント選びは、キャンプを始める際に最初に悩むポイント。「形は?」「大きさは?」「組み立てやすい?」など、見るぺきポイントが多すぎて、なかなか選べません。とはいえ、テントはキャンプ用品の中でも一番価格が高いアイテムなので、失敗したくないところです。そこで、本当におすすめの初心者向けファミリーテントを武山店長に伺いました!

今回は、今年の春から夏にかけてキャンプデビューを考えている4人ファミリーを想定。初心者向けファミリーテントとしてド定番になっているスノーピークの「アメニティドーム」とコールマン「タフワイドドーム」を比較して、どちらがよりおすすめなのかを辛口ジャッジしてもらいました!

比較するファミリーテントの基本情報

【スノーピーク アメニティドーム L】
使用サイズ:540×310×165(h)cm
収納サイズ:73×23×27cm
重量:9.8kg
対応人数:6名

【コールマン タフワイドドーム Ⅳ/300】
使用サイズ:約300×300×185(h)cm
収納サイズ:直径約25×75cm
重量:約10.6kg
対応人数:4~6人用

チェックポイント1. 収納サイズ・重量

━━━ では、早速よろしくお願いします!

武山:簡単なところから比較していきましょう。まずは、収納サイズと重量。収納サイズが大きすぎる、重量が重すぎるテントは取り扱いに注意が必要です。例えば、コットン素材のテントは、見た目は華やかですが、収納サイズが大きく、サイズによっては30kgを超えるものもあるので、慣れないうちに使うには扱いづらさがあります。

武山:今回用意したテント2つを見ていくと、収納サイズは片手で持てる大きさで、どちらも大差ありません。重量については、どちらも10kg前後。1kg程度アメニティドームが軽いですが、実際に持ち上げてみても大きな違いは感じません。ということで、収納サイズ・重量については大きな差はなく、どちらも扱いやすいテントです。

チェックポイント2. 組み立てのしやすさ

━━━ 一番気になるポイントの組み立ての難易度についてはどうでしょうか?

武山:組み立てについても、両者かなり工夫を凝らしていますよ。実際に組み立てながら解説していきます。

武山:まずはアメニティドーム。ポールやフライシート、インナーテントを連結する際、それぞれに色が割り振られているので、どのポールをどこに連結するのかがひと目で分かるようになっています。また、比較的高さが低いのでフライシートを被せるのも簡単。初めてでもスムーズに設営できます。

武山:一方のタフワイドドームは、ポールに差し込むピンが画期的。「アシストクリップ」と呼ばれるこちらのピンは、差し込んだ状態で手を離しても、ポールが抜けにくくなっています。4隅のポールを順番に差し込んでいけば、簡単にテントを建てられます。

武山:地味にうれしいのがポールフックですね。フックを片手でひねるだけで取り付け完了。手を挟むこともなく、安全に設営ができます。両者、初心者向けとあって、随所に工夫が施されているので、設営の難易度としてはどちらも簡単。設営難易度についても大きな差はありません。

チェックポイント3. 夏使用時の快適性

━━━ 今までのポイントではかなり甲乙つけがたい結果ですが、違いが出るところは、どういったところなのでしょう?

武山:アメニティドームとタフワイドドーム、どちらも初心者のことを考え抜かれたテントではありますが、一番の違いは「風」に対する考え方です。スノーピークは、もともと登山用品メーカーなので、「強風にも耐えうるか」という視点がテントに強く反映されています。そのため、風は基本的にシャットアウトする設計。テント内のベンチレーション(通気口)は、一箇所のみ。風には強い半面、テント内の空気が循環しにくいので、特に夏場は熱くなった空気が逃げづらく、寝苦しくなることもあり得ます。

武山:一方のタフワイドドームは、テント内を風が吹き抜ける設計。ご覧の通り、天井に2箇所、足元にも2箇所のベンチレーションが付いています。この多数のベンチレーションにより、熱された空気が天井から抜けて、フレッシュな空気が足元からテント内に入り、空気の循環が生まれます。そのため、テント内の空気がこもらず、夏場でも快適に過ごせます。

━━━ 風に対する考え方で、かなり大きな違いがあるのですね!

武山:インナーテントの両サイドの生地は、透けるほど薄く、通気性が非常に高いです。夏場の快適性を意識していることが、ここからも分かりますね。

━━━ 夏場の過ごしやすさを考えると、タフワイドドームの方が優れているということですね!

チェックポイント4. 開放感

武山:開放感にも違いがあります。前述のとおり、アメニティドームは、耐風性を意識して、風の影響を受けにくいように低く作られています。風に強いことは間違いありませんが、成人男性が立ち上がると頭が当たってしまうので、テント内を動いたり、出入りするには若干ストレスがあります。

武山:一方のタフワイドドームは、私が立っても頭の先と天井との距離が10cm程度あります。高さに余裕がある分、テント内で動き回ったり、出入りしたりしても、ストレスがありません。高さ自体は少しの違いですが、感じるストレスはかなり違います。また、高さがあり、出入り口が大きい分、中で過ごしてみると、より開放感があります。子どもたちがテント内でも遊ぶことを考えると、開放感のあるタフワイドドームの方がおすすめです。

━━━ 見た目ではあまり違いがわかりませんが、実際にテントに入ってみると想像以上に開放感に違いがありますね。

武山店長の気になるジャッジは?

━━━ それでは、今まで見てきたポイントを踏まえて、どちらのテントがよりファミリーのキャンプデビューにおすすめなのか、教えてください!

武山:ズバリ、タフワイドドームがおすすめですね!やはり、夏場の快適性や室内での開放感の違いは、バカにできません。キャンプデビューを家族全員が楽しい思い出にするためには、タフワイドドームは最適なテントといえます。

━━━ ありがとうございます!アメニティドームはいかがでしょう?

武山:もちろん、アメニティドームもド定番なだけあって、素晴らしいテントですし、かなり細かい部分まで考え抜かれています。

武山:一番は、やはり耐風性。テントの構造以外にも、例えば、ポールの素材にはジュラルミンを使用しています。高強度の素材なので、強風に煽られても、ポールが折れるという心配はまずありません。

武山:その他、テント内部の四隅は、生地が二重に補強されていたり、天井にはランタンフックが付いていたりと、長く便利に使えるよう、随所に工夫が施されています。夏場は涼しい高所や林間のキャンプ場に行くなど配慮すれば、春先から秋口までの長い期間、快適にキャンプを楽しめるテントです。

━━━ よく分かりました。今回もありがとうございました!

エルブレス名古屋みなと店で選べば間違いなし!

スペック上の違いにとどまらず、ド定番テントの違いを教えてくれた武山店長。キャンプデビューを考えている方は、ぜひテント選びの参考にしてください。また、直接店頭に足を運んで質問するのもおすすめです。武山店長をはじめ、知識豊富なスタッフが、あなたの疑問に応えてくれるはず!次回もお楽しみに!

【基本情報】
名称:エルブレス 名古屋みなと店
住所:愛知県名古屋市港区砂美町1-5
TEL:052-665-2081
営業時間:
[平日] 11:00〜20:00
[土日祝] 10:00〜20:00

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