スマホで紅葉写真を撮ろう!トレッキングしながら撮り方のコツを実践
「今年こそ紅葉を綺麗に撮影したい!」。アウトドアと一緒にせっかくの秋の景色を楽しむなら、色々なバリエーションで彩り豊かに撮影したいもの。今回は紅葉の中でのトレッキングをより満喫するため、スマホで上手に撮るコツや、おすすめの服装を紹介していきます。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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まずは景色から!すぐできるコツを実践
「せっかく紅葉に行ったのに、写真から感動が伝わってこない」「ぼんやりとした紅葉しか撮影できなかった」。肉眼で見た彩り豊かな紅葉が、写真にするといまいちだった経験はないでしょうか。しかし、これらは撮り方の工夫次第で、同じスマートフォンやカメラで劇的に変えられます!
コツは遠近法を意識して撮ること!
まずは紅葉の全景を撮ってみましょう!遠目から景色を撮影すると、上の写真のように主題が何かはっきりとせずに、パッとしない1枚になりがち。ここでおすすめなのが、近くに被写体を置き、遠くの風景をぼかして撮る遠近感を意識した撮影方法です。より季節感を強調でき、趣のある写真が撮れます。スマホでのピントの合わせ方は、画面に映る被写体をタップするだけ♪
このやり方を実践して撮れたイメージがこちらの写真!手前にもみじを置き、奥側に紅葉の風景をぼかしていることで、よく写真雑誌でも掲載されていそうな風情のある写真になります。本格的な一眼レフカメラでなくても、スマートフォンのフォーカス機能で撮影できます!
普段の目線と違った角度から撮ってみる
紅葉の全景を撮った後は、地面に落ちているカラフルな落ち葉に挑戦してみてください。こちらは、より秋の深まるを感じさせることができます。ポイントはただ1つ。しゃがんで下から落ち葉と紅葉の風景を撮ってみることです!
普段の目線と違った角度、高さから撮ってみると、新鮮味を感じる一枚に見えます。この撮り方も、先ほどご紹介した遠近法を使っていて、手前の落ち葉と奥側の紅葉した木々の両方を楽しめる1枚となっています。角度や高さを変えてみるというのは、スマホの写真に限ったことではなく、撮影全体に言えるおすすめポイントです。
次は人と合わせて撮ってみよう
基本的には人物の目にピントを合わせる
カップルや夫婦、友達とトレッキングに行った際は、紅葉をバックにお互いの写真をたくさん撮りたいですよね。この時の撮り方も、遠近感を意識して撮ってみましょう!先ほどはもみじにピントを合わせて撮りましたが、今回は手前の人にピントを合わせてパシャり。背景をぼかすことで紅葉が強調されすぎることなく、人物を幻想的に彩ることができます。
色鮮やかな紅葉の中で人物が浮かび上がり、本格的な一眼レフカメラで撮っているかのような1枚が出来上がります!
紅葉に合う服装にもこだわりたい!
紅葉のトレッキングに着ていく服装ですが、写真に映ることを考えて、鮮やかな紅葉と同系色にならない色を意識して選びましょう。おすすめはネイビーやブラックカラーといったダークトーンのウェア。暖色である紅葉とは色が対になり、人物と紅葉風景の両方が目立つ写真が撮れます!
明るめのカラーを来ていくなら、紅葉色と被らないものがおすすめ。オレンジや赤は、紅葉の景色に埋もれてしまう可能性があるので、注意が必要です!
紅葉+αでの撮影もおすすめ!
次は紅葉+αで写真を撮ってみましょう!+αといってもやり方は無限にあるので、今回は3つに厳選してご紹介します♪
もみじを一枚持ってパシャリ!
まずやってみたいのが、もみじにピントを合わせて紅葉をバックに撮った1枚。散ってしまった葉は、+α小道具の一つとして活用できます。撮り方はこれまでのコツと同様、手前側のもみじにピントを合わせて、紅葉をバックに遠近法で撮りましょう。その他にも、たくさんのもみじをかき集め、空中に放り投げる瞬間を連射してみるなど、やり方はさまざま。自分だけのユニークな見せ方を考えてみると楽しいですよ!
足元だけ写してとってみるのもおしゃれ
地面の紅葉で足元を撮るのも、自分たちの思い出が加えた演出ができます。友達同士のグループで来ているなら、足で輪っかを作るように囲んで撮るなど、こちらもやり方は様々です。またシューズと落ち葉を合わせて撮るなら、色はグレーやブルーなどのダークトーンがおすすめ。ウェアと同様、落ち葉と同系色は避けたいところです。
コツの実践で綺麗な紅葉を!
せっかく紅葉を見に行くなら、紅葉に合う服装をそろえ、綺麗に撮るコツをおさえて行くと、より楽しめること間違いなしです。トレッキングに行く際は、ご紹介した撮り方をぜひ実践してみてください。