春夏秋冬使える「シュマグ」5選を紹介！登山やサバゲーでの活用術

シュマグ(shemagh)とは、イスラム圏の人々が使う布のこと。約1m四方の正方形が一般的で、防寒、日除け、汗を拭くタオルの代わりなどさまざまな場面で活躍します。1つあればいろんな用途に使えるため、アウトドアで携帯するキャンパーも。 綿100％(メーカーによっては化繊の場合あり)なので肌触りも良く、柄や色もさまざまです。アフガンストールとも言われ、ファッションアイテムとしても注目されています。またサバゲー愛好家にはファッションと実用性の両面から知らぬ人は居ないであろうアイテムです。

シュマグは1つあればさまざまな場面で活躍。荷物をできる限り減らしたいアウトドアで愛用されているのも納得です。特に、湿度が低く気温変動が大きい登山では重宝します。シュマグを折りたたんで何層にもすると空気を多く含んで防寒や断熱に効果を発揮。とても使える一枚です。 またサバゲーでもよく使われます。面積の大きい布なので顔を覆うマスクの役割や、汗を吸うタオルの代わり、被弾から肌を守るプロテクターとしても活躍。迷彩柄などサバゲーに適した柄も多く販売されています。バラバラになりがちな小物をまとめる風呂敷の代わりにもなり、工夫次第で万能のアイテムです。

シュマグの巻き方・活用術を紹介します。日差しを守ったり、寒さを凌ぐためにマフラー代わりにしたりと、活用方法はさまざまです！キャンプで快適に過ごせる使い方をチェックしてみましょう。

アフガン巻きは元々イスラム圏の人々がシュマグを日除けにしたり、汗を吸わせるために首に巻いたスタイルです。巻き方は簡単で、正方形の布を三角になるように二つ折り。三角が前に垂れるようにして両端を首の後ろに。端の左右をクロスさせて前に垂らす、もしくは三角の下で結んでできあがりです。 男性なら首にきっちりと巻けばワイルドさを演出できます。サバゲーでも人気のある巻き方です。女性はふんわりとしたシルエットでゆったりと巻けば上品で素敵です。

イスラム教の女性が髪や耳を布で覆うスタイル「ヒジャブ」。宗教の戒律で定められたものですが、日除けやファッションとしても活用できます。実際のヒジャブの巻き方も多様で、大判の布をゆったりと頭からかけて首で留めて頭巾スタイルにしたり、ターバンのようにグルグルと巻いたりもします。夏のアウトドアなどで日差しから頭や首を守る時、帽子ではなくヒジャブスタイルを活用してみるのもおすすめです。

夏場のキャンプは水遊びや汗拭きでタオルが何枚あっても足りない状況。そこでシュマグを活用しましょう。シュマグは綿100％のものがほとんどで、吸水性はかなりのもの。また目が粗く薄いので洗って干せばすぐに乾きます。日除けに頭に被る場合もタオルよりシュマグの方おしゃれですよね。テントのわきに干しておくとフラッグのようでまたまたおしゃれです。

シュマグは薄い布ですが、折りたたんで何層にもすると間に空気を含み、保温効果がアップ。マフラーの代わりとして使えます。通気性も良いので口を覆うようにして巻けばマスクの代わりにも。寒い時期にシュマグが1枚あれば心強いです。

1枚でさまざまな活用ができる「シュマグ」。オシャレアイテムとして、また実用的なマフラー、マスク、タオルとしてぜひ持っておきたいです。お気に入りを着けて街へ、アウトドアへと繰り出しましょう。