海を制する者は、夏を制する!はじめてのビーチキャンプ入門♪
梅雨もラストスパート!これからやっと夏本場です!さて、これからどこへキャンプに行きますか?ここはやはり、夏らしいキャンプとアクティビティを楽しみたいところ…!今こそ始めるべき、ビーチサイドキャンプについてご紹介します♪
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
ビーチキャンプのいいところって?
キャンプ「プラスα」の幅が広い!
出典:interstid / ゲッティイメージズ
普通のキャンプも楽しいですが、ファミリーキャンプに行くならば、お子さんを飽きさせない夏のアクティビティや、自然体験をさせてあげたいですよね。そんな時に、ビーチサイドキャンプはピッタリ!でも、ビーチキャンプって普通のキャンプとはどう違うの?必要なものや注意点などはあるの?と心配な部分もありますよね…。
そんなときは、経験豊富なアウトドアショップのスタッフさんにアドバイスをもらっちゃいましょう!
今回はヴィクトリア本店にやってまいりました!
なぜ多くのアウトドア取扱店がある中、ヴィクトリア本店にやってきたか…。それは、単純明快!天井が高く、たくさんのテントが張られ、実際の大きさや、中の雰囲気などもバッチリチェックできるためです!初心者用からオールラウンドになんでも揃うヴィクトリアに突撃します!
1階、2階ともテントが張られ、広々と開放的な空間になっています。ファミリーでも来やすく、ベビーカーもスイスイ通れちゃいますね♪そして本店では、他のヴィクトリア店には置かれていないSUPも販売しています!始めやすいと噂のSUPから夏のアクティビティについて色々教えて頂きましょう!
ビーチキャンプの指南役はこの人
そしてもう一つ、ヴィクトリアの魅力と言えばスタッフさんです。前回に続き、SUPやスノーボードなどアクティビティに精通するマンザーノさんに、ビーチサイドキャンプや遊び方についても教えていただきます!
通常のキャンプとビーチキャンプの違いは?
ポイント①天候と設営に要注意!
出典:WhitcombeRD / ゲッティイメージズ
マンザーノ:通常のキャンプとの違いは、風と土壌と日差し。設営時の1番のポイントは、風に飛ばされないようにすることです。昼は海側から、夜は山側から風が吹くことが多いので、風向きを考慮してテントの入り口を決めましょう。そして、何より大切なのが、ガイロープをしっかり張って、ペグダウンをすることです!早速ペグについて詳しくご説明しますね。
【ビーチキャンプに向いているペグとは】
マンザーノ:サラサラの砂浜にテントを建てるため、長めのペグか面積が広めのタイプを使います。30cmあって幅があれば、砂でもしっかり刺さります。プラスチックのサンドペグでももちろんOKですが、金属の長いペグの方が汎用性が高くて個人的にはおすすめです。ペグが抜けないように上から砂をかぶせたり、重りをつけたり、併用するとさらにテントが飛ばされにくくなるので、安心ですよ!
【テントタイプを吟味する】
マンザーノ:風の強いビーチキャンプにおすすめのテントは、背が低いものや、トンネルタイプのもの。背が低いと風の抵抗に強く、飛ばされにくくなります。そして、トンネルタイプなどメッシュ、ベンチレーションで風通しをよくするタイプも有効です。また、オートキャンプのように車を横づけできない場合もあるので、軽量のものを選ぶと持ち運びに便利ですね。
マンザーノ:店内レイアウトなので、ポールで入り口を持ち上げていますが、ビーチキャンプでは強風でこの形状だと吹き上げられたり、ポールが曲がってしまったりするので注意しましょう。また、なるべくインナーテントがあって、フライシートが付いており、素材はUVカットや遮光性の高いもを選ぶとより快適に過ごせます。
【タープを張るのが困難でも日差しをブロックするには】
マンザーノ:タープは風がなければ建てられますが、飛ばされやすいのでツールームなどをシェルター的に使う方が◎フレームが付いているため、より安定感があります。昼はインナーのテントを取り外し、一面リビングにできて広々使用できるのも魅力的です。
マンザーノ:快適性を求めるなら、通気性がよく、暗めのコールマンのダークルームなどがいいですね。このダークルームのパーティーシェードなら体感温度が外気温より大分低く、タープがわりになって足もしっかりあるので安心です。グループキャンプでワイワイ楽しめるので、夏のバーベキューにもおすすめですよ。
ビーチキャンプならではのアクティビティも見逃せない!
ビーチキャンプのおすすめな遊び方
マンザーノ:私もやっているので、やはりSUPが1番のおすすめですね。海辺や湖の近くにはSUPスクールも多くあります。体験会などに参加すれば、乗り方、落ちた時の登り方を教えてくれるので、初心者でもすぐできますよ。登り方を間違えるとクルンとひっくり返っちゃうのでしっかり教えてもらいましょう。
基本的にSUPは1人用ですが、耐荷重と、浮力を確認して、問題なければお子さんと乗ることも可能です。立っている最中は、常にバランスをとるため体幹が鍛えられます。体験された方はガクガクして帰って来られます(笑)。大抵2時間で限界という方が多いですね。湖畔一周なら1時間半程度の時間がかかりますが、いつもとは違う風景を見れて楽しめるはずです!
マンザーノ:そしてもう一つのおすすめはこちらの「アイディールサーフ BODY BOARD(2人乗り用)」。ボディーボードのように、お子さんを覆い被さるようにして親子で波乗りができるボードになっています。波に乗るだけという単純な遊びですが、毎年人気で問い合わせが来るんですよ。他にもビーチでできるアクティビティは多種多様。SUPに乗って釣りや、シュノーケル、砂遊びなど様々あるので、ぜひ試してみてくださいね♪
【基本情報】
価格:5,900円(税抜)
サイズ:109cm×54.5cm×5.5cm
カラー: ネイビー、ライム 、 ピンク
ビーチキャンプでの必需品も要チェック!
マンザーノ:海では通常のキャンプよりもさらに、ダイレクトな日差しと、砂浜の照り返しによって、体温の上昇や体の水分が奪われるため、アイテム選びは重要です!
サンダル
サンダルのおすすめはKEENの「 クリアウォーター サンダル CNX LB」。軽く、ソールがしっかりしているので、岩場や小石、貝など足に怪我する心配も少なく、サンダルは砂が入っても気にならない。そして、かかとをしっかりホールドしているので、アクティブに動くビーチキャンプにもピッタリです。
ウェア
UV、速乾、冷感素材のTシャツや、撥水性・防汚性に優れたパンツなどがおすすめです。日差しが強いときは首の後ろまでガードできるハットなども必須。また、日が落ちて冷えた時用にアウターも準備すると安心です。合わせて、サングラスや日焼け止めも忘れずに。
その他アイテム
食器やカトラリーには風で飛ばされないものを。また、地面が熱いことも考え、折りたためるマットもあると◎アルミシートの面を地面側に向けると軽減できます。また、チェアを用意するなら脚が沈まないものがおすすめ。さらに、クーラー&ジャグなどの水分補給アイテムも準備しておきましょう。
店舗情報
Victoria 本店
住所:東京都千代田区神田小川町3-4 ※免税店
電話:03-3295-2955
営業時間:11:00-20:00(平日・土曜)、10:30-19:30(日曜・祝日 )
アクセス:
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」
都営新宿線「小川町駅」徒歩5分
JR「御茶ノ水駅」徒歩8分
まとめ
いかがでしたか?初心者でも少しのことに注意すれば、ビーチキャンプも快適に楽しく過ごすことができますよ。ぜひ、今しか味わえないビーチアクティビティと夏のキャンプを楽しんでくださいね。困ったこと・聞きたいことがあれば、頼りになるヴィクトリアスタッフが力になってくれますよ♪